
イライラする「プチ衰え」が始まります
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致し方のない事なんですが、年齢を重ねる毎に身体は衰えていきます。これは細胞が老化する事とリンクしているのですが、気持ちは若いままなのに「身体が言う事を聞かない」状況が始まります。40代突入の頃から兆しが表れ、50代に入ると大半の方が「衰え」に苛まれる様になっていきます。
まず真っ先に表れるのは「視力の衰え」ですよね。
若い頃から視力の悪い方も居られますが、一般的に「視力1.0以上」で且つ裸眼で全然問題ないケースが多いわけです。しかし、こういう「元来視力の良い」タイプの人が徐々に細かい字が見えなくなってくるのです。
また「物忘れ」が激しくなってきますよね。相当自分自身で確認を強めないと「記憶をインプット」出来ない状況なんですよ。他に筋力の衰えが顕著になり、階段の上り下りが苦痛になります。そして疲れが取れにくくなり、更に1日~2日置いてから一気に襲われたりするのです。
自分で頑張って若く見せようと方は多いと思いますが、なかなか内部まで気を使う方は少ないですよね。結構一人になった時に思い悩んでる方が殆どではないでしょうか?或いは奥さん、旦那さんに嘆くしか衰えのストレスを吐く事が出来ませんよね。
これは細胞の老化が原因ですので、残念ながら仕方のない事だと思います。しかし、全てを「年齢のせい」にして、何の努力もせず放置していては「老化スピード」が早まるだけなのです。
老化スピードにブレーキをかける為に謳われてるのが「アンチエイジング」と言えます。つまり、衰えは致し方ない事なのでその衰えを少しでも先延ばしにするアクションが重要になってくるわけです。
全ての老化に徹底抗戦する。
決して若返るのではなく、老化スピードを遅らせる努力を続ける事ですね。それが老化による衰えで気持ちをイライラさせず、極力ナチュラルに年齢を重ねていく「スローエイジング」に繋がっていくと言えるわけです。
その為には「アクティブに行動」を起こす事が求められますし、まずは自分自身の身体を作る栄養面から考えていく必要があるでしょう。自分の身体の機能を栄養面から見直していく事で老化を真っ先に抑える事が出来るのです。
まずは自分を守る為の食事を
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外食チェーンの店が軒を連ね、メディアの喧伝も加わり「美食嗜好(グルメブーム)」は留まるところを知りません。寧ろ「より贅沢に、より美味しく」という流れで、食への拘りは高まっているのです。しかし「今」は良くても「未来の自分」の為に有益な行為と言えるでしょうか?
身体の細胞は年々衰えてくるのです。その衰えとリンクする形で食生活も変化させていく必要があると思います。
味に追及して健康を度外視した「美食」を繰り返した上に、大量に取り続ける。これは言うまでもなく将来にわたって「身体を蝕む」事に繋がるのです。また極端に美食嗜好でなくとも、身体は衰えるわけです。
若い頃は細胞の働きも活発ですから、ボリューム優先の洋食系でも問題ありません。全てはエネルギーとして消費されますし、また必要とされるのです。つまり身体中に上手く循環されているからこそ「食べる」事が可能と言えます。
分かりやすく表現すると、若い年代は「攻めの食事」なんです。身体が成長し、よりアクティヴに動く若年層においては「食事も行動」の一つと言えます。
それに対し、中高年世代は「守りの食事」が求められる様になってくるのです。つまり、衰えていく身体をいかに防ぐか?或いはどれだけ回復させていくか?が焦点になった食事を心掛けていかなければならないのです。
つまり、食生活の「ギアチェンジ」を加齢とともに行っていくわけです。好みとは関係なく栄養面を意識した食べ物を取る様にしていきましょう。
50過ぎたらこれです
「いくつになってもガッツリ食べたい」という願望をお持ちの方も少なくないと思います。いくつになっても「食こそ楽しみ」であり、決して間違った考えだとは思いません。デパートにおいても「デパ地下」が最も人気がある様に、優先順位でも「お洒落を上回る」のです。それだけ人生においても「食べる事はモチベーションアップ」に繋がると言えるのです。
プチ衰えを防ぐには何食べる?
個人差はあっても50代になれば、まず「プチ衰え」は始まります。その為の準備、対策は出来るだけ早い方がいいと思いますしザクッとですが紹介していきます。
①目に良い食べ物
加齢による衰えを最も感じるのは「目」ですね。視力の良かった人も老眼が一気に進みますし、眼精疲労も顕著になってきます。読み書きが容易でなく、運転も辛くなってくるのです。目薬の点眼も多くなり必要以上に神経を使わざるを得ないわけです。従って「目に良い食べ物」は必須摂取すべきだと思います。
・ほうれん草・カボチャ・ニンジン・ピーマン・ナッツ類・ベリー類・胡麻・豚肉・鶏肉・大豆・玉子
基本的に「目にはビタミン」ですね。ビタミンを多く含む食物を積極的に取る事が重要です。お勧めは有名ですが「ブルーベリー」になるでしょう。冷凍のブルーベリーを入れた無糖ヨーグルトは、酸味も和らげられ、食べやすくなってますよ。また「豚肉」を茹でて水をくぐらせた「豚シャブ」にポン酢をかけて頂くのも夏バテ防止に繋がりますよ。
②物忘れを防ぐ食べ物
視力とともに「物忘れ」は加齢により顕著となってきます。基本的に「物忘れと認知症」は全く別なのですが、それでも不安と焦燥感を増大させます。物忘れは「脳トレ」と並行して食べ物でも有効に補っていく様に工夫していきましょう。
・さば・あじ・さんま・オリーブオイル・ニンジン・カボチャ・ピーマン・大豆・発酵食品
一部「目に良い」食べ物と被りますが、基本的に「脳の錆落とし」的な効果を持つ食べ物を取る様に心掛けて下さい。その為には「不飽和脂肪酸」を多く含む青魚系やオリーブオイルが良いのです。
③疲労回復に良い食べ物
視力が衰え、物忘れが顕著になり、加えて「疲労の回復が遅れてくる」のが特徴として表れます。疲労感に襲われるのが数日後であったり、また回復に時間がかかったりと(身体の)言う事の効かない辛さに付き纏われます。それら症状を少しでも緩和させる食べ物を積極的に取りましょう。
・豚肉・鶏肉・牛レバー・トマト・柑橘類・梅干し・ナッツ類・乳製品
あくまで代表的な物を取り上げてみましたが、トータル的に見て「豚肉」がオールマイティーに有効な食材と言えますね。調理の種類も豊富にありますし、他の食材との相性も抜群です。もちろん「豚肉さえ食べ続ければいい」というわけではありませんが、一つの軸として上記に挙げた食材と組み合わせていく事をお勧めします。
上記に挙げた以外にもありますが、基本的には「ビタミン系や豚肉や青魚」「ナッツ類にベリー類」「発酵食品や乳製品」をバランスよく食べることですね。また「ガッツリ食い」は控えた方がいいと思います。とくに「味噌汁」はいろんな具材の合う「発酵食品」で且つ汁物なので比較的「満腹感」をリスクなく得られる事が出来ますよ。是非、いろんな工夫を加えて「セーブ・エイジング」に努めていきましょう。
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