
仕事に明け暮れると…
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「仕事が趣味」なのか「働かないと追い付かないのか」のか分かりませんが、毎日朝早くから夜遅くまで働く人っていますよね。
仕事の種類も様々ですが、確かに「忙しい状況」だと働かざるを得ません。当然、家に帰る時間も遅くなり「残業」ばかりの日々になります。
それぞれの状況がありますので、ここでは否定も肯定もしません。
しかし、一つだけ言えるのは健康面において非常にヨロシク無い事実ですよね。とくに管理職クラスで身体を使わない方は要注意だと思います。
とくに「ワーカホリック(仕事中毒)」の方は、仕事をしないと不安な状態なんですよ。それ故に「定時退社」が怖くなり、誰よりも遅く職場に留まらないと気が済まないわけです。
基本的に「明日すればいい」事も夜遅くまで残って業務に励み、日中は取引先や社内上層部への連絡に会議三昧。そして、アレモコレもと業務を増やし「不安感を癒す」為に打ち込んでいく。
気が付けば「時間」だけが進んでいくわけです。また、昼休みも取らず「仕事仕事」ですから文字通り「中毒」でしょうね。
唯一の「休憩」は合間に吸う煙草のみ。
標準的な「生活スタイル」を破壊して送る「仕事仕事」の毎日が、如何に身体に悪いかを理解する気も無いのです。或いは分かっているけど、知るのが怖いかも知れませんが…
あっという間に「代償を払う」事に繋がりますよ。
気が付けば「あなたの体型」が…
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ワーカホリックの方は、豊富なバイタリティーを持っているのです。従って強いストレスを感じる事が少なく、寧ろ仕事をしない状態の方がストレスなんですね。
夜遅くまで働くと、当然帰宅時間は遅くなりますし夕食も「日付が変わる」時間帯になるでしょう。
昼食も取らず「仕事仕事」で一日を過ごし、夜遅い帰宅で「お腹ペコペコ」状態です。そして「血糖値の下がり切った状態」で炭水化物や高カロリーな食事を取り、ビールや酎ハイで流し込む。
食べたら眠気が襲って、すぐに寝る。
こんな生活スタイルに加え、月に何度かは「焼肉、居酒屋」へ繰り出し、締めは「ラーメン」を汁まで完食。
「たまには休暇を取る様に」と言われても聞く耳を持ちません。自分自身で「仕事が全て」と思い込んでいるわけですから、一向に休みなど「もってのほか」で仕事仕事です。
そのうち「シャツやズボン」のサイズが合わなくなります。
「ちょっと太ったかな?」
別に気にする事も無く、生活パターンを改めるつもりもありません。会社の健康診断の結果もロクに見ようとせず、放ったらかしの状態です。
駅の階段を登っただけで息が切れ、肩で息をする様になり久し振りに会った知人に言われた言葉が…
「どうしたん?その体型?」
以前は70キロぐらいだった体重が、僅か2年足らずで100キロ近くにまで増えていたのです。
普通なら「太ってきたな」と自覚して、ダイエットをするなり生活習慣の見直しを図るものですが、何よりも「仕事」なんですよ。それで指摘されて(初めて)自分の体型が寸胴の様に変わり果てた事に気付く始末…
これ「実例」です。
「仕事中毒」から抜け出せない方へ
太った体型を何とかしたいけど、仕事は止められない。
こういう方も多いでしょうし、太ってないけど「太りたくない」方もいらっしゃると思います。もちろん「ワーカホリック」を改善するのが先決ではあるのですが、せめて体調管理を整えて仕事に打ち込まないと「健康」を損ねますよ。
まず「血糖値の急上昇」を続けていると、いずれ「インスリン」の分泌が滞り「糖尿病」を発症するでしょう。
また「悪玉コレステロール」が増え「心筋梗塞」等のリスクが高まりますし、過度の飲酒や喫煙で高血圧に陥り「脳梗塞」の危険性も上がります。
つまり「自分の命を縮める行為」なんですね。
不健康生活を自ら「モルモット」になって実験してる様なものと言えますよ。もしワーカホリックで短期間に著しく太った方は、今すぐ体重を落とす様に努めて下さい。
また、どうしても「仕事量が減らされない」方は下記を参考に体調の維持を図りましょう。
①朝昼食はしっかり取る。
②帰宅が遅くなるなら、職場で軽い食事を取る。家では食べない。
③飲酒、喫煙は減らす(控える)
④少しでも時間があれば、軽い運動を心掛ける。
⑤週に一度は体重を測る。
⑥血圧計のある方は、毎朝(血圧を)測定する。
➆健康診断で異常が見つかれば、直ぐに診察を受ける様にする。
ワーカホリックの方は、仕事の前に「自分」を見つけて下さい。そして日々何かしら異常がないかを「自覚」する癖を付けて欲しいのです。
「働くな」とは言いません。
しかし、何よりも「健康」が優先する事を肝に銘じて職場に向かいましょう。家族を悲しませない為にも体調管理は「義務」ですよ。
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