
慌てない為に今から
仕事に関する事を書いてきましたが、五十代に入ると「健康面」でも曲がり角に差し掛かってきます。
つまり、若い頃からの「貯金を使い果たした」と思って下さい。
もちろん、この場合の「貯金」とは「健康」を意味します。
早い方で四十代から「成人病」を発症してますし、五十代に突入するとその数はグンと増加します。それだけ身体の機能に衰えが出始めるわけですね。
また、それまで多少の無茶に対する「盾」であった細胞が「耐え切れなく」なったのです。
いわゆる「不摂生」を続けていれば、当たり前の様に「問題が無かった」事も「盾を失う」という現実を早めに自覚しないといけないんです。
それを怠ると…
病魔が一斉に牙を剥いて襲って来ますよ。
「長生きする」というより「健康を維持する」という考えを、これから五十代の方は抱かないといけません。
「不摂生」だけでなく「偏った食生活」や「ルーズな生活習慣」の改善見直しを考えていきませんか?
少なくとも「五十代の武勇伝」は必要ありません!
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五十代に気を付ける事
・出始める病気や症状
①高血圧
②痛風
③糖尿病
④大腸ポリープ
⑤癌
⑥脳梗塞
➆睡眠時無呼吸症候群
⑧腰痛
もちろん個人差はありますが、上記症例は特に注意が必要なものです。
病院に行けば、小冊子が置いてありますので(行った際には)持ち帰って目を通して頂きたいと思います。
・不摂生の元凶を見極めましょう。
「自分は摂生に努めた生活を送っている」と言い切れる生活を送っていますか?
ズバリ、この五十代からが大切な時期に突入するわけです。
少なくとも「無茶」は止めて下さいね。
前述した症例は、必ずしも一つの因子から発生するものではありません。しかし「不摂生」というキーワードから何かしらのリスクを背負い、やがて繋がっていく流れへと向きます。
・大至急改めましょう。
①過度の飲酒。
②喫煙。
③睡眠不足。
④ストレス。
⑤炭水化物と脂肪の過度な摂取。
⑥植物性タンパク質やビタミンの不足。
➆塩分、糖分の取り過ぎ。
⑧清涼飲料水の飲み過ぎ。
⑨運動不足。
⑩ワーカホリック(働き過ぎ)
上記に挙げた10項目全てクリア出来たでしょうか?
簡単な様で、どれか引っ掛かる項目があると思うのですが、更に突き詰めると以下の様になります。
「食事、睡眠、運動」です。
これに「嗜好品」を加えた乱れが不摂生と呼べるでしょう。つまり「摂生」とは身体内部の活動をバランス良く保つ事なんです。
ここでは敢えて「嗜好品」は省略します。煙草が「YESかNOか?」と書くまでもありませんからね。
上記の10項目は五十代に入れば、とくに危険因子となります。それだけ体内の組織が老巧化しているのです。
まず「不摂生」からのシフトには「休養」を重視して下さい。前述に「睡眠」と書きましたが、加齢と健康のバランスを保つ上で重要な事なんです。
夜更かしは止めて、毎日7~8時間は睡眠を取る様に心掛けましょう。
睡眠をリズム良く取れていれば「ストレスの軽減」に繋がります。つまり「精神面」での安定を図ることが出来るのです。
「不摂生は精神面の不安定」が原因とも言えます。
つまり「精神面を安定させる」為に何かを頼ろうとする行動なのです。
従って「規則正しいリズム」に戻し、身体を動かす事で余分なストレスが溜まらない様に努めて下さい。
また「運動」は「ストレッチ、ウオーキング、サイクリング」等、無理のない範囲で空いてる時間に行いましょう。
要約すれば「摂生=健康オタク」に走る事なんです。
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ルーティンを持ちましょう
「不摂生」も一つの「リズム」なんです。
仕事帰りに「午前様まで痛飲」「煙草4箱」等々という行動を頻繁に行っていると「体内時計」に刷り込まれていくわけです。
食生活にしろ、睡眠時間も同様ですね。
つまり「不摂生改善」とは「正しいリズム」に置き換えればいいのです。
その為には「ルーティン」を持つ様にしましょう。
長生きで健康なお年寄りに共通するのは、何らかの「ルーティン」を持ち、リズム良く生活を送ってる事です。
それが結果的に「ストレス」を減らし、淡々と過ごす事が「ネガティブ因子」の軽減に繋がっていると言えます。
・例えば、こんなルーティンどうです?
①毎日8時間は睡眠を取る。
②毎晩10時間までには就寝する。
③毎週月曜日と木曜日は「休肝日」にする。
④毎日風呂に入る前に腹筋30回を義務付ける。
⑤食事の際、必ず野菜を食べる。
あくまで例として挙げましたが、少しの努力を継続していける「約束事」を決めるのです。出来れば家族に宣言して下さい。
そして、守れなかった場合は「自身にペナルティ」を課す様にしましょう。
美しく健康的に「正常なリズム」を取り戻すと「不摂生な流れ」が消えていくと思います。
「仕事が残業続きで、どうしても不摂生になってしまう」方もおられるでしょうが…
現在「ストレスチェック」を行ってる所が多いですし「改正労働安全衛生法」では、50名以上の従業員を抱える企業で義務付けられています。
勤務先が「ブラック企業」でなければ、勤務先の「総務課」に問い合わせてみては如何でしょうか。合わせて「残業時間の短縮」も事情を説明して掛け合ってみて下さい。
五十代に突入した段階で「アクティブに身体を守っていく姿勢」が求められると思いますよ。
率先して摂生していきましょう。
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