
女性だけではないんです
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50代に入ると、更に「身体機能のダウン」を感じて来ます。人生の折り返し地点を過ぎると、こうも衰えが見えてくるものか?となりますよね。
しかし、全てを受け入れて生きていかなければならないわけです。人生「80年」とすれば、あと残り「30余年」ですから、下り坂はまだ続くのです。
「身体機能低下の波」と格闘する毎日は、正直ストレスが溜まります。
また自分自身が「このままでいいのか?」という不安定さも抱えていませんか?
結果、無性に「イライラ感」が募るんです。
些細な事で、急に怒り出したり身体が火照り発汗が起こる。
俗に言う「更年期障害」ですが、最近は「女性だけでなく男性」にも多く見られる事をご存知ですか?
「更年期」とは字の通り「更に歳を取る時期」なんですよ。言葉は悪いですが、衰えのギアが上がるわけなんです。そこに、冒頭で触れた「身体機能の低下」や「将来の不安」が精神的に重圧となるのです。
そして、ホルモンバランスが崩れてきます。
この流れは女性も男性も同じですし、寧ろ「女性」だけの存在と固定観念で結論付けない方がいいわけです。
どうすれば緩和されるか?
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男性更年期障害の特徴
①イライラや焦燥感に襲われる。
②集中力の低下
③無気力
④不眠
⑤不安感
⑥性力低下
➆鬱状態や自己嫌悪
女性の様な肌荒れや火照り(ホットフラッシュ)は見られませんが、精神面が起因となる異変が特徴です。
症状が酷い時は、医師の診察を受けて下さい。しかし、どこがどれだけ「更年期障害」なのか?自分自身では分かり辛いですよね。
また医師の診察を受けたら、確実に改善されるのかも分かりません。
まずは、メンタル的な部分を自分自身で修正していきましょう。
「身体機能の低下」に関しては、出来なくなった点よりも「これだけ出来る」事に焦点を当てて下さい。そして「落ちてきた機能」をメモに書き出し「目標値」に設定します。
その「目標値」は落ちる「以前の値」にして下さい。
つまり、数字を見る事により「衰える速度」を遅らせるわけです。やはり「抵抗感」を見せると機能も簡単に下がらないものです。
もちろん「設定目標」から下がっても決して悲観せず、新たな「目標」を設定すればいいのです。
大切なのは「目標値を持つ事」により、気持ち全体を前向きに変える「メンタルの向上」ですからね。
医学的な治療法として有名なのは「男性ホルモン補充療法」があります。これは男性ホルモンである「テストステロン」を投与する事により改善させる「最も有効な方法」で知られています。
他には食事療法として「亜鉛系」の「青魚(サバ、アジ、イワシ)」や海藻類には上記の「テストステロン」が多く含まれています。他には「納豆、山芋、オクラ」も同様です。つまり「男性ホルモン」の補給が近道と言われてるのです。
それでも自分自身で「訓練」をして、機能の維持に努めて下さいね。
職場のイライラは危険な兆候
「更年期障害」と言っても、その定義は正確には掴み辛いですよね。
しかし50代に入り、妙に苛立つ事を見せたり怒りっぽくなった人は疑った方がいいと思います。
また一般社会において50代は「管理職や経営に携わる立場」に該当する世代が多いわけです。
確かに「厳しい環境」の中心に位置する場合が多い故にストレスも抱えているとは思います。そこに「更年期障害」が加わっている可能性も考えられます。
いきなり会議中に激高して罵声を発したり、酷い場合は物を投げつける等の「暴力」に近い行動を見せる事があるそうです。
更年期に強いストレスが加わると「感情に制御が効かなくなる」状況を生み出し危険ですので、自覚症状のある方はカウンセリングを受けた方がいいと思います。
自分自身だけに留まらず、第三者に粗暴な言動や行動だけは絶対に避けましょう。
一口に「更年期障害」と言っても定義が難しいですが、少なくとも「自分自身を襲う苦しみ」である事は間違いありません。
まず大切なのは「一人で抱え込まない」事です。
そして、共有してくれる人が居れば「情報交換」をしてみてはどうでしょうか?
今までがクローズアップされなかっただけで、決して「レアケース」ではありません。
じっくりと向き合って改善していきましょう。
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