あなたの母校は大丈夫?統廃合で活発化する学校のサバイバルマッチ!

生き残れない学校が増えています

スポンサーリンク

少子化問題が深刻化し、歯止めが効かない状況に有効な策は見出せません。人の生命を簡単に増減出来る術もなく(何よりも倫理的な問題が発生します)残念ながら明るい兆しも見当たらないのが現状です。必然的に子供が減少しているわけですから、若い世代が居なくなり「高齢者で構成された市町村」が拡大しているのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

高齢者が増えているのではなく、ただ「新たな世代が生まれない」だけなので「高齢者増」に映るのです。その実態は、ますます先細っていくだけで言葉は悪いですが「枯れている」と言わざるを得ません。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、子供が減ると「学ぶ場所」も衰退します。要するに生徒が居なくなるわけですから必要無くなるのです。これは「教育の衰退」とリンクしますよね。生徒が激減する一方ですから、教育を受ける場所を残す必要性が無くなるわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これが何を意味するかといえば…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「学ぶ場所の削減」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

幼稚園を含む「義務教育機関(小・中学校)及び高等学校」は、著しい生徒減により削減が始まっているのです。これは決してここ2~3年の話だけではなく、10年以上前から冷酷なほど呆気なく「スクールカッター」は断行されています。生徒がいないわけですから、その維持費や教員確保が困難になりますからね。学校はボランティア機関ではないので、当然減らす方向で進んでいくのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分達が学ぶ為に通った母校も「消されている」可能性があります。それは決してゼロとは言い切れないわけです。寂しい事ですが「少子化の流れ」が続く以上、受け入れざるを得ないのです。少子化が深刻になり、街が寂れて高齢者だらけになり「学校へ通う生徒」が居なくなれば「学校を潰す」しか方法はないのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

主に地方自治体が母体である公立の学校程、議会で決定すればアッサリと潰されます。そこに「思い出」というセンチメンタルな匂いは全く感じられません。一度(潰すと)決定すれば、覆る事など有り得ないので粛々と「スクールカット」は進められます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

都会、地方関係なく「赤字が深刻化」している学校をいつまで放置する余裕はありません。この傾向は現状では歯止めが効かず、進行していくでしょうね。

ヤバいのは「F.G」ランクです。

スポンサーリンク

小中学校の義務教育課程では、以前から「整理を断行」されています。もちろん公立ですが、地方自治体の予算に影響しますから致し方無い部分はあるのです。またここまで少子化が深刻になると考えられなかったので、拡張していた部分もあります。従って(拡張止む無しは)仕方の無いところだったのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず「幼稚園」ですが、公立に関しては存在意義すら揺らいでいます。そして「保育園」との兼ね合いがありますので、入園条件の緩和が図られると殆ど園児が集まらなくなると思われます。幼稚園へ入園させるなら私立に偏るわけですから、公立(幼稚園)はいずれ消される流れで進んでいくでしょうね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小学校に関しても、かつては児童増加に対応すべく「○○小学校」というセントラル小学校からの分校扱いで「○○東小学校」等を設立させていました。しかし、少子化が皮肉にも「セントラル小学校」だけを残す為に「分校を削減」する状況を招いているのが現状なのです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何校かの小学校を集合させて形成している中学校は、下部組織である小学校の調整を進める事で削減も回避出来ます。もちろん全てとは言えませんが、新規に増設された公立中学等は「削減対象」に陥っても不思議ではないでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、高校はシビアですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

受験生激減で定員割れすら珍しくありません。高校野球の予選でも「合併チーム」が出現するぐらいですし、私立高校が独自の特徴を鮮明に出してる以上「生徒不足」は深刻化していくでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「出身校」という概念は高卒以上が大半なんですよ。大卒の方でも「○○高校出身」というのが必ず出てきますし、学歴では「高卒以上」を見る傾向が現実として存在します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな「出身校が無くなる時代」も現実として進んでいます。もちろん学歴上での抹消はありません。しかし、現実として「母校が存在しない」という虚しさを抱える人は間違いなく増えてくるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その「消されるターゲット」となり得る高校は、俗に言う「Fランク」「Gランク」の低偏差値(40未満)である「教育困難校」に集中するのです。若しくは、それらに準ずるレベルの高校でしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いくら少子化が進んでも「Sランク」「Aランク」の進学校には生徒が集まります。寧ろ少子化だからこそ「チャンス」とばかりに受験生が殺到するのです。その煽りは底辺のレベルか、準ずる中途半端な高校に押し寄せるわけです。もともと「しっかりと学ぶ姿勢」を持たない生徒が集まる高校を自治体は残そうとはしません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

想像以上に深刻化する少子化です。卒業すれば関係無いとは言え、自分の「母校が無くなる」事が気持ちいいですか?ある意味「青春時代を抹消される」に等しいわけですから、卒業された方はともかく「これから高校へ入る」世代を抱えてる親御さんは心配になって当然と言えるのです。これは決して他人事ではありませんよね。

消されない母校はどうして選ぶ?

「合併」という表現で「廃校」に追い込まれる高校が今後ますます続いていくでしょう。地方だけでなく、人口の多い自治体でも例外ではありません。更に大学の増加に伴い「短大」の存在意義も薄れています。進学の最終目的は「仕事に就く」為に繋がる事です。従って問題無く「進路」を歩めればそれでいいのですが、果たして満足と言えるでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現実に「廃校」が決まってる高校の「最後の卒業生」を見た事があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寂しい後ろ姿でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

進路に問題がなくとも、青春の1ページを寂しく消されないように対策を練る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これも「少子化時代」における重要な課題と言えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうならない為に…..

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

消えない母校を選ぶには

低偏差値校(教育困難校)の受験を避ける。

偏差値ランク(S~G)の「D」「E」レベル(偏差値45あたり)までの受験を目安にする。

商業系や工業系の実業科高校は「就職状況」を十分に確認しておく。

目指す高校の過去の受験状況(3~5年分)を調べて、著しい定員割れが起こってないかチェックする。

短大への進学は進路指導の教員に相談をし、上記③④同様に就職状況や定員割れのチェックをする。

受験にあたり、本当に自分の進路に貢献出来る存在であるかどうか?じっくりと検討して判断をする。

外国人の占める割合の多い学校は「水増し」の恐れがあるので注意する。

 

 

 

 

母校選びのコツというのはありません。現在の社会状況を考えると、いつどの様な形で「消える」かも知れないのが現実です。しかし、ザクッとですが上記に列挙したポイントを参考にされてみてはどうかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

単純に「消えない母校」を選ぶには「頑張って勉強する」のが近道のようですね。少しでも選択肢を広げて自分の進路を有利にする為には「潰れなさそうな」学校選びも重要になってくる事を肝に銘じましょう。

 

(合わせてお読みください)

2018年問題はチャンス到来?ライバル減で受験戦争の勝ち組へ準備しておく事
スポンサーリンク


コメントを残す