
過当競争の中で問われてます
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街の電気屋さんという存在が殆ど聞かれなくなり、今や大手家電量販店が鎬を削る時代となりました。また「○○電機」だけでなく「○○カメラ」という名の「家電量販店」も勢力を伸ばしてますから、本当に競争が激しいと思いますよ。都会の真ん中のターミナル駅に隣接するのもあれば、郊外スーパーとセットで店を構えてる店も少なくありません。
確かに「現在の家電」は(購入して)ある一定の期間使い続けていると、間違いなく壊れます。これは部品の寿命が初めから設定してあるのも関係するでしょうし、多くの家電は「コンピューター制御」ですから「故障=買い替え」にせざるを得ないわけです。
修理となれば、メーカーに送らないといけないですし手間もかかりますよね。正直言って「面倒臭い」わけですよ。故障個所の状態をメールなり電話で伝えないといけませんし、その際も「購入した家電メーカーのHP」に「ID、パスワード」を入力しないとダメですからね。これ本当に面倒で、それなら「買い替えた方が手間もかからないし楽だわ」となりませんか?
じゃあ、近くの「○○電機へ行くべ」との結論が出ますよね。
保証期間を過ぎた家電製品は「随時買い替え」を選択する方が、経済的にも得策ですからね。そこで「家電量販店」をユーザーの立場からも大いに利用するわけです。
多くの家電量販店が存在しますが、基本ン的には扱うメーカーは同じですからね。後は「品揃え」と「価格」と「アフターサービス」の3点が決めての重大な要素です。これは間違いのないのですが、もう一点大切な事があります。
それは「店員のレベル」です。
鎬を削る「家電量販店」において前出の様々なサービスがありますが、何と言っても「窓口になる店員」の接客次第で大きく変わる事があります。
量販店とは言え、決して安い買い物ではありません。そこを失敗しない為にも、まず「店員の選別」は大切と思うのです。
「でも・しか」店員には要注意せよ
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不景気で就職難の昨今、なかなか正社員採用へこぎつける事は困難ですよね。しかし、決して「求人需要」は悪いばかりではないのです。深刻な人手不足で「随時募集」している業界もありますし、過当競争で店舗を増やす「小売業」も販売員不足に悩んでいるのが実態です。
従業員の数が「拡大する店舗」に付いて行けないわけです。
従って「販売業」は比較的「正社員雇用の間口」が広いと言えますが、はっきり言って「選ばれし精鋭」ではないわけですよ(もちろん、洗練された優秀な販売員も多いですが)
そんな中「正社員になれるなら」という安易な理由の下に販売員に就いた者も少なくありません。つまり昔の表現で言う所の「でも・しか店員」です。とりあえず「社員になれたらいいや」程度の志の低い販売員が多いと言えますね。人手が足りないし、とりあえず人海戦術的に中途半端な人間でさえ採用するわけです。後は研修で「マニュアル」を教わり基本的な事を覚えさえすればいいのですから。
しかし、そんな「志の低い」連中が販売員として接客されると本当に(買う立場は)迷惑を被るわけですよね。
これは実例ですが、某家電量販店で「特売の無線LAN」が上から「3000円➡5000円➡7000円」と積み上げてありました。もちろん価格が高くなるにつれ、性能面での違いが出るのは理解できます。しかし、購入する側としては予算と使用用途を考えて選びますよね。
徐に寄ってきた販売員は、いきなり「5000円の無線LAN」を勧めて来たのです。ユーザー側の状況を尋ねるわけでもなく「3000円の製品を否定」して「5000円の製品をアピール」し続けるわけです。それ程、専門的にネットを使うわけでもないので(3000円の製品を希望)事情を説明すると…
「取扱説明書を読んで下さい」
散々「5000円の製品」をアピールして「3000円の製品」の希望を伝えた返事が上記の答えですよ。中身の説明は一切無しで、後は「加入している携帯のキャリア」を聞き出し「今○○加入された方のキャンペーンをやってますので」等という「セールス活動一色」です。
これは「質の悪い販売員」の典型的な例ですが、過当競争が激しい中(販売員も)ノルマが厳しくなっているのです。精算の際「レジに販売者コード」を打ち込めば「誰が、どれだけ売ったか?」という集計が出ますからね。売り上げの悪い販売員は店長に「詰められる(厳しい言葉を浴びせられる)」のです。そのプレッシャーから「より高い商品」を売ろうと考えるのです。
家電というのは、衣料や靴、鞄と違い「個人の好み」より「機能」が優先されますよね。また決して安価な物ではありませんから、無知識で店内に入ると「ノルマ達成」だけに縛られた「中身の無い販売員」がここぞとばかりに寄って来ます。
そんな匂いをプンプンさせる販売員には、くれぐれも注意して下さい。
「家電アドバイザー」に聞きましょう
家電を購入する際は、買う側もそれなりに考えて出掛ける準備が必要です。もちろん「専門的な知識」ではなく「状況説明」「予算」「希望メーカー」ぐらいは、事前に決めておきましょう。くれぐれも「何も知らない」「何となく」という真っ白な状況は避けて下さい。前出の様な販売員が寄り付き「無駄に高い製品」を売りつけられる原因となります。
現在、家電製品協会が実施している「家電製品アドバイザー」というという資格があります。国家試験ではありませんが、家電に関する「知識全般」を習得した専門的な資格です。
この資格を得ている販売員は「製品の知識」だけでなく「製品の用途、使い方、設置法等」の細かい点まで教えてくれますし、何よりも「価格ではなく、ユーザーにフィットした家電」を勧めてくれる点が有難いのです。もちろん、気になる「故障に関する保証」等もキッチリ説明してくれます。
大手の家電量販店では、こうした「家電アドバイザー」の資格を持つ販売員が必ずスタンバイしてます。店内に入れば、以下の点に注意して適切な家電購入を目指しましょう。
・家電を上手に購入する際、気を付ける事
①予め希望する製品の指針は示しておく。
②予算、メーカー等の「リクエスト」を決めておく。
③上記の事を最低限(販売員に)伝える様に心掛ける。
④③で反応が「しどろもどろ」だったり、予算より高い製品を勧める販売員だった場合は即座に販売員を変える。若しくは店を変える。
⑤不明な点は「あやふや」にせず、何でも訪ねてみる。
⑥⑤で「説明書を読んで下さい」という販売員は論外。
⑦家電製品は必ず故障や不具合というトラブルを想定しないといけないので、アフターサービスに関する事もクリアにしておく。
基本的な事と言えば、それまでですが意外と適当に購入して「後でしまった!」となるケースが往々にしてあるわけです。また、あくまでも受け身にならず攻めの姿勢で購入する様にしましょう。
これからは「ユーザー側のクオリティ」も問われてくる時代なのです。
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