
糖質制限は甘くないです
加齢による肥満化は男性の方が多く見られるものの、それでも男女関係無く身体の線は崩れてきます。また近年、体重増加の原因が「糖質の摂り過ぎ」という結論に落ち着いてきましたから、炭水化物系や糖分を含んだ物を避ける傾向にシフトしました。
昔から「痩せたい時はご飯を減らす」という風潮があり、一時否定する傾向があったものの結果「ご飯を減らす事」は間違ってなかったわけですね。
今では常識となった「お米=炭水化物(糖質)」で、ご飯は太ると浸透しましたが、やはり本能的に糖質は身体が要求するわけです。それは糖質が細胞や筋肉を始動させる「燃料」の役割を担っているに他なりません。
甘い物が好きではない方も米は食べます。つまり、生きていく上の何らかの形で糖質は要求されるのです。
ダイエットの苦しい点は、この必要とされるシグナルを無視する事が挙げられます。つまり欲する物を摂ってはいけないわけですから、精神的に相当ストイックにならないと成功へは導かれません。最近ブームになっている「糖質制限ダイエット」においても「糖質(糖分)さえ摂らなければ大丈夫」という触れ込みなんですが…
これが意外と「苦しい」わけですよ。
こんなにある糖質の多い食品
炭水化物系及び糖分を多く含む食品を挙げてみました。
※炭水化物
米・餅・小麦粉・澱粉・麺類・豆類・穀類
※糖質の多い食品
ご飯・餅・麺類・パン・ケーキ類・洋菓子・春雨・芋類・根野菜・果物・砂糖類・ビール及び日本酒・ジュース類
ザクッと挙げましたが、これらを避けた食生活を強いる事になるのです。
更に厄介なのは、食材に問題が無くても「調味料や味付け」目的で糖質が加算されるケースです。調味料である「ソースやケチャップ」には糖質を多く含んでますし、砂糖や味醂を使って味付けをしますよね。炭水化物に注意を払っても糖質は摂り続けているわけです。
仮に「牛肉」を焼肉で食べるとします。牛肉は「タンパク質」なので問題無いのですが、焼肉のタレに浸して食べるとタレに砂糖等の糖分(糖質)がたっぷり含まれてるのです。従って結局「タンパク質+糖質」で摂取しているので「糖質制限」にはなってないのです。
このように完全に避ける事は、かなり厳しい上にストレスが著しく溜まります。
またストイックの度合いを高める程、途中でリタイアするケースも増えてきます。そして反動で今まで以上に糖質を摂ってリバウンドする悪循環に陥るわけです。
そうした負のスパイラルに乗じない為にも「サポート食品」は必須だと思います。
つまり、ダイエットに並走してくれる存在があればストレスを溜め込まず糖質コントロールもしやすくなってくるのです。
甘いものを欲求するのは、決して不自然な事ではありません。寧ろ生活する上での活力になるわけですから、糖質を制限しつつサポート食品で補うという方法は大いに活用すべき事だと思いますね。先ずは無理に「断ち」をしないで「ダイエット」というマラソンに付き合ってくれる食品のチョイスから始める事をお勧めします。
甘さと上手く付き合うのがコツ
前述した様に、糖質を完全にカットしてダイエットする事はかなり難しいと思います。また必ずしも全ての糖質を省く事は不可能ですし、炭水化物も重要な栄養素なので摂る必要はあるのです。
甘いものや口当たりの良い食べ物に糖質は多く含まれます。いくらタンパク質に特化して摂取を心掛けても、調理に糖質を加えるケースが多いわけです。
それならばストイックさを強化するより、角度を変えた考えを持つべきでしょうね。
それならば「太らない甘さ」を求めてはどうでしょうか?
