
継続してこそダイエットです。
「ダイエット」の難しさは体重を落とす事ではありません。
落とした「理想体重」を維持する事なんです。
従って「〇キロ痩せた(^^♪」
と、喜んでも一時的に落ちてるだけですから油断すると…
元に戻ります。
何故か?
それは残念ながら太ってる方は「太る構造」になってるからなんです。つまり随時体内の細胞は「体重増加のベクトル」が向いてる事を認識して下さい。
「ベクトルと反対」側に体重を移動(ダイエット)させたところで、身体は「太ろう(元に戻ろう)」としているのです。
「瘦せたから自分へのご褒美にケーキ食べよう」
と、今まで節制して控えてた物を口にする方がいますが、反動を付けて体重を元に戻す行為に等しいわけです。
一時的に「理想体重の自分」を見たかったのなら構いませんよ。
しかし、ずっとその体重をキープしたいならキッパリと断ち切らないとダメです。
話を戻しますが、太りやすい体質の方には共通した特徴があります。つまり「太る構造」に身体が作られてるのです。その根幹にあるのが…
「脂肪細胞」の存在です。
「太る」という事は、この「脂肪細胞」が膨らんだ状態を指しているのであり、太りやすい体質の方は「脂肪細胞」が(太らない体質の方と比べて)多いわけです。
つまり、ダイエットで「痩せた状態」とは「脂肪細胞」が縮んでるに過ぎない状態なんですよ。
油断すると「リバウンド」するのは、再び脂肪細胞が膨らんでるわけです。これが前述の「ベクトル」を意味します。
そして、ベクトルを戻さない事こそ「ダイエット」と言えるのです。
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リバウンドしない約束事
①ご褒美に○○を食べない
はっきり言って、節制して控えてた物は継続して食べない様にして下さい。身体に必要な物なら別ですが、そうでなければ「縁切り」しましょう。
「タイムマネジメント」を紹介した際に「食べてもOK」と書きましたが、それは自己管理に自信のある方ならの話ですよ。ズルズルといきそうな方は、食べない方が賢明だと思います。
②体重は毎日測る。
「理想体重」に達したら、それを維持する為の計測を続けましょう。出来れ毎日が理想ですし、体重は健康のバロメーターですからね。
「体脂肪率の計測」も忘れずに!
③体内を「ハングリー」にしない。
「ダイエット」で過度な食事制限をすると、体内が「飢餓状態」に陥ります。つまり「脳に栄養を送れないSOS」を発信するのです。
そうする事により、何でも栄養として取り込もうとするので逆に体重増加へ繋がります。前述のベクトルも半端ないパワーで振り幅を戻してくるわけです。
この状況を生むと、容易には止める事が出来ません。
必要な栄養だけは、摂る事を怠らず「ハングリー」な状況は決して生み出さない様にして下さい。
④糖質は必要最小限に摂る。
何かと話題に上る「炭水化物」ですが、これは「糖質」に変わるからですね。糖質必要以上に体内へ入ると「脂肪」に蓄積されるが故に「太る素」とされているのです。
しかし「糖質」は活動する為には欠かせない要素ですから全く摂らないのではなく、必要最小限の範囲で摂る様にして下さい。
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ダイエットは健康管理と同じです。
ダイエットを「ボクシング」に例えると分かりやすいですよ。
つまり「理想体重」に落とした事は、
世界戦に勝って「チャンピオン」の座に就いた事を意味します。
しかし…
「チャンピオン」になって、それで終わりではありません。
新たな挑戦者からの「防衛戦」を戦わないといけませんよね。
この「防衛戦」こそが「体重維持」であり、ダイエットはその「維持(防衛戦)」を続けていく事と言えるのです。
そして「防衛戦に敗れる」事こそ、
「リバウンド」を意味するのです。
こう考えると「ダイエットは一生モノか?」と受け止めてしまいますが…
その通りです。
しかし、健康管理を「その場限り」で終わらせる方はいませんよね。
そう考えると「ダイエットしてからの体重維持」は全く苦痛ではないですよ。
寧ろ、今まで以上に健康面で注意深くなりますし相乗効果が見込まれます。
最後にもう一度念を押しますが…
ダイエットは「達成」してからが勝負であることを忘れない様にして下さい。
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