日本人横綱が高齢者に感動を与えたのは何年ぶりでしょうか?

勇気を与えてもらった春場所

少し前になりますが、大相撲春場所には感動しましたね。左肩に負傷を負った「稀勢の里」が気力の大逆転劇で「新横綱・優勝」を飾りました。私もテレビの前で釘付けになった一人なんですが、本当に素晴らしい優勝だったと思います。

一時の不祥事続きで(人気が落ちて)不入りだったのが、見事なまでの「V字回復」ですよね。苦しい時期に歯を食いしばって、立て直した関係者に拍手です。

また「相撲女子(スー女)」と呼ばれる「女性ファン」を上手く取り込みました。やはり女性を惹きつけると、人気は劇的に上昇するんです。プロ野球の「広島カープ」が好例ですし、もう少し遡れば「競馬」もそうでした。

しかし、中身がペラペラでは長続きせず「一過性のブーム」で終わってしまいます。当たり前の事ですが、魅力ある存在であり続けることなんです。特にスポーツや音楽は「自分自身に投影する」要素があるんです。

本当に、よく「復活」したと思いますし、その復活した人気に重みを加えた存在が「横綱・稀勢の里」と言えるでしょう。数々の挫折を愚直なまでの精神で乗り越え、そして輝かせた姿に「勇気」を与えてもらいました。
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いつの時代も高齢者は好きなんです

私の祖父は、大相撲が好きでしたね。場所中は毎日テレビ前に座って中継を観てましたから。そんな高齢者の方は多いと思いますよ。相撲には「独特の間」がありますし、高齢者の方にも大変観やすい競技と思うんです。

それが時代の流れに関係無く、高齢者の方が愛する「スポーツ」と言えなくもありません。もちろん前出の「相撲女子」がある様に、老若男女関係無く人気があります。

しかし、高齢者にフォーカスしてみると「大相撲」が一番となるでしょうね。また時代のトレンドを追求しない点が、愛されるべき理由だと思うんです。つまり、いつ観ても「自分の時代と変わらない安心感」ですね。それが人気を支えていると言えます。

年々スピード化が進む時代において、高齢者は逆に追い付かなくなるのです。つまり、暮らしていく事に苦痛を感じるわけですね。徐々に高齢者に向けたシフトも施されてますが…

そして、大相撲に目を向けると「日本人力士」が少なくなっている現実です。外国人力士は良い意味では「ハングリー精神」が強いんですが、どこか殺伐とした雰囲気を感じるわけです。

本音として「やるせない気持ち」も抱いてたと思いますし、それがようやく潮目も変わり始めたと言えないでしょうか?
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やっぱり日本人の頑張りです

稀勢の里が今年の初場所で、ようやく「殻を破り」初優勝と横綱昇進を決めました。その前年から「久々の日本人力士の優勝」もあり、少しずつ「本来の大相撲」が戻ってきました。

決して外国人力士を悪く言うつもりはありません。しかし「大相撲だけは特別」なんですよね。今でも「女性が土俵に上がれない世界」ですから、保守的と言えばそうなのかも知れません。

そんな中で、明らかに相撲人気が回復し「日本人力士」が横綱の地位に座り、優勝を飾る。この光景を「大相撲ファン」が待ち望んでいたのです。最後の「君が代斉唱」は本当に感動的でした。

だからこそ、稀勢の里の優勝に「涙する人」が多かったのでしょう。また無骨で昭和の匂いを漂わせる稀勢の里は、昭和生まれにとって「時代を越えた同世代」に感じわけです。

時代を遡るわけではありませんが、少しのきっかけで「元気」を取り戻せたり、より元気になって頂く。こんな幸福感はないですよね。

日本人を励ますのは、日本人が頑張る姿を見せる事なんだと、稀勢の里の優勝を目の当たりにして強く思いました。高齢化社会において「大相撲の存在」は決して小さくはないのです。


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