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糖尿病の理解を進めましょう
720万人もの患者がいます
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糖尿病患者の患者は、国内で「720万人」に上ります。
血液中に作られる「ブドウ糖」は、細胞へ運ばれ体内の機能を働かせるのです。その「ブドウ糖」を細胞へ送り込むのが、膵臓から作られる「インスリン」なのです。
そのインスリンの作用が十分でなかったり、作られず「ブドウ糖」が細胞に送り込まれなくなる症状が「糖尿病」です。
「糖尿病」には、原因不明で発症する「1型糖尿病」と遺伝や生活習慣が関係して発症する「2型糖尿病」があり、大半(90%)は「2型糖尿病」の患者で占めています。
自己管理が大変です
絶対放置してはいけないんです。
糖尿病になると、前述の通り「ブドウ糖が細胞に送られなく」なります。つまり「細胞の働きが滞り」ますので、神経や内臓、筋肉等の機能に影響が生まれてくるのです。
よく言われる「合併症」とは、滞った細胞同士ですから「働かない機能✖働かない機能」で重い症状が幾らでも襲ってくる症状を指します。
また、意外と「軽く考えてる方」も少なくないのですが、ブドウ糖が細胞に送り込まれない事の深刻さをもっと理解する必要がありますよね。つまり、全ての身体の機能が「滞る」わけですから。
「頻尿・口渇・倦怠感」が自覚症状と言われてますが、これらは「糖尿病の入り口」に過ぎないんです。徹底した自己管理を行わないと「恐ろしい事態が待っている」事を忘れない様に努めていきましょう。
科学の力で負担軽減を
血糖値測定とインスリン注射
自己管理もリスクを伴うわけです。
糖尿病は「血液中のブドウ糖」が滞っている状態です。つまりブドウ糖が血液中に多く含まれている状態を「高血糖」と言います。
その「血液中のブドウ糖」を測る値が「血糖値」であり、糖尿病患者は常に「血糖値」を測り自身の状況を管理しなければなりません。血糖値を測定する事によって「高血糖状態」か否かを知る事が出来るのです。
この測定は非常に重要であり「高血糖状態」が続いてる様であれば「血糖値を下げる処置」を行い、状況悪化を未然に防ぐ事が出来るからです。
しかし、血糖値の測定は「自分で指先に針を刺して採血する」必要がある為に痛みや感染症等のリスクを伴うわけです。
自分でお腹に注射をする「インスリン注射」はかなり「細い針の開発」が進んでいますので苦痛感は殆ど無くなっていますが、自身で採血する血糖値測定は問題とされていました。
指を置くだけで血糖値測定
リスキーな採血を回避出来るのですか?
京都にある「量子科学技術研究開発機構関西光科学研究所」が、指を置くだけで血糖値をレーザーで測定出来る技術を開発したと発表がありました。
装置に乗せた指先に赤外線レーザーを照射し、反射してくる光の強さから「血液中のブドウ糖」を正確に測れる様になったそうです。
現在、5年後の製品化を目指して開発中との事で「実現」すれば格段に負担軽減となりますよ。
糖尿病は「自己管理の徹底」が大切であり、日々の食生活から前出の血糖値測定やインスリン注射は欠かせないわけです。これらに「苦痛感」が伴うと管理が疎かにになり糖尿病悪化にも繋がります。
従って「血糖値測定のレーザー化」が実現すれば画期的だと思いますよ。
科学の進歩は苦痛を排除します
科学あっての医学なんですね
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嬉しい反面「医療費」はどうなる?
少子高齢化も原因の一つとされていますが、医学における「研究開発費」も莫大に増えてきているのが現状です。よって、科学の進歩は「開発費をつぎ込んでいる成果」とも言えますので…
「医療費の高騰」は有り得ると思いますね。
日本臨床外科学会HP
http://ringe.jp/civic/medical_01.html
確かに「医学と科学」の進歩は有難い事ですし、苦痛や面倒という負の要素の軽減化は画期的な事なんです。それ故に「コスト面」という「経済的事情」がこれからの課題になってきます。
科学抜きに医学は語られない時代になってると思います。しかし、経済事情を考えると「予防」を何よりも最優先するしかありませんよね。この「糖尿病」に関しては、遺伝からの発症が多いわけですから早期で見抜き防ぐ方法を開発してくれたらと願います。
生活習慣に関しては、下記を参考にして下さい。
「720万人」を減らす努力が求められてます
何よりもこれ以上「糖尿病患者」を増やさない事が大切ですよね。
繰り返しになりますが、糖尿病というのは「インスリンが分泌されない」事による「細胞の働きを滞らせる」症状なんです。
つまり「体内の機能を縛られた状態」と思って下さい。
また、発症すると「一生もの」ですので「血糖値測定やインスリン注射」は死ぬまで行わなければいけませんし食事制限も同様です。これらを怠ると、恐ろしい「合併症」が待っているのです。
経済的負担は軽くないですし、これからの「科学が医学に貢献してもらう事」は唯一つ…
予防です。
医学のハイテク化で、徹底した危機管理が出来る時代を私は切望したいと思います。
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