
軽く見てはいけないんです
「便秘」と聞いただけで憂鬱になられる方は、大変多いと思います。腸内の便(老廃物)が十分排出されない、もしくは溜まったままの状態ですよね。原因は様々ありますが、一つ言えるのは「大変辛い状況」である事ですね。
腸は脳と連動してますから、この「異常」は瞬く間に(脳へ)知らされます。それが絵にも言えない「不快感」を生むのです。確かに「下痢」も辛いですが、憂鬱感は大きくないと思います。下痢の場合、腸内に「残らない」ですからね。一方の「便秘」は腸内が「老廃物」で充満するわけです。もちろん「悪玉菌」による支配が起こりますし、本来「体外」へ出さないといけないものが「何日も滞る」事が尋常ではないのです。
近年「大腸癌患者」が増加傾向ですし、それに伴う「死因」もアップしています。この「大腸癌の要因」として「便秘」も関係しているのです。
「もう一週間も(便が)出てない」という話を聞きますが、これは「我慢」で済む問題ではありません。一日でも早く改善に努めるべきだと思いますよ。しかし、なかなか上手くいかないのが「頑固」と称される「便秘の特徴」なんですよね。
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まず、食生活を整えてみましょう
タイトルにも書きましたが「食物繊維が便秘には効果的」と言われてます。確かにその通りですし、率先して(食物繊維は)摂るべきだと思います。
しかし、それだけで「効果」は生まれないですね。野菜や果物、いろいろ(食物繊維を含む)食べ物がありますが、即効性はありません。あくまで「補助」でしょうね。つまり「便の出やすい状態にはしてくれる」存在と思うわけです。グッと便が流れ出る効果までは持ってないでしょうね。即効性があるのなら「便秘で悩む人」はいないでしょう。
NGなのは「スィーツ」ですね。甘い食べ物は「腸の働き」を鈍らせるそうです。甘い物が食べたい時は果物(リンゴやみかん)をお勧めします。また「炭水化物」をお腹一杯食べても消化しきれず、便が出にくくなります。これは「経験上」なので「医学的な話」ではありませんが。
基本はまず「水分」を随時取る事です。お茶や水がいいですね。またコーヒーも腸内を刺激してくれますので、有効と思います。これも、よく言われてますが「身体を動かす」事ですよ。まず「腸を寝かさない」意識を持つようにして下さい。腸は「常に刺激を与えてナンボ」と思うんです。動かす事により「腸も意識」を無に出来ます。やはり「脳に次ぐ意思を持つ臓器」ですから、あれこれ神経質に考えると逆に働かなくなるんですよ。便秘になった方なら分かると思いますが、出したいと強く念じる程「出ない」んです。
まるで「自分の腸」に嫌がらせを受けている気持ちになるんですよ。
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とにかく「腸を休ませない」
いろいろ「対処法」は紹介されてますけどね。食物繊維なら「ひじき」がお勧めですね。よく「牛蒡」が取り上げられますが、個人的には「ひじき」が一押しですよ。それと、朝食を絶対に取る事と、朝起きた時に「コップ一杯の水」を必ず飲む。これを欠かさないのがベストです。まず朝から「腸を叩き起こす」気持ちでいきましょう(笑)
また「腸」は非常に「頭のいい」器官なんですよ。従ってすぐに「考え込む」わけですね。それが本来の活動を妨げるわけですから「考えさせない」方向へ持っていきましょう。腸が深く考えれば考える程、動かなくなりますからね。環境が変わると便秘になりやすいのは、腸が「神経質になって考え込む」からなんです。
便秘予防には「規則正しい食生活」と「水分補給」ですが、あとは「少食」ですね。ガッツリ食べ過ぎない事です。多く食べれば、それだけ「老廃物」が溜まるわけですし、なかなか出なく腸内に留まるとその間(腸内)に菌が住み着くわけですからね。これが「大腸癌のリスク」を高めることに繋がります。
どうしても女性の場合は「ホルモン」の関係上、あらゆる手段を講じても有効でないとするなら「下剤」などを服用すべきでしょうね。もちろん医師や薬剤師に相談は必須ですけど、まず何よりも「便は出す」というミッションは遂行しましょう。
腸についての話題等があれば、また随時アップしていきます。
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