
「革命的」の様に伝える記事の疑問
立春を過ぎても、まだまだ寒い日々が続きます。この時期は「腰が重く」感じる事が多いんです。気候の関係でしょうが、ズーンと違和感が軽く残るんですよね。私とよく似た症状の方が多いと思います。
「腰痛」は50歳以上の方なら半数以上抱えてるでしょう。はっきり言って「二足歩行動物の宿命」なんですよね。元々不自然な態勢で日常を送っているのです。
従ってスポーツや仕事、または何らかの「負荷」が腰に掛かる事により発症します。それ以外にも「長年の金属疲労」によって起こるのです。つまり原因は様々ですが、神経や骨の状態により痛みが生じる。この一連も苦痛が「腰痛」と言えます。
「腰痛から解放されたい」という気持ちを持ってられる方は多いでんです。整骨院においても大半が「腰痛治療」の患者ですからね。
この厄介な腰痛なので、新聞や雑誌等において特集記事を見かけます。私もそういう連載があれば目を通しますが、正直なところ「説得力がない」わけです。如何にも「これで腰痛から解放される」という誤解とも受け取れない内容がありました。
はっきり言って「腰痛治療に革命的」なものはありませんよ。そこまではっきりしているのなら「世界的な発見」で大ニュースになると思いますよ。
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私は腰痛と付き合ってます
「腰部脊柱管狭窄症」や「椎間板ヘルニア」という「要手術」のケースから一般のレベルまで(腰痛は)様々ですよね。
医学素人の私が、これらについて知ったかぶりな事を書けません。しかし、腰痛だけは残念ながら「完治無し」と言わざるを得ません。発症した時点で「付き合う覚悟」を持つべきだと思うんです。
手術でキッパリ治癒出来るものでは無く、元々「不自然な状態」であるので「痛んで当然」と認識すべきなんです。程度の差こそあれ、そこからスタートさせる事が「腰痛治療」の第一歩と言えます。
あくまで個人的な経験からなのですが、歩けない程辛い痛みなら「整形外科」に行くべきでしょうね。そうでなければ「整骨院」で診てもらう方法を取られるのがベターですよ。出来れば病院にしろ、整骨院にしろ事前のリサーチを取られる方がいいと思います。
また急に治らないわけですから、決して急がない事ですし「リハビリ」をしながら痛みを緩和していく気持ちで(治療を)受けるべきですね。
「要手術」は経験がありませんが、手術で完治は無いと覚悟しておくべきでしょう。あくまでリハビリをしながら、じっくりと(腰痛と)向き合う気持ちが大切なんですよ。
「腰痛を治す」近道は根気強くリハビリしていく事と生活面の改善にあると思います。特に仕事面においては、職場に理解を求めて(腰の負担が軽い部署に変えてもらう等)配慮してもらいましょう。
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「画期的な治療」の喧伝は慎重に
私は今もストレッチを欠かさず、腰を守りながら毎日を過ごしてます。それでも、寒い時期は鈍痛がありますし不安に駆られますね。
ただし、逆に言えば「警戒する様に」腰部からのサインと思ってるわけです。腰痛だけは、日々がリハビリと認識して過ごさない限り「再発はある」と言えます。治療に丸投げしないで、医師は「アドバイザー」と思って下さい。
ここに書くまでも無く「手術して治る」ものでは無いと思いますし、反対に「治らない」ものでもありません。
正確には「痛みを和らげる」ではないでしょうか?
また「革命的な記事」には、納得させる様な内容ではありませんでした。まる腰痛が「一つの単体的な症状」みたいに紹介され、そこさえ治療すれば解放される様に書いてましたからね。読んでいくと「画期的な治療」も整骨院で受けている(治療と)内容が変わらないんですよ。
期待されてる方には申し訳無いですが、腰痛は根気よく付き合うつもりでいきましょう。痛みだけは緩和されますから、紛らわしい記事等には踊らされない事が大切だと思います。
最後に「電車で足を組んで座ってる」マナー知らずの輩が多いですが、あの「足組み」は骨盤を歪めるだけで腰には良くないのです。決して真似されない様に。また(足組み座りを)見かけたら「腰を悪くするだけなのに、可哀想」と心の中で呟きましょう(笑)
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