基本は「腸」なんです

食事を美味しく頂きたいのは、誰しも思ってる事ですし、家庭でも職場でも「食べ物」の話題は結構盛り上がるんですよね。それぐらい「食べる事」は日常生活においても関心度が高いわけです。

「食事は頭で食べる」という、何だか禅問答みたいなフレーズになってしまいましたが、もちろん私も完璧に実践など出来てません。また「頭で…」てなると「美味しく食べる事が出来ない」空気に支配されそうですし。
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けど、あくまでシンプルでいいと思うんです。食事にストレスを感じては本末転倒になりますし、楽しく頂き自分の身体の為に繋がる「工夫」をポジティブに考えていく。

これこそ「食事は頭で食べる」基本理念だと思います。

頭イコール「脳」と捉えていいと思いますが、先述した様に「腸」は「第二の脳」と言われてます。つまり食事における「頭」とは「脳と腸」を指すわけなんですよ。また何故腸が「第二の脳」と呼ばれているかと言えば、脳以外で「意志が持つことが出来る臓器」だからそうです。これは私見ではなく医師が仰ってますので間違いないと思います。これは医療関係の仕事をしている友人から聞きましたが、人間の基本は「腸」だそうです。確かに脳と腸はどことなく形も似ていますからね。

腸という臓器は胃で消化された物を栄養に変える働きがありますよね。つまり食べた物を栄養として各方面に仕分けるのです。これは腸の意思による働きですから、ここで滞ってしまうと身体に変調を来します。つまり正しく栄養を届ける「ポストマン」のような存在なんです。また腸は温度にも敏感ですから冷やしても働きが鈍ります。これは前出の知人が言ってましたが、風邪を引く原因にも腸が絡んでくるそうです。また「下痢や便秘」という排泄系のトラブルも腸の意思が「エラー」を起こしてるからだと思います。

とくに「便秘」です。これは典型的な腸の意志によって起こる症状だと言えますよ。排泄物を出すということは、体内のゴミを出すわけですから、それを溜め込む便秘は腸内を「ゴミ屋敷」にするようなものですからね。
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消化器系では胃を大切にする傾向があります。もちろん、その通り大切にするべきなんですが、腸に関しての意識が胃より低いんじゃないでしょうか?

最近でこそ「腸活」というキャッチコピーで乳酸菌飲料が発売されたり、いろんなヨーグルトや発酵食品も多く出回っています。しかしより大切なのは、脳と腸との連携をよりスムーズに出来る環境に保つ事です。

膨大な数の菌も生息していますし、頭で考えても(腸だけは)意思にそぐわない場合反発しますからね。食における「現場責任者」的な立場でもあるんですよ。

まだまだ奥が深い「腸」話は随時入ってきたらアップしていこうと思います。一つ言えるのは親と腸は労わらなくてはならない存在であることですね。
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