
漠然とやっていませんか?
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少子超高齢化社会に突入し、これからは子供の重要性がますますフォーカスされてくると思います。年々減っていく子供の数。それに対比する様に高齢者は「爆発的に」増え続けています。正確には人口が減少してるので増えてはいないのですが、子供や若者が圧倒的に少ないので高齢者ばかりが残った状況なのです。
高齢化は今後進む一方で、劇的に出生率が上昇しない限り「お年寄りの国」が続きます。
ここで「高齢化対策」を書くつもりはありませんが、まず「如何に子供を育てるか?」という命題に取り組まなくてはならないのです。
昔なら「健康で丈夫にすくすく成長してくれたら」というシンプルな願いを生まれた子供に託しました。
もちろん、今もそうですし親ならば当然の事です。
しかし、少子化である現在は「健康」だけではダメなんです。
また絶対的な分母が少ないわけですから、学校にしろ仕事にしろ需要が多いと言えます。それだけに昔の様な「健康」だけで通せる時代ではなく、各自キッチリとしたスキルを身に付け進路に役立てる事をより奨励する方向にシフトしているのです。
もはや「少数精鋭」で国を担っていかないと身動き出来ない状況ですし、それだけ「戦力になれる」環境が整っていると言えるでしょう。
「ピンチはチャンス」と言いますが、今の歪な「超高齢化社会」は若い世代にとって(あらゆる面で)チャンスがゴロゴロ転がってる美味しい状況と言えなくもないのです。
ここをダラダラと過ごし続け「適当に進学」或いは「進学しても中退」というドロップアウト的な進み方をし、結局就職もママならず気が付けば「派遣」に身を寄せてるケースが多いんです。
或いは「将来何をやっていいのか分からない」と、それなりに高校から大学へと進んで一般企業に就職したのはいいけれど…
すぐに辞めて「とりあずフリーター」でズルズルいってしまう。
親は元気だし、食費だけ家に入れて居座り続け「ゲーム三昧」の毎日を過ごす。
「将来の事なんか考えたくない。毎日が楽しかったらそれでいい」
少数派の若者が、こんな調子です。やがて親が年老いた時の事など全く考えず「バイトや派遣」で小遣い稼ぎをするだけ。これでは「将来の高齢者」も気の毒としか言えません。しかし、ある意味「親にも責任」があるわけですから「しっかりと道を踏み外さない進路指南」を率先して取り入れていくべきではないでしょうか?
過保護なぐらいの背景でも
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時代が「昭和から平成」へと変わり、そして「令和」に突入しました。まだ新元号はスタートしたばかりですが、少なくとも「平成の30年」は激変の歴史と言えました。それは「昭和の常識が平成の非常識」に変わるぐらいの転換も珍しくなかったわけですから、今後の変化にも目が離せないと思います。大切なのは「時代の流れに上手く乗る」事です。その為に(流れを)読む力が求められます。
少子化を嘆く前に「少子化をチャンス」と捉えるポジティヴさを持ってみてはどうでしょう?
