
便利なツールの欠点
時代はますます便利になって来てますよね。一昔前なら考えられなかった事が、ドンドン実現しています。確かに、この便利さは有難い反面「手放しで喜べない」面もあるのです。
高齢化社会にとってハードルが高い。
これに尽きますよ。
便利さを増す最大の理由は「ITの進歩」に他なりません。しかし、使いこなさなければ「無用の長物」になりますし、現実に「昭和一桁~戦前生まれの方」が受け入れるにも問題があります。それどころか私達の中間世代でも「半数以上」は使いこなし切れてないのです。
そうは言っても、これからの時代は「IT抜き」には考えられません。このブログにしろ、ITの一端を担って発信してるわけですからね。
「ITアレルギー」とばかりに逃げていても、この先の社会では困るだけなんです。
しかし、この「IT全盛」にあって最も厄介な存在がありますよね。これで難儀な思いをされた方は、たくさん居ると思いますよ。
「IDナンバーとパスワード」です。
これに何度泣かされた事か?
言ってみれば「セキュリティ確保」の為に存在する「ロック」ですが、つい度忘れして右往左往した経験をお持ちの方も多いでしょう。
これが今の「IT全盛」における最大の欠点だと思います。
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IT全盛社会に溶け込む為に
①メモやノートを横に置く
これは必須です。前述の「IDナンバー、パスワード」という類は一つではありませんよね。銀行のキャッシュカードみたいに「4桁統一使い回し」で済みません。
あらゆる種類のカードやシステムに加入すれば、必ず「ID、パスワード」を設定します。
そして一度忘れると「また再取得」しないといけませんから、手間がかかる上に「新旧のIDパスワード」が入り混じる事態になるのです。
シンプルですが、それを避ける為に「一覧表」に作成をお勧めします。
アナログ的になりますが、人間の頭に中は「IT化」されてません。保管等に気を付ける必要がありますが、対応するには「メモ、ノート」が必需品ですよ。
②必要最小限以外に利用しない。
大切なのは、自分にとって必要な物だけ利用すればいいのです。基本の方法さえ覚えていれば、後は(やり方も)使い回しで対応出来ますよ。
「これは何だろう?」と疑問に思う操作には…
決して手を出さないで下さい。
保管すべき「大切なデータ」が無意識のうちに消えてしまう恐れがあります。
あくまで「ITとの付き合い」はシンプルに。
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「ITとアナログ」を融合しましょう
何でも「データ」を取り込み、それを引き出すのは「ID、パスワード」を入れるだけ。
或いは「指紋認証」や「カードをセンサーに通す」作業で全てが分かる社会です。
便利さや不便さという問題を抜きにしても、確実に私達の「考える機能」は止められたままにされているのです。
今や「自分の電話番号」すら覚えていない人が当たり前の様に存在する時代です。しかし、これは確実に「認知機能の退化」と言えませんか?
ITに頼りっ放しの状態を続けていくと、脳の機能は確実に衰えて進行すると思います。
それは「認知症」の人口を増やす事に繋がりません。またIT化が複雑になればなる程、今のうちから予防に努めて欲しいわけです。
衰える前に「アナログ脳」を鍛えましょう。
基本的に人間の頭の中は「アナログ」ですから、いくらIT化が進んでも「視点」は変わらないんです。
従って、前述の意見と被りますが…
「書いて覚える」動作を使って下さい。
書きながら覚える。或いは吸収する事が、認知において極めて有効な方法と言えます。
人間の認知機能には、目から入る「視覚認知」と耳から入る「聴覚認知」がありますが、より深く認知出来るのは前者なんですよ。
「百聞は一見に如かず」と言いますからね。
IT化の便利さに「丸投げの姿勢」を続けても「難しいから」と避けたところで、何の得策にもならないと思います。
上手く「アナログ脳」を融合させて、これからも発展するIT社会に適応する様勤めていきましょう。
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