
虫歯以上に怖いですよ
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「ハゲ頭」に続いて「ハ」から始まりますが、正真正銘「歯」の話です。
皆さんの歯は健康ですか?
50代を過ぎて、身体の衰えも少しずつ感じ始めますが「歯」こそ最たるものと思いますね。毎日休む事無く作動してるわけですからね。
食事はもとより、身体に力を入れる際もグッと圧力が加わっているのです。それ故に歯のケアだけは毎日欠かせません。
少しばかり「磨いた」から十分ではないのです。また、誰でも「虫歯」には気を付けますよね。
しかし、それだけでは不十分なんですよ。
「虫歯」を防ぐ事はもちろ重要です。まず第一に考えないといけませんが、それと同じくらい(考えないといけない)大切な事があります。
それは歯茎の健康です。
つまり、年齢を重ねる毎に歯茎が衰えてくる事実を把握して下さい。
実際には(50代より)早い段階で(衰えが)始まってきます。
また「虫歯」には注意深くしても、歯茎まで気を付ける方は少ないわけです。そして、歯を磨く意識も「虫歯予防」ありきですからね。
結局「歯茎の意識」はスポイルされているのです。
怖い歯周病の実態とその予防
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「歯周病」とは細菌の感染によって引き起こされる「炎症性疾患」です。
歯と歯茎の境目のブラッシングが行き届かない状態が続くと「歯垢」が溜まって「歯茎の炎症」を起こしたり、腫れたりします。
それを進行して放置する事により、やがて「歯が抜け落ちる」或いは「抜歯せざるを得ない状態」になってくるわけです。
つまり「歯が家屋」なら「歯茎は地盤」なんですよ。その「地盤が崩れた状態」こそが…
歯周病なんです。
虫歯でないのに「歯を失う」という事実を踏まえて、今一度「歯周病予防」に本腰を入れてみませんか?
歯の根元には「歯垢」により「歯周病菌」が付着していますし、実際に顕微鏡で見るとかなりヤバイですよ。
明日からでは遅いんです。
・歯周病を予防するには。
①歯磨きは歯の付け根を重点的に磨く(1本ずつ強く磨かない)
②歯の表と裏を磨く(磨く箇所の順番は、忘れない様に予め決めておく)
③付け根と同時に歯茎をマッサージする様に磨く。
④歯間ブラシで歯と歯の隙間に詰まった歯垢を取り除く。
⑤④の作業を同じく歯の表裏で行う。
⑥仕上げにフッ素歯磨きを使う。
➆食事の後と就寝前は①~⑥を必ず実行する。
※歯磨き粉は歯ブラシの3分の1程度の量でよい(決して付け過ぎない様に)
以上ですが、少々面倒に感じても「必ず行う」様に努めて下さい。
それが「自分の歯を守る」唯一の方法なんです。また歯周病が進行して歯がグラグラし出すと「抜歯」するしか方法がありませんからね。
そうなると「入れ歯」を作る事になります。
「入れ歯」になると費用もかかる上に、味覚も下がります。
費用がかかるのを嫌って「抜けたまま放置」してる人も居ますが、抜けた部分から虫歯菌が入る事になり「二次災害」を生むのです。
ビジュアル的にもヨロシクないですよ。
「自分の歯」は出来るだけ残しておきましょう。
歯周病に関しては以下のサイトを参考にして下さい。
「歯が命」は芸能人だけじゃない
歯周病予防において、もう一つ重要な事があります。
「食生活」です。
常に「口内」は飲食を通じ、外部から菌が入ってくる状態です。それをある程度は防いでも全てではありませんし、歯周病を発生させる(歯垢に変わる)栄養素も注意しないといけないんです。
歯の健康に「マイナス」になるのは…
「糖分」ですね。
「甘い物を食べたら虫歯になる」と、これは定説になって知れ渡ってますが、同時に「歯周病菌の栄養」にもなっています。
つまり「歯周病菌」を増殖させるのです。
従って、甘い物や糖分を含む物を食べた場合の「歯と歯茎のケア」は決して怠らない様にして下さい。
もし、現在歯の治療中の方は歯科医に「歯周病に関するアドバイス」を伺ってみてはどうでしょう?。
また治療に関係無く「歯の定期健診」をお勧めします。これは是非受けられておいた方がいいですね。虫歯だけでなく歯周病の進行具合等も分かりますので。
※定期健診は半年に1回がお勧めです。
確かに歯科通いは「歯が痛くなって」ようやく重い腰を上げるというパターンですが、50代を過ぎた方は真剣に歯周病と向き合う様にしていましょう。
私達も「歯が命」ですからね。
(合わせてお読みください)
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