例えば、ワンポイントで甘さを補う方法やバックアップ的に甘さを加える方法があります。
先ず、食事の合間に補助的に取ったり調味料として加える食品が存在します。太らないという前提ならば安心出来ますし、合間に取って食事量を減らす事も可能です。
そしてダイエットの天敵ともいうべき「甘さ」と上手く共存出来ると思います。
ダイエットは決して無理に行う行為ではなく、あくまで健康的に緩やかなスピードで進めていくのが理想的と言えます。従って「これもダメ!あれもダメ!」というストイックさよりも、改善すべき点を代替えして補う方法がストレスを減らすわけです。またリバウンドする事もなくなるはずです。
リバウンドとは「太ってた頃の食生活」に戻す行為ですから、その頃に戻す必要がなければ元来リバウンドは存在しないはずなんです。
ダイエット期間中が苦しかったのなら、苦しまない為のサポート食品(の存在)は極めて重要ですよね。
サポート食品の特徴は、先ず食事の前に取り「通常の食事量」を予め落とす点にあります。
これが太る元になる食品なら論外ですが、決してダメージにならず自然と食生活に溶け込んでくれるわけですから有難いと思いますよ。
一つの食べ方ではなく、色々使い分けるとバリエーションが広がりますし甘さとの付き合いが上手くいくと思います。一つの物を取り続けるのではなく、一つの物で使い分ける事も(ダイエットには)大切な要素になってくるのです。その根源として「太らない甘さ」は大いなる力となってくれるでしょうね。
糖質を制する者はダイエットを制す
メタボ状態になったお腹周りを普通に引っ込めるには時間と労力を要します。決して不可能ではありませんが、それだけ苦しいわけです。それならば「そろそろヤバイかな?」と自己診断を施した時点で即(ダイエットを)実行してみてはどうでしょうか?
「ダイエット」と付くと殆どが女性対象ですが、決してそんな事はありません。男性も今やしっかりとダイエットを促進する時代と言えます。
「ダイエット=女性」というイメージが定着していますが、それは女性のダイエットがプロポーション追求の「美に特化」した要素だからです。
それに対して男性は「メタボ状態のお腹を何とかしたい」という、シンプルな理由が圧倒的と言えるでしょう。
それぞれのアプローチは違えど、ダイエットという目的に変わりはありません。そして「糖質」という課題と対峙する事が(ダイエットにおける)最大の課題であるわけです。
糖質制限ダイエットのコツは?
先ずは意識的にタンパク質やビタミン、ミネラルを多く含む食材を塩や胡椒等(マヨネーズも可)を使った非糖質系の調味料で調理した食生活を続けます。もちろん適度な運動を並行して取り入れる事が理想と思いますね。
確かに、糖質さえセーブできれば何を食べても大丈夫と言われますが「ご飯、パン、麺類」を省く事は慣れるまで厳しいと思いますよ。さらに絶対無意識のうちに「糖質」を欲して来るんです。
そんな時こそバイプレーヤーとなってくれるサポート食品は凄く有難いわけです。サポートだけでなく、体質改善にも役に立ってくれるなら言う事ありませんよね。
必ずしもストイックに追い込むだけでは絶対に上手くいかないと思いますよ。それだけに糖質を制限するダイエットは一見容易に見えて決して簡単な方法とは思えません。
はっきり言って「給水無しでマラソンを走る」様なものです。
ストイックに頑張る事は悪い事ではありませんが、達成した時の反動や途中で挫折したりとリスクが多いわけです。従って心の中で「オアシスになってくれる」存在が必要不可欠と言えるでしょう。
それが「サポート食品」なのです。
もちろん取り過ぎは論外ですが、心地良い「ほのかな甘み」でも糖質の心配が要らないサポート食品は本当に有難い存在と言えます。糖質を制する事がダイエット成功への近道に違いありません。しかし、若い頃ならともかく中高年でストイックに過ごす事など不可能に近いですよ。
そう言った不安解消には、是非ダイエットサポート食品を並行して試す事をお勧めします。通常の食事の前に取れば尚更効果が上がると思いますよ。糖質断ちは決して生易しいものではありませんので、無理にストイックさを追求するよりもサポート食品を効果的に取っていく事が目的達成の近道になると言えるでしょう。
(合わせてお読みください)
50代からはこれ食べよう!衰えを防ぐアンチエイジングの食べ物とは?