インスタントは化学の結晶

添加物とコンビニのおにぎり

私のブログは「食の安全」を謳ってます。しかし、簡単に「これは食べて良し(or悪し)」と書きたくないんです。あくまで考察として、一緒に考えていきませんか?というスタンスを取ってますので。基本的に人の身体は一人一人違うわけですから、選択の仕方も違ってきますよね。また「自分の言葉で伝える」事を第一に考えてます。専門的な意見等もコピーみたいに書き連ねるつもりはないんですよ。従って「稚拙な言葉」で説明する事も多いですが、同じ目線で「共有」して頂けたら幸いです。

では、本題に入りたいと思います。化学が浸透した現在の食生活は「低コスト」「長期保存」という課題をクリアにしました。そして「テイスト」も上がり「手軽さ(手間いらず)」も要素に加わり、更に「大量生産」も可能にしたのです。これで「食生活に化学は嫌だ」と逃げる事は不可能でしょう。

もう一度整理しますと「価格、保存、味、簡潔、生産力」という事なんですが、中でも「保存」が大きいんじゃないでしょうか?

私は「コンビニのおにぎり」をよく買ってました。あの「三角形のおにぎり」ですよね。種類も豊富で味も悪くありませんよ。価格も安いですからね。しかし、材料表示を見たら(鮭にぎりで)「米・海苔・鮭・塩」以外に聞き覚えの無い名称が記入されているのです。

これが「保存する為の化学」なんですよ。

賞味期限はありますし、早く食べるに越したことはありません。しかし「添加物」がしっかりと加えられているのです。この表示で何となく複雑な思いになりました。

確かに美味しいんですけどね。手作りの「手の味」じゃないんですが、深みを感じないんです。
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カビの生えないパン

毎朝、私は「コーヒー&トースト&バナナ」の朝食を取ってます。もう何年も朝食はこのスタイルで「食パン」もいろんな種類を食べましたよ。ベーカリーからスーパーで売ってる市販のパンまで様々です。それなりに工夫して美味しく頂いてますが、意外な事実を発見しました。

一週間くらい常温で保存しても、雨が多く湿気が充満する梅雨時期でも、

「カビが生えない」んですよ。

しかも、市販の安いパンほど「添加物が多い」更に(食パンによって)表示されてる「添加物が違う」のです。さすがにベーカリーの店で買ったパンには(添加物表示が)ありませんでしたが。

頭では理解しても、パンには化学が「てんこ盛り」なんですよ。ちなみに某パンメーカーの社長はキッパリと「うちの(会社の)パンは添加物だらけ」と認めたらしいですから。それでも「テイスト」はかなり向上して、食パンに至っては焼き方次第で(ベーカリーと)遜色なかったりするんですよ。

「化学のパン」これが嫌ならベーカリーで買うか、ホームベーカリーを購入して自分で作るかですね。しかし、最近はベーカリーのパンも添加物が入ってるケースがありますよ。

もちろん「無害」である事を信じてますが、材料表示をみるとねぇ…
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「名店の味」信じますか?

私の職場近くに、カレーの美味しい店があったんです。食べたことはありませんが、遠方からも(食べに)来る人がいましたからね。結局、店主が店を閉めて今はありませんが、当時こんな話があったそうです。

「あなたの店のカレーをレトルトにして販売しませんか?」

つまり、店の名前を出した商品化です。こういう「有名店コラボ」の商品はよく見かけますよね。レトルトカレーに、他はカップ麺や生麺タイプの袋入りタイプ、冷凍食品でもあります。

この店主は予算の関係でレトルト商品化を断念したのですが、少しだけ「裏事情」を聞いたところ(レトルトカレーは)オリジナルの(店の商品の)味に似たような全くの別物らしいんです。

要するに、オリジナルの味と「似た味」を違う材料を使って似せてるだけなんです。早い話が「コピー」ですね。店のレシピ通りには作りません。そこは「大量生産」しますし、レトルトですから「保存」しないといけません。さらに店主のレシピ通りに作るとなればコスト高になりますし、膨大な手間もかかるのです。

従って「化学導入」で大量に「コピー」を作るわけですよ。カレー粉は入っているでしょうが、相当な「添加物」「化学調味料」が入れられ、さらに「食塩(海水ではなく塩化ナトリウム)」も大量に入ってると聞きました。

あくまで「聞いた話」ということにさせて頂きますが、巷で出回ってる「名店」や「一流シェフ」の味とは何なんでしょう?

せめて「化学」に対するプライドだけは持って欲しいと感じたのは私だけでしょうか。
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