「高血圧の敵」は塩分です

予想以上に多いんですよ

最近、食に関しては「糖質、糖分」等について書く事が多くなってきました。確かに「太りやすい」というフォーカスで覗くと必然的に(糖質系が)出るわけです。しかし、だからと言って「糖質を控えます」で解決しないのです。

私は高血圧で、約10年前から「降圧剤」を服用しています。一般的に40代あたりから血圧も高くなってきますし、高血圧気味に推移していくんです。

高血圧には「遺伝性」が原因であったり、加齢もあるでしょう。或いは「喫煙」もそうです。何れにせよ血管が脆くなってくるのですから、血液を送り込む作業の負担が大きくなるわけです。

血管の劣化は言うまでもなく、脳や心臓に及ぶ重篤な疾病に繋がります。

人間の身体も車や機械と同じです。つまり「メンテナンス」を強化する必要があるのです。それが健診や各種専門の検査です。そして自身のケアを行うことにあるんですよ。

その「身近なケア」の一環としてあるのが「食」と言えるでしょうね。ある意味、最も大切なケアかも知れません。また食は「薬にも毒にも成り得る」が故、加齢とともに注意が必要なんですね。

そんな中「糖」の影に隠れているのが「塩分」なんですよ。この塩分の摂り過ぎこそが「高血圧」の危険因子と言えるのです。

しかし「摂り過ぎてる」人が多いのも現状なんですね。
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慣れた味には塩分多いんです

整理して書きますと「塩分の摂り過ぎ」は、体内の塩分濃度を薄めようとする働きが作用する為、水分の排出が抑えられます。それ故に体外の水分を取りこもうとして血液の量が多くなり「血圧上昇(高血圧)」に繋がるのです。

高血圧状態が続くと前出の疾患や、また塩分過多は腎臓にも悪影響を及ぼします。よって控えるのがベストなんですね。

しかし、塩分は思ってる以上に「含まれて」います。加工食品が多いですが、以下簡単に列挙してみました。

~塩分を多く含む食品~

①中華麺

 

②カップ麺

 

③きゅうり漬物

④明太子(たらこ)

⑤塩鮭

⑥梅干し

⑦かまぼこ

⑧ちくわ

⑨するめ

⑩イカ塩辛

ザクッとですけど、十項目挙げました。予想された通りでしょうか?この塩分というのは、糖分とは真逆の味覚パンチがありますよね。やはり一般的に「濃い味」が好きなんです。甘辛共通して濃い味は「濃度の高い食」ですから、体内で分解するには「負担」が大きくななるんです。それが健康にも影響を及ばせるのです。

問題なのは、一般論として「塩分摂り過ぎは×」と理解出来るのです。しかし、塩分は糖分以上の「体内へ多く」入り込んでくるのです。自分で控えてるつもりでも、ジワジワと流れてくるのが特徴なんですよ。

ある意味「糖質を控える」以上に難しいと言えます。本当に「エッ?」て感じで多く紛れ込んでますよね。私も医師から「控える様に」と言われてますが、なかなか思わぬところに塩分過多」が待ってるわけですよ。

「太らない食品」と思いきや、高血圧の温床となる塩分がありますので、食のバランスは相当気を付けないといけませんねぇ…
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塩分を控える為の工夫

塩分の元から高い食品に気を付ける。これは当然のことですが、まずは味付けに着手して欲しいんです。つまり調味料は「塩分」が多く含まれてますから、その使い方ですね。まずベーシックな「醤油+塩」での味付け。このケースが非常に多いんです。

醤油には塩分が入ってますので「塩分ダブル取り」になるんですよ。この場合は醤油だけ(もしくは食塩だけ)で十分だと思います。

また、食塩の代わりに胡椒を使うといいですよ。スパイスの辛さを生かして塩辛さからスパイス辛い方に「味覚のシフト」ですね。これも塩分軽減に繋がります。

醤油に関しては、練り物や漬物等(塩分の多いもの)には使わない。また減塩醤油に切り替えるといいでしょう。味噌も減塩タイプがありますし、しっかりと味付けは出来ますので。

一切控えるとなると「ストレス」で却って血圧が上がります(汗)少しずつ減らして薄味に慣れることが大事ですね。私的には「スパイスや唐辛子」を少量加えるとアクセントが効いて効果が上がると思います。

加齢とともに「成人病リスク」は上がります。それ故に「摂り過ぎ」は身体にマイナスになるという事だけは肝に命じていきましょう。控えることに「甘辛関係無し」ですよ。
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