広汎性発達障害と診断された場合の原因と治療法を考えると?

育て方が原因ではありません

「発達障害」は大きく「3グループ」に分けられる事を書きました。そして、大別されたグループのでも特徴がそれぞれ別れているのです。

 

 

つまり「人の性格」と同じですよね。

 

 

「あいつはシャイな性格だ」

 

 

そういう評判を受けてる人がいるとします。

 

しかし、ずっとシャイ(内向的)な方もいれば異性の前だけシャイな人、家族の中では陽気な人とか「一括り」には出来ません。

 

まさに「発達障害」も同じ事が言えるのです。

 

①自閉症スペクトラム(ASD)

②注意欠陥多動性障害(ADHD)

③学習障害(LD)

 

あくまで、これは学校のクラス分けの様な感覚で捉えられた方がいいと思います。

 

その中でも今回「フォーカス」したいのは、①に該当する「広汎性発達障害」なんです。

 

「広汎性」と付く様に、定義も広い上に最も掴み辛い「発達障害」かも知れません。

 

また「知的障害」が見られない「高機能」のケースがありますから、周囲も気付くのが遅れたり「性格面だけの異常」と親が勘違いするのも特徴ですね。

 

 

「私の育て方に問題が…」

 

 

トラウマに囚われるお母さんも多いのが、このグループだと思うんです。

 

 

しかし「全く育て方とは関係ありません」

 

 

それよりも、我が子が「広汎性発達障害」と診断された時…

 

 

「どうやって、これから向き合っていくか?」

 

 

そこに着手する方が重要だと思うのです。
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「視覚」で理解を求めましょう

「アスペルガー症候群」とよく似ているので勘違いされる方もいますが、高知能でコミュニケーションが困難なケースが多い(アスペルガーとは)というレベルではないのです。

 

また「耳から理解する(聴覚障害)」が一般より弱いのが特徴です。

 

 

これは生まれて、2歳を過ぎても話が出来ない事と関係しています。

 

つまり、話してる言葉から、物事をイメージする能力が一般的に弱いのです。故に「言語」の理解度も劣るのです。

 

それに対し「視覚認知」は抜きん出ていますので、目で「感じる」能力は優れていると言えるでしょう。

 

また特徴の範囲が広く、最も「発達障害」と気付く事が遅れる(放置される)グループと言えます。

 

 

 

「原因」については「遺伝」等諸説ありますが、詳しい事は解明されていません。

 

 

一つ言えるのは「増加傾向」にある事です。

 

前回書きましたが、細かな「気付き」を感じたら、まず市役所(子育て支援課)への相談を受ける様にして下さい。

 

「専門機関」の入園後に「発達検査」を受け、専属の医師が常駐してますので「専門の医療機関」への紹介状を書いてくれます。そこで改めて受診し「正式な診断」が判明します。

 

「広汎性発達障害」と診断されたなら、担当医と今後の(子供への)接し方、弱い点の改善点等を徹底して相談して下さい。

 

 

心配な事や不安な点は遠慮なさらずに。

 

 

早めに「診断」を仰ぎ、改善点を「医師、専門機関の職員」と一緒に進めていく事がベストなんです。

 

まず、ウィークポイントになっている点は訓練を受ける事で緩和されます。とくに聴覚認知が弱いので、視覚認知にバランスを置いた方法等を取り入れてくれますので、早めに受ける方が(矯正には)効果がありますよ。

 

生活面においての訓練やアドバイス等、色々なサポートもあります。

 

また、何よりも訓練は早く受けた方がいいのです。

 

 

それは、成長して受ける訓練の時期が遅れる程、矯正する事が困難になってくるからなんです。

 

最近、よく耳にする「大人の発達障害」はこの「広汎性発達障害」における適切な訓練や矯正を(気付かずに)放置された事に起因します。

 

 

出来るだけ早めに訓練を。


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問題はコミュニケーション

広汎性発達障害だけでなく、発達障害において最も懸念される問題があります。

 

 

それは「コミュニケーション」の難しさです。

 

 

「コミュニケーション障害」と呼ばれるぐらい、対人関係において困難を極めるのが特徴であり課題と言えます。

 

・相手の話を聞かない。

・自分の話ばかりをする。

・注意や指摘を極端に嫌う。

・人と交わることを嫌う。

・社交的になれない。

・上手く自分の気持ちを伝えられない。

・言葉の誤解を生む。

 

この様な特徴は、簡単に改善される事も難しい上にトラブルも多いのが現状です。

 

それ故に「奇天烈」に見られ、孤立するというケースに走ります。

 

 

つまり「自閉症=引きこもり」という誤った先入観を生んでいるのです。

 

また「職場や学校」においてもトラブルや孤立、酷い場合は苛めが原因で「鬱病」を発症する事も珍しくありません。

 

「社会の理解」が大前提言えますが、まずは「コミュニケーション」を円滑に続けるべき訓練と指導が重要なんです。

 

そして「広汎性発達障害」の特徴として「予測過敏」な面があります。これは「次に何が起こるか?」という「予測行動」が自分で十分に読めないからです。

従って、周囲に理解があれば「予測行動」を知らせてあげる方法もありますし、家族側も「メモ書き」を予め渡してスケジュールを理解させておけば「安心出来る」メリットがあります。

 

 

確かに、家族はもとより「本人」が最も苦しんでるわけです。

 

 

根気必要な作業ですが、周囲のサポートを上手く利用してポジティブに進んでいきましょう。

 

 

決して悲観的にならずに。
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