
激痛で目が覚めた経験あります?
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何故か夏場に集中するんですよね。
眠ってる最中の「真夜中」や「明け方」に発生する「ふくろはぎの痙攣」です。ピキピキと激痛を伴い、一気に目が覚めるやつ…
「こむら返り」です。
本当に経験した者にしか分からない「激痛」ですから「来た瞬間」は恐怖に襲われますよ。
「ヤバい!」
そう思ったと同時に、時間にして数分間は「ふくろはぎ」を抱えて、のたうち回って苦しむわけです。まだ布団やベッドの中ですから命まで失う危険性は無いものの…
水の中なら「即アウト」ですよ。
それだけリスクを伴う激痛なんです。また「足が攣る」と、よく言いますが「攣った痛さ」は図り知れませんから。
決して甘く見ない方がいいと思います。
「こむら返り」侮るなかれです。
「こむら返り」のメカニズムは?
「攣る」というのは、筋肉の収縮がトラブルを起こし「ロック」された状態を指します。
つまり「こむら返り」は「ふくろはぎ」の筋肉が攣った状態であり、ロックされてるわけです。
・こむら返りの原因
①筋肉疲労。
②筋肉の冷え。
③脱水状態。
④ミネラルバランスの崩れ。
「こむら返り」を始め、筋肉の痙攣(攣る状態)には(筋肉が)上手く動かないわけです。
筋肉を必要以上に動かしたり、冷えや脱水状態、或いはミネラルバランス(後述)が崩れる事により、収縮にトラブルが発生しやすくなります。
その「トラブル」が「ふくろはぎ」に発生した状態と認識して下さい。
また「夏場の就寝時」に(こむら返りに)なりやすいのは「薄着で足が冷えやすい」「暑さで体内の水分が蒸発しやすい」点が挙げられます。
以上が「メカニズム」なんですけど、注意しても「こむら返り」は繰り返し発生しやすいと思いませんか?
出来る事なら、あの「激痛」と縁切りしたいですよね。
「こむら返り」を防ぐには?
「あの激痛は金輪際避けたい」
これは、度々「こむら返り」に襲われている方なら誰しも願いますよね。
原因を挙げましたが、もう一つの特徴が前出で書いた「就寝時」に集中する点です。
もう少し、具体的に説明しますと…
・日中の疲れが出て筋肉疲労が顕著。
・爪先が伸びて、ふくろはぎが縮む。
・体内の水分が蒸発する
・足が冷える(就寝時には足の温度が下がる)
という発生の原因とリンクするからです。
「こむら返り」を防ぐ為に必要な事
①筋肉の疲れを取り除く。
②水分補給を怠らない。
③足元を冷やさない様にする。
あくまで基本的事項です。
しかし…
それだけでは不十分なんです。
「こむら返り」を起こさない体質に改善する必要があるのです。
「こむら返り」を起こさない体質改善?
「ミネラルバランス」を整えて下さい。
・ミネラルバランスとは「マグネシウム・カルシウム・カリウム・ナトリウム」の(ミネラルを)形成する物質の調和している状態を指します。
このミネラルが「筋肉の収縮」をコントロールしているのです。
「痙攣状態」は筋肉の疲労により「カルシウム」が流れ出し、その為に起こる「ミネラルの調和」が崩れた状態と言えます。
つまり「筋肉の収縮」を司る機能を失った為に「ロック」されるのです。
その状態を避ける為に必要とされるのは…
「ミネラル」の補給です。
「ミネラルバランス」を常に保つ事により、あの「激痛」も遠去けられるのです。
では「ミネラルの補給」とは、どんな物を摂ればいいのか?
バランスよく補給出来る「ミネラル」を紹介していきましょう。
「こむら返り」の予防&対策
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ミネラルバランスを保つには?
・食事で補えますよ。
ミネラルの中でも「マグネシウム」が欠乏しやすいのです。
マグネシウムはカルシウムやカリウムの吸収を助ける働きを持っており、細胞の活動において重要な役割を担ってます。
働きがハードな故、補給を怠ると欠乏し「筋肉の痙攣」を引き起こす要因に繋がります。
マグネシウムを多く含む食品
①ナッツ類
②納豆
③ワカメ(乾燥タイプ)
④ひじき(乾燥タイプ)
⑤ほうれん草
⑥スルメ
➆玄米
⑧うるめ
⑨牡蠣
一日に必要な摂取量は50代男性で350mg、女性で290mgとされています。
上記食品の中でも「海藻類や魚介類」はとくに多く含まれるので、率先して取る事を心掛けて下さい。
・それ以外のミネラル
カルシウムを多く含む食品
①木綿豆腐
②チーズ
③牛乳
④煮干し
⑤小松菜
カルシウムの摂り過ぎは、マグネシウムの働きを阻害する可能性があるので注意して下さい。
カリウムを多く含む食品
①納豆
②ワカメ(乾燥タイプ)
③リンゴ
④キーウィフルーツ
⑤バナナ
フルーツは果糖があるので「糖分過多」にならない様に注意して下さい。
その他、酢やレモン、梅干し等の「クエン酸」を多く含む食品もミネラルバランスの調和に有効ですので、併せて取っていく様に心掛けましょう。
・食事以外の予防法
①水分補給は欠かさない(就寝前は忘れずに)
②就寝時は足元を冷やさない様に靴下を履く。
③足湯(足元を温め、冷えを防ぐ)
簡単に出来る「こむら返り対策」を紹介しましたが、効果が表れない場合は「他の疾病」との絡みも考えられます。その際は、掛かり付けの病院での受診をお勧めします。
・オマケ
「こむら返り」になったなら!
速やかに「つま先」を両手で掴み、上に反り返して下さい。その動作を何度か繰り返すと、比較的早く「激痛」から解放されますよ。
厄介な「こむら返り」ですが、防げない事はありません。諦めずに「改善」していきましょう。
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