ストレス解消とアルコール

ケーキを何個も食べますか?

立冬も過ぎ、今年も残り2ヶ月を切ってザワザワと忙しない空気になってきましたね。そして寒さが身体に堪える季節到来です。健康面で言えば「血圧」夏場より高くなるんですよ。血管の収縮が大きくなりますから、ある意味身体に危険な季節と言えます。脳梗塞や心筋梗塞というリスクも上がり、より注意深く過ごさないといけないんです。

私は「降圧剤」服用の高血圧なんで、これからの季節は気を付ける様にはしています。とくに朝は気温がかなり低く、起きたての身体には相当な「ストレス」になるんですよね。部屋の中や車の中を暖かくするにしても、それまでのインターバルが負担になるわけです。

夏場は「熱中症」というリスクがありますが、冬場の寒さは「随時リスキー」ですからね。暑い寒いでリスクは異なりますけども、気を付けて過ごすことに変わりありません。

そして、前にも書きましたが「宴会」の季節がこの時期なんですね。一年で最もアルコールが飲まれるわけですよ(多分)楽しい(楽しくない付き合いだけのもあるでしょうが)宴においてアルコールは欠かせませんからね。

普段よりアルコールを飲まれる方が多いわけです。暴飲や痛飲を繰り返すケースもあるでしょうが、肝臓への負担はもちろんの事。かなりの「糖分」を含んでいるのです。それをジュースでは考えられない量をグイグイ飲む。

どれだけの「糖分」が体内に入っているか?普通なら有り得ない量だと思いますよ。ケーキを何個も食べないでしょう。しかし、アルコールに変わった「糖分」なら、際限なく流れ込んでいくのです。
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ネガティブ起因が多いんです

アルコール類を目くじら立てて「否定」しませんし、やはり人生においての潤滑油的存在と思います。センテナリアンの方全てが「ノンアルコール主義」だったら驚きですからね。しかし、そんな話も聞きませんから(センテナリアンの方も)嗜まれるのでしょう。

言うまでもなく、アルコール類は「飲み方」なんですよ。適量を守ってペースを崩さず飲めば問題が無いのです。あくまで嗜好品ですし、楽しくワイワイと少量を飲むのが「身体にベスト」なんですよ。しかし、出来ない方が圧倒的に多かったりするわけです。

ケーキを例に挙げましたが、「イチゴのショートケーキ10個」は食べられないでしょう。しかし、それと同等の(糖分を含んだ)アルコールなら平気なんですね。清涼飲料水にしても「炭酸飲料ペットボトル1本」は飲めませんよ。しかし、ビールで同等の量は飲めるんです。

「ヤケ酒はNG」と言われます。極度のストレスが溜まった状態で、アルコール類を流し込むわけですからね。確かにそうなんですが、普通飲まれるケースでも「ネガティブの裏返し」が多いと思うんですよ。最低でも「気分で酔いたい」理由の方は「ネガティブな要素を含んでる」と言えます。

医師でないので詳しい事は分かりませんが、ストレス状態に陥ってる身体の中は「キラー細胞」が活発になってるんですよ。あくまで「キラー」ですからね。そういう土台の上に決してプラスとは言えないアルコールが大量に流れ込むのです。

これは危険因子を増やす原因にしかなりませんよね。
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ポジティブにストレス解消を

アルコールは元来「ストレス解消のツールではない」というのが私の持論です。美味しいから飲むのであって、気分を晴らすものではないでしょう。じっくりと味わう目的を持って飲むのが「楽しい飲み方」です。カレーライスが好きな方は「ストレス発散」で(カレーを)食べないですよね。極論ですが、それと同じなんですよ。

それでも「日頃のストレス」というのは、サラリーマンにしろ主婦にしろ抱いてるわけです。しかし、飲食物に解消を求めるのは賛成しかねますね。

ストレスとなる「ネガティブな要素」と同じくらいの「楽しいポジティブな要素」も存在しますよ。音楽にしろ観劇や映画等という「ストレスを忘れさせるツール」は幾らでも存在するんです。アルコールを痛飲するぐらいなら、レンタルで「映画」を借りてきて観る方が遥かに有意義だと思いますよ。

もしアルコールを趣味とするならば、暴飲痛飲するのではなく「美味しい酒をいろいろ探してみて味わってみる」ようにシフトする事を勧めたいですね。サッカーの「元・日本代表中田英寿さん」のような感じですよ。いろいろ全国の酒蔵を巡って「日本酒を紹介」されてますよね。もちろん「金と時間」があるから出来る事ではあるんですが、アルコールを趣味とする「サンプル」にはなると思います。

当たり前ですが、自分自身の身体の事は自分でしか分からないわけです。アルコールを嗜む事に異論は唱えませんが、後で「ツケを払うのは自分自身」なんです。その事を十分に踏まえた上で、これからの「忘年会シーズン」に備える様にされては如何でしょうか。
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