
簡単に視界へ入れない為に
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子供を持つ親にとって、思春期に入り出すと問題も増えてきます。これは、ある意味で「通過点」ですから致し方無い部分でもあるわけです。
「異性に対する興味」
これは誰しもが芽生える「思春期の特徴」だと思いますし、寧ろ正しい過程と言えますよね。
「声変わり(男の子)」「親への反抗期」と並ぶ特徴ですから、順調に大人への階段を上がっているわけです。小さい頃の記憶がいつまでも残っているのが「親心」ですから、正直複雑な気持ちもあります。
しかし「頼もしさ」も少しずつ感じてきますし、違う意味での嬉しさが湧いてきますよね。
そんな「子供達」も、気を付けないといけない「罠」に興味を持ち始めます。
つまり「アダルト系」なんです。
まず「コンビニ」に入ると、雑誌コーナーの中から飛び込んでくるのが「成人雑誌」ですね。一応(コーナーの)端に区切って、雑誌も紐掛けやビニール包装をしてありますから中身は見えません。
しかし「毒々しい表紙」は丸見えですよ。
また、店内に入らなくても外から(本の表紙が)確認出来るので、言わば誰でも見えるのです。もちろん、子供達は購入出来ませんが…
歪んだ性情報を垂れ流してる事に変わりはないのです。
「成人雑誌」は「酒や煙草」と並んで、未成年には有害な存在です。そして「酒や煙草」が直接口にしない限り(煙草は受動喫煙という問題がありますが)害を及ぼす事はありません。
しかし「成人雑誌」は「見る(視点)」事により、脳内に著しい刺激を与えられる「有害」な要素があるわけです。
これを「コンビニ」という、最も身近な存在と言える場所に(片隅とは言え)設置されてある事が不思議でなりません。
いくら「成人雑誌コーナー」と区分けしたところで、タダの気休めですからね。即時設置撤収するか、深夜の時間帯以外は設置しないというルールを決めるべきでしょう。
まずは「視界から消す」配慮をする必要があるのです。
魔の手は常に増えてます
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「成人雑誌」とは比べ物にならないのが「アダルトサイト」での動画でしょうね。またパソコン等で安易に(サイトへ)入る事が出来ますので「誘惑刺激度」は桁違いと思います。
すっかりパソコンが普及し、情報ツールは誰でも所持する時代になりました。また「SNS」も広がり、より細かく身近に情報が手に入る様になっているのです。
そしてPC以外にも「スマホ」や「タブレット」の様な小型で持ち運べるという「PCコンパクト版」が幅を利かせてきました。
もちろん子供達も使いますし、寧ろ彼等の方が大人以上に使いこなしますからね。それは時代の流れで、ある意味「昭和生まれ」には頼もしいわけですが…
ここに「落とし穴」が潜んでいるのです。
前述の通り「アダルトサイト」は無数に存在しますし、子供達は親の目を盗んでPCを操作したり「自分のスマホやタブレット」を使って「好奇心満載」のサイトへ飛び込んでいくわけです。
そして、強烈な刺激を伴った動画や歪んだ情報を食い入る様に閲覧します。
決して「異性に興味」を抱く事は間違ってはいませんし「自然な流れ」と言えますが、歪んだ情報や過激な映像は「性犯罪の温床」と成り得るのです。
また「悪質なサイト」が多く、法外な課金を請求したり「振り込め詐欺」や「ワンクリック恐喝」という「性を餌にした」金を騙し取る事だけに特化しているものが多いのです。
こういう「悪質サイト」に子供が引っ掛かかった場合、子供も親に言うのを憚るケースが多く自分で解決しようとするわけです。しかし「社会的に未熟」な子供達は、知識はあっても「社会性のトラブル」に巻き込まれると為す術もなく「餌食」に成り易いんです。
確かに「子供達が親に隠れて」しでかした事です。しかし、単に「子供を叱る」のではなく「傷口が大きくならない」うちに素早く対処する事も親の仕事だと思います。
思春期ですから「罠に引っ掛かるな」と言うのも若干無理があったりしますので、まず「如何なる悪質な手口」にも冷静に対処出来る準備を備えておくべきでしょうね。
親子の絆で悪を遠ざける
悪質なアダルトサイトから子供を守ることは可能ですか?
「可能です」
また「可能」にしないといけないですし、親として放置する事は絶対に避けて下さい。
完全に防ぐなら、まず「PC、スマホ、タブレット」類を管理して使わせない事がベターと言えます。しかし「強制的な遮断」は却って反発を生みますし逆効果と思います。
そもそも「PC、スマホ、タブレット」はアダルトサイトの為に存在するツールではありません。日常生活に欠かせない「大切なパートナー」と言えます。
子供達には率先して馴染んで欲しいと思いますし、そうならなければ意味がありませんよね。
決して「悪質なサイト」や「アダルトサイト」によって阻まれるべきではないのです。
では、どうやって子供達を守っていけばいいのか?
ITを健全に使いこなすには?
①悪質サイトの実態教育。
②アダルトサイトのリスク面を分析。
③ブラックリストに掲載されてるサイトの公表及び実態の分析。
④例え悪質でなくても「有料サイト」に加入した際にかかる費用を算出してみる。
⑤アダルトサイトや悪質サイトに極力入り込まない様に「セキュリティ」を徹底する。
上記に挙げましたが、まず頭ごなしに「禁止」するのではなく「何故いけないか?」を根気よく説明する事だと思います。そして様々なリスク面を知る事により「(サイト内に)入っては危ない」と実感させる。
何よりも「自分で地雷(危ないサイト)を分別出来る」意識付けですね。
変に隠したり、ブロック(禁止)するよりも「理屈」で教える方が子供達も納得すると思います。
確かに「思春期」に入ると「異性を意識」しますし「性に関する芽生え」も出てきます。しかし、これは成長における大切な過程でもあるのです。
それ故に「デリケートな時期」と言えますから、悪質な刺激や情報から我が子を守る為に「根気よく」対峙していきましょう。
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