贅肉を今すぐ落とす為には

「太る」と「増やす」は大違い

先日、スポーツ新聞に目を通していると思わず(目が)留まったんですよ。それは「大相撲」で「遠藤関」が「横綱・白鵬関」を破った(金星を付けた)記事でした。若手の人気力士が横綱に勝ったのですから大きく取り扱わられて当然ですよね。問題は遠藤関と親方のエピソードで(遠藤関は)「アスリートとして自分の身体を鍛えていた」のですが、親方は「確かに(遠藤の考えは)正しい。しかし力士はアスリートではない。勝負師だ」と諭し、夜中の2時、3時に焼肉やラーメンを食べ(体重を)増量させる事を奨励したそうです。

結果、遠藤関は体重の増加に成功して(相撲にも)好影響(横綱や大関に勝つ)を齎したのです。

確かに、体重を増やしてパワーと圧力が求められる相撲界においては必須だったと思います。外国人力士が(当たり前の様に)凌駕する現状を踏まえれば「大型化」しないと勝てない。そういう厳しい現実があるのです。

それにしても「アスリートを捨てろ」という考えが「相撲界の常識」なのかと思うと呆気に捉われましたよ。糖質制限ダイエットでは「肉OK」ですが、「焼き肉」の場合は「甘いタレ」に肉を漬けますからね。ダイエットどころか「増量」します。

こう考えると「大相撲はスポーツに非ず」となってしまいますよね。何故夜中に異常な食事をして体重を増やさないといけないんでしょう?こういう考えを改める風潮は(大相撲には)皆無と思います。しかし、間違い無く「身体は無理してる」わけですよ。内臓も血管も、腰や膝も「身体を膨らませたツケ」がいつか巡ってくるのです。

メジャーリーガーの「ダルビッシュ有投手」が体重を100キロ以上に増量しましたが、これは計画的に「増量」したのであって「太った」わけではありません。つまり自分の身体の事を理解して計算して調節するのが「増やす」であり、ただ闇雲に食べるだけ食べて(体重を)増やすのが「太る」なんですよ。

どちらも「増えます」が、全く「似て非なるモノ」と言えるのです。
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「肉」はすぐ付くけど、取れますよ

一般的には「アスリート」でない限り、「増えるより太る」傾向ですよね。まず太ると、顔に出ます。顎の下あたりが、てきめんですよね。それからお腹まわりに付き出し「パンツやスカート」が入らなくなってくるのです。

これって焦りますよね。さらに「健康診断」で「メタボチェック」なんかされたら「ガーン」でしょ。

けど大丈夫です。私の経験上、言わせてもらいますと「肉が付きやすい個所は逆に取れやすい個所」でもあるんです。ですから「パンツ、スカート」が少しきついと思う状況になった時に「即実行」されるのがお勧めです。

食事面に関しては、いろんなダイエット法が存在しますので(糖質制限ダイエットも触れましたが)自分に合った方法をチョイスして下さい。個人的にはベーシックな「カロリー制限」がいいと思いますよ。軽く落とされるなら、あまり「凝った方法」を選択されくてもいいのではという考えです。

はっきり言って「入りにくい」レベルを超越してしまったら、かなり厳しくなります。ですから「ヤバイ」と感じた時点で実行されるのがベストだと思うし、明日からではなく「今でしょ」の精神で即行いましょう。
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キーワードは「汗」です

食事は「カロリー制限」だと軽めになりますよね。朝食はその日のスタートなので、しっかり取って下さい。昼食から軽めにされた方がいいと思います。とくに「外食」はカロリーの高いですから、家で弁当を作ってこられるのがベターですね。給食の弁当があれば利用されてもいいと思います(味は…ですが)そして、夜は絶対軽めでお願いします。最初は辛いかも知れませんが、慣れてきますからね。

それから、夕食後は決して寝転がらない事です。休憩するにしても、椅子に座るなどで留めておいて下さい。昔から「食べてすぐ寝ると牛になる」と言うじゃないですか(笑)肉の付きやすい状況は生み出さない事ですよ。

ここからが「キモ」なんですが、軽く汗をかく運動をして下さい。まず「腹筋」ですね。私がお勧めなのは「V字腹筋」というもので、足と上体を少しだけ起こして(負荷を掛けた状態で)時間を計り(30秒~60秒)それを「3セット」等、セット数を決めて行うものです。これはお腹まわりに負荷がかかり有効な運動と言えます。

あとは「腕立て伏せ」を組み入れたり、「スクワット」や自分で合った運動をそれぞれ「○セット」づつ決めて30分程度行って下さい。

大切なのは「汗をかく」事なんですよ。それによって「カロリーを消費」させるわけですから、余分なモノが溜まらず、逆に燃焼されていきます。これを続ける事によって、きつかった「パンツ、スカート」も以前の様に問題無く履けるようになりますからね。

個人差はありますが、顔やお腹まわりの肉はすぐに取れます。唯一取れにくいのは「ふくろはぎ」ですね。この部分って負荷をかけにくいじゃないですか。ただし「ふくろはぎ」まで肉が付くのは時間がかかりますから、顔とお腹に「来た時点」が「落とし頃」だと思いますよ。

話は戻りますが、お相撲さんは「≠アスリート」とされています。それでも私は「お相撲さん」の「アスリート化」を提唱していきたいと思います。今はよくても、引退後に苦しい思いをするんですからね。

自分の身体を「自己調節」する事が、即ち「健康管理」と呼べると思うんです。無茶な生活を続ければ続けるほど、後悔しますよ~
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