高齢者ドライバーに提言

止まらぬ被害拡大

年が明けても「高齢者ドライバー」による交通事故は減りません。痛ましい事故が起こった時は「大きく報道」しますが、実際は頻繁に発生してるわけです。

本来なら「免許証返納」を励行すべきですし、現実に事故は多発しています。何度か当ブログでも触れてきましたが、この問題は一早く取り組んで欲しいと思いますね。

「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」と決まったフレーズの様に聴きます。しかし、私も運転しますが(普通は)有り得ないですよ。

オートマ車を運転する際には、右足を(ブレーキかアクセルの)いずれかに置きますよね。改めて感じましたが、いくら慌てる場面があろうと普通は間違えを起こす事は無いんです。

単純なミスで済まされない「事故」が今後も増えるなら、私達もかなり警戒しないと巻き込まれないとは限らないのです。
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技能テスト実施をする必要

高齢者ドライバーの「免許証返納」は重要ですが、それだけで効果は得られないと思います。

何故なら、運転を職業にしている高齢者は多いんです。まず「タクシー運転手」ですね。本当高齢者の方が多いですよ。それに宅配便等の運送業も挙げられます。

私の職場へ納品に「78歳」と「80歳」の業者の方がいます。小さい下請け会社の「アルバイト」だそうですが、驚きましたよ。その他地方へ行けば「軽トラック」を運転されてる高齢者も見かけますしね。

従って「誰も彼も返納」は荒っぽい意見と思うんですよ。頑張って働いてる方にとって「必要な物」ですから、ある一定の基準を設ける方が賢明ではないかと思います。

つまり「技能テスト」を強制的に受けてもらう「システム」を作るのはどうでしょうか?

些か「強制的」と入れるのは語弊がありますが、ブレーキとアクセルを踏み間違える(レベルの)高齢者も運転しているのです。

そういう現実を受け入れた上で、返納する意思が無い「高齢者ドライバー」を対象に実施する。言葉は悪いですが「篩にかける」わけですね。それで「基準を満たさない方」は返納するなり、次回の「技能テストまで免停扱い」とするのです。

厳しい意見ですが、実際「篩にかける必要な」高齢者ドライバーは多いんですよ。あくまで「車を運転する資格を有する者」の為に(免許証は)存在するのですからね。
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車も「高齢者仕様」にする時代?

高齢者ドライバーに対する「ソフト面」での意見を書いてきましたが、一概に「高齢者は運転するな」という考えは全くもって反対です。タクシーの運転手サンなど、高齢者の方は親切ですし運転も「プロ」ですから上手ですよ。また相変わらず「若い連中」はスピードを出して走ってますし、最近では女性ドライバーが平気で車中から(煙草の)吸殻を捨ててる光景を目にします。

つまり、高齢者ドライバーだけが悪いわけではないのです。

ただし、事故のリスクを減らす為には「制限を設ける」必要性があるんですね。あくまで「免許証を再交付」しない事も一因としてありますが、高齢者向けの車もメーカーは製造出来ると思います。

「障害者仕様」の車がある様に「高齢者仕様の運転リスクを軽減した車」は十分製造出来るはずですよ。まず、よくある「ブレーキとアクセル」の踏み間違いを回避する操作機能とか、運転における各種装置の簡素化などですね。

例えば「スマートフォン」や「ガラケー」といった通信機器でも「高齢者向け」が存在するのですから、車に至っても全く問題ないと思いますよ。

まず「慌てて誤作動しない」為に、分かりやすく(ブレーキとアクセルの)配置箇所を変えてみるとか、その他前進と後進を間違えても事故に繋がらない様にスピード制限をする等ですね。徹底的に安全へ拘った車なら(事故)大幅減少も可能でしょう。

それに若い世代の「車離れ」が進んでますから、メーカーも人口比率の多い高齢者を(販売の)ターゲットにしたいはずなんです。よって高齢者仕様の車を開発、販売化するのは来たるべき「ウィンウィン」の状況になっていくと思うのです。

何か「事故」が発生するとマスコミを中心に「叩く傾向」がありますが、そうではなく「建設的な意見」も大いに取り入れてポジティブな解決策を模索すべきと感じた次第です。
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