単純に数字だけで捉えると「競争相手が減少」してる世の中にシフトしているわけです。これはかっての「ベビーブーム世代」には考えられない事ですし、極端な話「楽園」と思えてもおかしくない状況と言えます。
ここで言う「楽園」とは「チャンス」を意味するのです。
しかし、折角この世に生を受けていながら「チャンスを自ら手離す」程、愚かな事は無いと思うのです。
そんな勿体無い人生を我が子に味わせたくないですよね。
ネット社会からSNSも劇的に発展し、情報は以前とは比較にならないレベルと言っていいでしょう。それを存分に利用する事で我が子の指針に役立てる事が出来るのです。
学校においても子供は多方面から情報を吸収してきます。或いは授業やレクレーションで直に体験もしてくるでしょう。そこから「自分なりに特化」させていくジャンルが見つけやすくなりますよね。遊び感覚から入っていく方法もアリです。
「進路の入り口」を見つけたら、そこから英才教育を始めるケースもあります。しかし(個人差にもよりますが)子どもにとって激しいストレスを与える事にも繋がりますので、一歩一歩ステップアップする感じで進めていく方がよりベターと言えるでしょう。
少子化である以上、子供は貴重な宝として捉えています。そして「重要なパイ」ですから、トレンドとして「子供の取り合い」の状況と言えるのです。それは「学校、職場」において顕著に表れてきています。
絶対数が減少してきてる以上、囲い込まなければ「やがて潰れる」事が目に見えているからです。
かってでは考えられないサービスがまかり通ってるのなら、それに乗らない手はありません。積極的に情報をキャッチして我が子に還元していくべきだと思います。一昔前なら「ちょっと過保護過ぎるのでは?」と指摘されそうなぐらい今は甘い状況です。しかし、選択肢への方向が明確に記載されてるのなら無視する必要は全くありません。むしろ大いに活用して進んでいく事こそ「重要な選択」と言えるのです。
進学も資格取得もバックアップ時代
自分の子供の将来を考える時、もちろん子供の意見が最優先です。しかし確固たる意志を早々と持てるケースは稀ですし、誰しもがそうである様に「漠然とした夢」として存在しているケースが殆どなのです。その夢を具体化する為のツールは(昔と違って)遥かに揃っていると思います。
いずれにせよ、子供には学習ですよね。
特別に一流の高校へ進学し、一流の大学へ行くという目標ではありません。自分の将来に備えてスキルを身に付けるにしろ、まずは「今の勉強に集中する」事が何よりも大切なのです。
少しでも成績を上げて「入れる高校の選択肢を広げる」事を目標にすべきですし、今の高校事情から(多様化した)進路選択が可能になっていると思われます。
小学校から中学へ進学すると、大半は公立(の中学校)へ入学します。しかし、今は公立中学も個性を伸ばす教育へシフトしてるので校外学習や課外授業にも特性があります。それに週休二日制にも関わらず授業内容も濃くなってますし、決して安閑とした環境ではありません。少子化が進んでいる分、より(教師生徒間の)密接な授業体制になっています。
とは言え、大半の生徒は遅くても3年生から「塾通い」をする様になります。
確かに子供に塾通いをさせる事は「経済的痛手」を被ります。選択教科数によりますが、一人「3万~4万円」は掛かるでしょう。従って「何が何でも塾通い」と奨励するつもりはありません。
しかし、通わせる事が出来る(経済事情)なら通わせるべきだと思います。
もちろん、受験に特化した専門的な授業内容ですが、他にも理由があるのです。
まず受験に関する各高校の実情が(中学より)詳しいのです。
もっと突き詰めると「裏事情」です。各高校の実態を把握しているので、面談等で質問すると色々と学校では教えてくれない様な詳しい情報を教えてくれますね。
少子化の影響で塾も「生徒の取り合い」ですから「サービスの過当競争」も当たり前になっているのです。従って以前は「入塾テスト」を行ってた塾も、今は普通に入れる所が多く見受けられます。
また「経済的事情で塾は無理」という親御さんにお勧めしたいのは「教育ユーチューバー」です。
「元・塾講師や教師」と言う面々が随時新しい内容を教科別にアップしていますので、是非チェックして子供さんに利用させてみてはいかがでしょうか?
そして高校進学に関しても「授業料無償化」を導入してる自治体もありますし、それを利用できる方なら私学を奨励したいですね。もちろん、その条件に関係無くですが…
私学は「学校経営」の立場ですし、塾と同じく「少子化の影響」を受けています。
その為「生徒」というパイの取り合いですから、私学も独自色を出さないといけないわけです。授業や進路指導においても公立校以上の熱心さで取り組んでる高校が多いと思います。また「コース別」に偏差値が違いますから「基本的に間口が広い」と言えます。
決して大学に進学するだけが全てではありませんが、高校まで色んな選択肢がある上にアドバイスや情報をより具体的に説明する環境が揃っています。以前には存在しなかった特化内容が揃ってますので、是非とも役に立たせてみる機会だと思います。
大切なのは子供の希望を汲み取って、それに沿った情報を取り入れる事です。若しくは子供に気づかせてあげる情報のプレゼンテーションですね。その為には親が常に(子供に)関心を寄せて(情報の)電波を張り巡らせる環境を用意しておきましょう。これからは「利用した者勝ち」の時代です。
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就職するなら先を読め。ブラック企業化や廃れそうな業種を避ける方法はこれ。
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