
身体の機能は止めないで
私は高校生の頃から日記を付けています。かれこれ付け始めて長いですよね(笑)その日あった出来事や感じた事を綴っているわけです。とくに人に見せるものではありません。しかし、書く事によるストレス発散にはなってました。
毎日付けてますよ。大した出来事のない日でも、数行スラスラと並べているわけです。単純に「その日を振り返る作業」をしますからね。意外と「脳トレ」になっていると思います。
書いた内容を読み返す事は少ないんです。本当に書きっ放しだけで終わりますね。従って日記帳は溜まると捨てるしかないのです。それでも書き続けていますよ。まるで義務感です(笑)
それでも私は「日記を付けましょう」とお勧めします。前述の通り「脳トレ」になりますし、何よりも「書く」という作業が身体に「いい刺激」となっているわけです。
年齢と共に「使わない機能」が増えてきます。
これは致し方無いのですが、使わない機能があるという事は「錆びついて」くるという意味と同じなんですよ。脳からの指令も滞りますし、使わないと「血液も送られない」上に「筋肉も動かない」事に繋がります。
いろんな機能を全て使い続けるのは、無理があります。しかし「動かせる機能」は常に使い続けた方がいいのです。その一環として、私は「思い返す」「書き綴る」という機能を使う日記が最適と思うのです。
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まず、どう書けば?
いざ「日記を付け始めよう」となっても「どう書けば?」て、漠然とする方もいらっしゃるかも知れません。しかし、日記は「フリースタイル」で好きな様に書けばいいんです。あくまで書き方は好みですけどね。また「日記帳選び」も迷われるかも知れませんが、参考までに列記してみました。
①一般のノート
②ルーズリーフ
③手帳型日記帳
私は付け始めた頃の②でしたね。中身を替えるだけで済みますし、効率的です。現在は③を使ってます。やはり「日記仕様」になってますし、色々自分で「カスタマイズ」出来る点が魅力ですね。
シンプルに「書く」という方は①でいいと思いますよ。基本的に①も②も「同じノート」ですからね。スタートは①か②で、続く様でしたら翌年から③に替えてみてはどうでしょう?
書く内容も「テーマ」があるわけではありません。シンプルに「その日の行動」を書き綴って下さい。朝昼夕の「食事メニュー」を書いていくだけでも面白いですよ。
日記はあくまで行動記録ですからね。色々な角度から自分の行動を思い出して書いていけばいいんです。
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少しでも「認知機能」を落とさない工夫ですね
タイトルに書いた通り、日記を付ける事による「認知症予防」を勧めたいんですよ。私もそうですが、今の世の中はIT最前線ですから「書く事」をしないんですよ。
「書くよりキー操作」ですから。
キー操作が悪いとは言いません。しかし、アナログ的な機能は残さないと本来持つ「人間の能力」が損なってくると言えます。極端な話、電話番号を覚える事が最近は「出来ない」と思いませんか?
つまり「IT依存症」から来る弊害なのです。今の高齢者の方が「IT漬け」とは考えられませんが、新たな認知症の温床に成り得る可能性はあると思うのです。また本を読む機会も以前より減っていると聞きます。
学習で例えると「国語」ですよね。読んだり書いたりする事が疎かになってると言えます。「キー操作を使う脳と読み書きの脳」は違うと思いますね。
また現代では「アナログ的な要素」を嘲笑する傾向にありますが、それは恥ずかしい事だと思います。
何故ならば「アナログ機能」は人間本来の機能と密着し、サポートする部分だからです。つまり人間の少し足らない部分を補っているのが「アナログ」なんですよ。
従って「アナログ」を完全に消してしまうと「脳における刺激」が減少すると言えます。つまり、それだけ「認知症リスク」が上昇すると思うのです。
よって、出来るだけ「アナログ機能」を働かす意味において「日記」は最適な方法だと言えないでしょうか?決して素晴らしい文章でなくてもいいんです。将来自分が認知症にならない為の訓練と思えば決して無駄な数行ではありませんので。
自分の「記録」を残す努力は、決して悪い方法ではないですよ。
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