独身中高年には恋愛の「落とし穴」が潜んでいるという実態

寂しいのは分かりますが

私の父親が「彼女」と呼べる存在と「いいお付き合い」をさせてもらってます。これは良き飲み友達の延長で、結婚というレベルにまで引き上げるつもりは無いんです。はっきり言って歳も歳なんで。

恋愛に年齢は関係ありませんからね。私は賛成なんですよ。お互いの「パートナー」が存在するということは、寂しさを解消するだけでなく(頼れる)安心感を齎します。

父親の様に「酒を酌み交わす関係」でも、人生にポジティヴな変化が生まれるわけです。それが「気持ちの面」で計り知れない効能があります。特に中高年になると「最初のパートナーとの別れ」を経験してる方が好なくありません。

そこに中高年恋愛を推奨する理由があるのです。やはり寂しく人生を過ごす事は辛いと思いますし、共有出来るパートナーの存在は心強いんです。

しかし、父親を見て感じるのは「一定の温度で距離を取り、決して密接し過ぎない」という事ですね。とくに「人生の酸いも甘いも」を経験してきた二人の中において「距離感」は大切なことなんです。
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知り合いの知人の悲劇①

私の知り合いの知人でAサンという50代の女性がいます。このAサンは未婚で、一人暮らしをされているんです。

Aサンはご両親も、お姉さんも既に亡くなられて身内とも疎遠になってるそうです。つまり実質一人の状態で、気の毒と言えば気の毒な方なんですね。

職場でも、色々トラブルに巻き込まれたりAサンには「常に何かしらの災難」が発生するんです。こういう方は稀にいらっしゃいますが、Aサンは典型的とも言えます。

子供は無理でも「このまま一人の人生は寂しい」とよく溢してたそうです。今は「未婚・バツイチ」を含めて独身男性は多いですからね。誰かいい人が居れば紹介しようと話も上がっていたそうですよ。

そんな矢先「Aサンに彼氏が出来た」と聞いたんです。相手は「バツ2」で年齢も一回り上らしいんですが、Aサンの抱えてた「職場トラブル」にも相談に乗ってくれたりと。Aサンには良き相談相手であり、何よりも寂しさを解消してくれる存在とも言えました。

しかし周囲は「バツ2でもあるし、外で会う程度がいいよ」とアドバイスをしていたそうです。結婚とか同居はまだ様子を見てからの方がいいと…
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知り合いの知人の悲劇②

そんなAサンが、同居を始めた知人伝に聞いたんです。しかも「一軒家購入」で、相手は年齢的にローンの審査が通らない為、Aサン名義で「25年ローンを組まされた」そうです。

つまり、無理矢理「家を買わされた」わけですね。Aサンは70代半ばまで家ローンを払わなくてはいけなくなりました。更にトラブルに巻き込まれていた職場からも解雇されたのです。

無職になり「新居購入費用」として、相手男性は「前払金」で100万円を出したそうです。そして残りをAサンが25年かけて払い続けるのですが、家を購入した途端に(相手男性の)態度が豹変したのです。

まず「Aサンの家」にも拘らず「自分の家」気取りです。確かに100万円払ってますが、名義はAサンですからね。しかも購入にあたり、Aサンの「年金保険」を無理矢理解約させ、更に家財道具も捨てる始末。態度は横柄になり、Aサンを「半奴隷扱い」する様になりました。

Aサンは別れたくても「100万円」を盾に脅され、家も出れません。もちろん「自分の家」ですしね。また帰る家もありませんし、収入も無し。

Aサンは「完全に鎖に繋がれた状態」にされてしまったんです。

ストレスは溜まる一方で、毎日が「地獄」と化してしまいました。しかも「交際2ヶ月」でこの状況なんですよ。父親の三回忌に出席したいと申し出た「姪」に対しても(相手男性の横槍で)断り、逆に(姪から)恨みも買って絶縁されたそうです。周囲のアドバイスに耳を傾けていれば、こんな事態に陥る事も無かったのに…

中高年の恋愛や結婚には、私も賛成です。しかしくれぐれも落とし穴だけには注意して下さい。中高年が故の罠は確実に潜んでますから、周囲のアドバイスには耳を傾けて下さいね。
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