ブラック部活動は続けるべき?社会人生活で見える貢献度は?

ブラック企業ではありませんが

深夜まで続く部活は存在します

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「ブラック企業」に関しては、ここでも触れてきましたし「問題点」も書いてきました。常識外の長時間労働を課す事が、その名の所以ですよね。

 

 

 

 

 

 

しかし「ブラック部活動」という言葉まで存在するとは知りませんでした。

 

 

 

 

 

 

以前職場に「某野球名門校・野球部出身」の社員が在籍してました。その関係で「名門野球部の実態」はある程度知ってます。

 

 

 

 

 

 

因みに「進学校」としても知られるその学校が、なぜ故に強いのか?

 

 

 

 

 

 

話を聞いて成る程と、思いましたよ。

 

爽やかな舞台裏は…

 

その高校は「甲子園で全国優勝」も果たしており、在籍した社員も「メンバー」だったのです。

 

まず、私立高校は徹底したスカウティング活動で生徒を集めます。それも「中学の野球部」からではなく、所謂「リトルリーグ」「ボーイズリーグ」と言われる少年野球チームに在籍する中学生が対象です。彼らは中学校では「野球部」に在籍してません。あくまで本業は、少年野球チームなんです。

 

 

 

 

 

 

その中の「俊英選手」は、何校からも誘われます。甲子園常連校と呼ばれる高校ですよね。また学校側と少年野球の監督が繋がってるケースもありますし、その「推薦」で進学する事も多いみたいです。

 

 

 

 

 

 

 

スカウトされた高校から「進学先」を1校選んだ時点で「入部確定」です。もちろん「無試験」で且つ「入学金・授業料免除」の特典が付きます。この「進学先」を選ぶ際にも「少年野球の監督と保護者、監督」の間で色々あるとも聞きましたね。

 

 

 

 

 

 

また、学校が「進学校」でも安心です。推薦組だけをまとめたクラスで別授業を受けますから、落ちこぼれる心配もありません。

 

 

 

 

 

 

「野球」が彼らの授業であり、仕事なんですから「深夜」まで白球を追い続ける3年間を送るのです。

ブラック企業よりエグいかも

3年間耐えれますか?

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まず「部活」は正月3が日を除いてビッチリ行われます。

 

スタートは、所謂「朝練」と呼ばれる早朝練習ですね。だいたい6時から開始で、授業の始まる8時半頃まで続くそうです。そして「彼等の授業」「4時限」で終了。昼食を取ったら練習開始です。

 

 

 

 

 

 

練習内容は様々ですが、基本的に「監督から殴られる」事はなかったそうです。もちろん「罵声」は嫌という程浴びたそうですが…

 

 

 

 

 

 

そして延々とハードな練習は続き、終了するのは「夜の10時」だそうです。

 

 

 

 

 

 

そこから「後片付け」等をして、帰り支度を済ませたら駅までダッシュです。何故なら「終電」のケースもあるので、遅れると家に帰れなくなりますからね。

 

 

 

 

 

 

 

これが「クラブ活動」なんですよ。因みに「一般入試」で入学した生徒も入部を許されますが、余りの厳しさに直ぐ辞めるのがオチだそうです。

部内ハラスメントも待ち受けてます

 

部活内は「厳しい上下関係」と「激しい嫉妬心」が渦巻いてます。

 

当然「虐め」日常茶飯事に発生しています。体育会系はとくに「上下関係」が厳しいですが、それとは別に「部内でのレギュラー争い」があるのです。

 

 

 

 

 

 

上級生だから「レギュラー」とは限りません。当然下級生でも実力のある生徒が(レギュラーを)奪い取るわけですからね。

 

 

 

 

 

 

 

そうなると、3年間「ベンチ」にすら入れなかった「補欠以下」の連中に猛烈な嫉妬心が生まれてくるのです。

 

 

 

 

 

 

「上下関係と嫉妬心」「下級生」に向けて来ます。

 

 

 

 

 

 

 

これが「指導」と称しての暴力行為ですね。

 

 

 

 

 

 

はっきり言って「発覚してない高校」でも日常的に起こっているのです。ただし、訴えると被害者側に風当たりが厳しくなったり学校側が揉み消したりで押さえてるのが実情の様です。

 

 

 

 

 

 

 

三が日を除いて、朝早くから深夜まで地獄の様な3年間を送る事になります

 

 

 

 

 

 

 

あなたの息子さんなら耐えられそうですか?

彼らが重宝される理由

やっぱり違いますよ

 

修羅場を潜り抜けた連中は強いんです。

 

まず「勤務態度」がいいですね。キチンと気配りが出来ますし、仕事においてもさりげなく足らない点まで観察してますから好感が持てます。

 

 

 

 

 

 

 

体力もありますから、ハードな業務も問題ありません。また皆が嫌がる事も率先して取り組む姿勢があります。

 

 

 

 

 

 

これは、当然かも知れませんが「高校時代の3年間」に支えられてるからだと思いますね。

 

 

 

 

 

 

 

殆ど理不尽な「ブラック部活動」を耐え抜いた事は相当な自信になってるわけです。これは野球部に限った事でありません。サッカー部でも「全国レベルの高校出身者」を知ってますが、同じく評価は高いんです。

 

 

 

 

 

 

「足が攣っただけで監督に怒られる」

 

 

 

 

 

 

 

そんな名門サッカー部だったそうですから、少々の理不尽な事など「愚痴の対象にすらならない」わけです。

「ブラック部活」は必要悪

 

教育的には「アウトサイダー」でも社会的には必要なシステムと言えますね。

 

高校野球を筆頭に「爽やかなイメージ」で包むから、ギャップが出るのであり「ブラック部活」は必要ですし、少なくとも排除すべき理由は見当たりません。

 

 

 

 

 

精神的にも相当鍛えられてますから、簡単に「鬱状態」になる事も無いですからね。

 

 

 

 

 

 

談になりますが、今ネット上で「阪神タイガースの横田慎太郎選手が精神を病んで入院してる」と騒がれてますが、事の真相はともかく「それは有り得ない」断言します。3年間の修羅場を潜り抜けてプロの門を叩いた選手に「心の病」は考えられません。

※その後、横田選手は脳腫瘍で入院してた事が発表されました。一日も早い回復をお祈りします。

 

 

 

 

 

 

 

つまり、彼らの「3年間」は想像を絶する世界なんですよ。その是非は置いておき、少なくとも社会における貢献は計り知れないという事です。

 

 

 

 

 

 

「ブラック部活」とは、強力な社会人を生み出している事実は確かな様ですね。

(合わせてお読みください)

甲子園のエラーはこうして防げ!元球児に聞く高校野球必勝法

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