
迷わず「糖分」取って下さい
数年振りに引いた風邪も、何とか回復し「平常通り」のコンディションに戻りました。身体の変調を感じた時は「しまった!」と思ったのですが、軽い症状の時は「自己治癒」で何とか凌げますよ。
熱が高くなかったのも幸いしました。発熱とは、体内に侵入したウィルスを白血球が撃退しようと「追撃態勢」に入ってる状況なんです。
それだけの「ウィルスが侵入」していないので「追撃」も緩めだったのでしょう。しかし、熱が高い時は速やかに病院で診察を受けて下さいね。私の場合は「自己治癒可能」な範囲だったので収まりましたから。
そして「食」ですね。改めて体調不良の時は(食が)大切になってくると実感しました。
あくまで「身体が要求する物」を素直に取る事ですし、決して「身体に悪影響を与える物」を欲する事はありません。
この様な状況下では「糖分を含む物」を要求してきます。今は何かと悪者にされる糖分ですが、躊躇なく取って下さい。それは(糖分が)身体にとって「燃料」みたいな役割を果たしているからです。
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どんな「食」が要求されるのか?
基本的に「水分と糖分」含む物が欲しくなりますよね。いくら「糖分OK」でも「ケーキやクッキー」は食べないですよ。まず胃が弱ってますから、消化のいい物が前提にまります。
「粥」もよく風邪引き時に出されますが、個人的には「味噌汁やスープ」という汁物の方を推したいですね。野菜中心の具を入れると、栄養価も高い上に消化もいいですよ。
~風邪引き時に要求されやすい食~
①果物、乳製品、デザート類
②麺類
③スープ、汁物
・果物はリンゴ、ミカン等の柑橘類、キーウィが最適。バナナは栄養価が高いものの、水々しさに欠けるので要求度は低いかも。
・乳製品ならヨーグルト。できれば寒天タイプの方が喉越しが良いので、要求度は高いかも。
↑このタイプのヨーグルトは食べやすいですよ
・デザートはバニラアイスクリーム、プリン、寒天で作ってる水羊羹や蜜豆等が最適。
・麺類はウドン限定で、細い麺の方が消化を考えて優先する方がよい。ラーメン等の中華麺や和蕎麦は控えるべき。
・前出の麺類より、野菜等を入れたスープ、味噌汁等の汁物の方が消化面を考慮してお勧め。
一方的に書かせて頂きました。他にもあると思いますが、大切なのは「身体の要求」を読み取り早目に食べる事ですね。
これらが「風邪に効く」のではなく、身体の変調を整える「補助的役割」を担ってくれると思いますよ。
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「風邪を引かない為」の食は?
これからが寒さのピークを迎えます。1月や2月はインフルエンザも猛威を振るいますから、一層の注意が必要です。
今回は「風邪を引いた時の食」をメインに書きました。しかし本来は、引かない方がいいんです。そこで「予防」になる食を考えてみました。
まず、引いたら要求するのは「身体を冷やす食」に集中します。一方、予防は逆で「身体を温める食」を中心となるわけです。
食材で言えば「生姜」と「片栗粉(葛)」ですね。
以前「生姜湯」を推奨しましたが、他にも片栗粉を溶いたベースに擦り下ろし生姜を入れると「風邪予防アイテム」になります。
↑市販の「生姜湯」の中でもお勧めです
これを他の料理の「出汁ベース」として利用して頂きますと、身体を温めて風邪予防に最適な一品になるはずです。正直「絶大な保温効果」がありますし、これ以上に保温性の高い食材を私は知りません。
「医食同源」は冬場になる程、必要性を感じますね。基本は「引き始め」にキッチリ治す事です。少しでも「自己治癒」が可能なら、率先して取り組みましょう。まだまだ寒い時期は続きますので…
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