
「寿命の長さ」が半端ない
年齢を重ねると必然的に「衰え」目立ち始めます。外見にしろ、身体内部のあらゆる機能が「アレッ?!」て感じになってくる感じになってくるんですよね。
致し方無いとはいえ、正直辛いものがあります。また思い通りに動かない自分自身に対する「苛立ち」も出てきます。酷い場合「精神的」にも悪影響を及ぼすわけです。
「衰え=老化」粗っぽく表現してしまうと、そうなのですが一方で「脱老化対策」も活発になってきました。これが所謂「アンチエイジング」になります。
「食から行動」そして「思考、精神」と、あらゆる機能を磨き直す感じでしょうか?確かに体内の細胞が劣化する限り「エイジング」は始まるのですが、その曲線を出来るだけ緩くする事。もっと突っ込めば「開発技術」が可能になっていると思うのです。
その「ヒント」を体現している存在が「アスリート」なんですよ。
何が凄いって、以前とは比べ物にならないぐらい「選手寿命」が延びてる点です。例えばプロ野球では40歳を超えるプレイヤー等は珍しくないですし、イチロー選手は今年で44歳を迎えます。
競馬の武豊騎手は、年男の48歳になります。しかし今だ一線級のジョッキーです。そしてさらに驚異的なのが、サッカーの三浦知良(カズ)選手ですね。まさに「50の大台」に乗りますが、現役のフットボーラ―ですよ。
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性能と耐久性は向上しています
先に挙げた方は、一般の年齢だと全然「高齢」ではありません。しかし、それぞれの活躍するフィールドの中では「高齢」の部類に振り分けられるのです。そして驚異的と書いた背景には、昔と現在のアスリート能力(の差)なんですよ。
陸上や水泳等の記録を見ると、アスリートの質が飛躍的に進歩してるのが分かりますよね。いくら「往年の金メダリスト」であろうと、現在のトップアスリートには勝てません。中堅あたりにも勝てないんじゃないですか?
これは「昔のアスリート」が劣っているのではなく、人類が進歩した証なんです。もちろん他の野球やサッカーにおいても同じです。進歩しただけ全てに激しいわけで、身体へのダメージも格段に上がっているのですが…
寿命が延びてるわけですよ。つまり衝撃にも耐えるだけ「身体が強く」なってるんですよ。
逆に言えば、それだけ「若い」と言えますし、アンチエイジングはアスリートから次々と発信されてる様に思うのです。
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「カズスタイル」こそ見習うべし
「長寿アスリート」の中でも三浦カズ選手は飛び抜けてますよね。まずサッカーという激しく90分近く走り回る競技であること。そして、五十代に到達する中で寸分の無いボディを維持してます。
もちろん、随時レギュラーで出場する事には無理がありますよ。しかし、あの若々しい溌剌さは「超人的」と言えますよね。
一般においても、今は昔と比べて「10歳若返った」と言われてます。確かに今に昔の五十代を比較しても、見た感じは若いですよね。これは食べ物の関係もあるかも知れません。
しかし、体力的な要素は向上しているのか?この点は何とも言えない部分があります。とくに七十代を過ぎるあたりから(変調が)著しくなると聞いてます。それが「一つの壁」らしいのですが…
カズ選手を見ていると「お洒落」ですよね。そして、あのボディを保つ日々のトレーニングに「まだまだ(サッカーを)上手くなりたい」という向上心。最後に自ら節制する食生活。
これらの要素が、同じベクトルに向かっているからこそ(アスリートとしての)体力気力が落ちないんです。それが「50歳現役の秘訣」なんでしょうね。
この事は、イチロー選手や武豊騎手等にも共通していると思います。決して「彼らアスリートだから特別」と否定しないで下さい。
私達も「人生」という競技における「アスリート」なんですよ。だから少しでも共有出来る点は大いにするべきなんです。とくにカズ選手の「お洒落心」はアンチエイジングにおける最高のエッセンスになりますよ。
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