親の面倒誰が看る?兄弟で揉めない為に行う最低限の約束事

何が起こるか分かりません

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結婚して家庭を持ち、子供を育てる。一般的な構図と言えます。幼い我が子が「小学校」に入学したと思ったら卒業ですよ。それから「中学、高校」と駆け上がって行きます。

 

 

 

 

 

 

 

そんな家庭の日常に追われてると、ある日急に姉から「一本の電話」が入るわけです。

 

 

 

 

 

 

 

「親の面倒看て欲しい」

 

 

 

 

 

 

 

実家で一人暮らしの親が弱って生活していけない。施設に預ける程でもないし、それなら子供が面倒を看るのが筋。

 

 

 

 

 

 

 

確かにその通りなんですが…

 

 

 

 

 

 

急に言われても戸惑いませんか?

 

 

 

 

 

 

 

「こちらには、こちらの生活がある」わけですし、広い一軒家なら兎も角「狭い賃貸マンション」で親子3人がつましく暮らしてるわけです。

 

 

 

 

 

 

姉も嫁いでますし、一人暮らしの親が「宙ぶらりん」になってしまう事は避けたい。

 

 

 

 

 

 

だから「面倒をよろしく」

 

 

 

 

 

 

この「シチュエーション」多くないですか?

 

 

 

 

 

 

しかし、今後益々増えると思いますよ。また急な話に戸惑わない様に「対策」を考えておかないといけないでしょうね。

 

 

 

 

 

 

そして最も気を付けないといけない事…

 

 

 

 

 

 

親の面倒を巡って、兄弟間が対立し「絶縁」になるケースです。

 

 

 

 

 

 

難しい問題ではあるのですが、避けて通るわけにはいきません。ここは、ドタバタと慌てない様に今から考えていきましょう。

親が元気なうちに

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「有事」に備えておく事は?

 

・兄弟間でミーティングを。

 

いくら自分の親と言えども「急に面倒」等は見れません。それこそ「押し付け合い」になり、険悪な状況を生み出すだけなんです。

 

 

 

 

 

 

「今は元気だから大丈夫」でも、明日どうなるか分からないのが「高齢者」です。従って「今日よりも明日」を考える様にして下さい

 

 

 

ミーティングで決めておくこと

 

要介護・要支援の介護サービスを受けている場合はヘルパーを交えての意見交換をする(受けていない場合は、直ぐに市役所の介護保険課にて必要な手続きを済ませておく)

在宅は可能だが、外出(病院等)が心許無い場合は付き添う方を確認。

在宅が不可になった場合、引き取ることが出来るか確認。

施設への入所が必要になった際の取り決めを確認しておく。

突然(親が)亡くなるケースも想定して、予め「遺言状」を作成してもらっておく。

親の財務状況を確認しておく。

その他、兄弟間での役割分担を決めて確認しておく。

 

他にも細かく分けると多いのですが、お互いの状況を考慮した上で「分担」する事が基本と言えます。

 

 

 

 

これも話し合いによりますが、亡くなった場合の財産分与は「面倒を看た方」が多く入る形に考慮する方がいいと思いますね。それだけの負担をかけたわけですから「配慮」も必要です。

 

 

 

 

 

 

また、こういうケースは色んなシチュエーションがあり「決定的な解答」は存在しないのです。例えば「独身者急増」の状況ですから、結婚してない方が「面倒を看る」という図式になりがちですよね。

 

 

 

 

 

 

確かに「独身者」が、時間もあって「面倒役」に向いてると思いがちです。それでも一方的な押し付けはしない様にして下さい。そして、独身の兄弟が看る事になっても決して「丸投げ」せず「バックアップ」する姿勢は崩さない様にして下さい。

 

 

 

 

 

 

親の面倒を看る事は「ストレス」の溜まる事なんです。病院へも頻繁に出向く事になります。精神的にも疲れますし、突発的な出来事が連発するんです。

 

 

 

 

 

 

少しでも「ストレス」を減らす唯一の方法は「親が元気なうちに」やるべき事を済ませるしかないのです。

先立つ物はやっぱり…

 

親の面倒には何が必要?

 

やっぱり「お金」になります。

 

例えば、広い一軒家に「一人暮らし」されてるケースは稀だと思います。今回は賃貸マンション等で細々と暮らしてるという前提ですからね。

 

 

 

 

 

結局「引き取る」「施設に入ってもらう」の二択に成らざるを得ません。

 

 

 

 

 

 

また「一人暮らし」でも「認知症の兆候」が出てこないとも限りませんので、早めに手を打っておく事をお勧めします。

 

 

 

 

 

 

「年金生活」を送っているので「無収入」ではないですが、親の面倒を看る事に決まれば「新たな問題」も発生すると思われますし、簡単に結論付けない事です。

 

 

 

 

 

 

お金の問題」に関しては、親立合いの下で誰が管理するかを決めておくといいでしょう。

 

 

 

 

 

 

「将来的に施設」という事は、十分に考えなくてはいけませんので、並行して(施設の)リサーチをしておくと(後で)慌てなくて済みますよ。

 

 

 

 

 

 

施設の「入居費用」と親の「財務状況」を計算する事も必須ですね。

 

 

 

 

 

 

あくまで、施設は「最終的な手段」です。出来るだけ身内が面倒を看るという事に理想を置いてますが、実際は「綺麗事」では済みません。

 

 

 

 

 

それ故に「兄弟間」で揉める事が繋がりやすいので「同居⇒施設」若しくは、そのまま「施設直行」という結論に至る可能性もあります。

 

 

 

 

 

 

担当のヘルパーや市役所の介護保険課で相談する事も大切ですが、最終的に決めるのは身内ですからね。話し合いは、何度でも行っておいて無駄ではありません。

 

 

 

 

 

また元気なうちに、財務状況以外にも親の生活の事を始め色々把握しておきましょう。例えば「仲の良い友人、知人」の連載先は押さえておきたいところです。

 

 

 

 

 

 

案外「身内の知らない大切な事」を友人が知ってるケースも多々あります。

 

 

 

 

 

 

まだまだ、この問題は複雑ですし、簡単に結論は出ません。

 

 

 

 

 

 

しかし「親の事で兄弟間が絶縁」という最悪なケースだけは避けていきましょう。

 

 

 

 

 

 

もし「自分の子供」が同じ様に揉めたら、親として心が痛いですし、これこそ「親不孝」な事だと思いますよ。

(合わせてお読みください)

IT社会全盛の中、高齢者が抱える問題をクリアする方法は?

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