
もはやギフトより解体です
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「景気が悪い」と言われながらもお中元、お歳暮の時期は賑わいます。毎年デパートのギフトセンターで整理券を配ってお客さんの対応をする光景を見かけますし、それだけ盛況なのは歓迎すべき傾向だと思います。
各メーカーも年々趣向を凝らした商品の詰め合わせを用意しますが、今や「本当の狙い」は先にあるのです。
これは、消費者サイドも同じ事で「ギフト」を見越して「狙い」は次に定められています。
それが「ギフト解体セール」ですよね。
メーカー側もデパートも、実は「ギフト」の次に控えてる「解体セール」の方をメインに考えているのです。やはい、消費者の購買意欲を増して「賞品を買ってもらわないと」いけないわけですからね。
まず「ギフト用の商品」ですが、あくまでギフト用の箱に詰め合わせただけの商品であり、少し下品な表現で言えば「解体セール」に向けた「撒きエサ」みたいなニュアンスを感じますよね。もちろん「ギフト」は伝統的な習慣であり、軽んじてるデパートは存在しないと思います。
その仕組みとして、豪華な化粧箱に入った「商品」を品評会に出す感覚ですよね。それで消費者に紹介する形で「ギフト」を通じて(消費者に)アピールするわけです。つまり「購買意欲」をまず(ギフトで)植え付けるのです。
そして、年が明けたら一斉に「解体セール」として売りさばくわけですよ。
年末年始の「バーゲン」はお馴染みのセールですが、この「ギフト解体セール」も言わば「食品のバーゲン」としてすっかり定着した感があります。
欲しい物をまずリサーチ
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ギフト解体セールでの売れ筋人気商品は?
夏季と冬季の解体セールがありますが、この年明けに開催される解体セールでは「コーヒー」に「ハム」が圧倒的な人気がありますね。地味ですが「サラダ油」も定番です。
その中でも「コーヒー」です。とくに人気のメーカーが割引されて売り出されるのですから「人気殺到」で売り場でも行列が出来ますからね。まずは「コーヒー」でしょう。普通のスーパーで売ってる様な商品と違い「インスタントコーヒー」でも「美味しい!」と唸るモデルなんですよ。
「ハム」も「ロースハム」が「1000円から500円」に下がりますからね。これは狙わないといけないでしょう。他には「洋菓子(クッキー、チョコレート)」も人気があります。何よりも「スーパーとの差別化」を狙って且つ「安い商品」に注目して下さい。
解体セールで狙うべき商品の基準は「グレードの高さ」「値段」「実用性」の3点です。
決して「買って損した」という事が無いように「攻めて行く」のがベストですね。従って「百貨店」「ギフト解体」「何でもいい物」と盲目的に信用して手当たり次第に買う事は控えたいところです。これは以前にも書きましたが「メーカー側在庫処分」が目的であり、決して「ギフト商品」をバラして販売してるのではありません。
年明けには「○○食品倉庫」という大きな(商社関連の)ターミナル倉庫に「大量の商品」が大型トラックに積まれて運ばれて来るんですよ。業界に携わってる方にとっては「いつもの事よ」って感じですが、一度パレットに積まれた大量の「ギフトバラし商品」を御覧になって頂けたらと思いますよ。
とりあえず「ギフト」をチェック
あれこれ書きましたが、結局のところ「解体セールの定番」は「コーヒー」なんですよ。とくに「お年寄り」の方に人気があります。そして「人口比率」で高齢者が多い状況を考えると「不動の1位」はこれからも続くと思いますね。
それと、これは予想ですが「チョコレート」が今回かなり人気を呼びそうな気がします。決して高級ブランドではありませんが、袋詰めでデパ地下で人気のチョコレートがあるんです。そのチョコレートが今回のギフトでもかなり人気ですから、間違いなく「解体セールに登場するのでは?」と睨んでます。
「コーヒー」に関しては「狙うメーカー」と「コーヒーのタイプ、種類」を予めリサーチしておく事をお勧めします。例えば「キリマンジャロのインスタント」や「モカのレギュラー」という感じで絞り込んでおくと買いやすいですからね。ちなみに「ドリップパック」が簡単にレギュラーコーヒーを注げるという目的で人気が高いんです。
個人的には「ブルーマウンテン」等の高級豆のインスタントをお勧めします。このタイプは100g瓶ですら定価3000円しますからね。解体セールでどれぐらい値が落ちてるかを注目して下さい。そして、買うと決めたら「ターゲット」を絞っていきましょう。
百貨店催事でも、今や「超主力級」の大きな催事ですし地元メディアもタイアップするので大盛況になります。従って会場内でウロウロしてたら欲しい物を買えず、人込みの中で右往左往して「何も買えずじまい」という最悪な結果も無いとは言えません。
常連で行かれる方はともかく、ビギナーで「解体セール」に行こうと考えられてる方は心して(催事)会場に行かれた方がいいですよ。
決して「解体セール」を侮ってはいけません。
そして「会場内」をウロウロするのではなく、買うと決めた商品の売り場に一直線で向かい「商品を手にしたら」サッとレジに並んで精算を済ませて下さい。そして会場を後にしましょう。
長居は無用です。
通常の買い物とは少し違うニュアンスで「十分なリサーチ」をし、出来るだけ早く会場内に入るのが基本です。最終日に「ハム」などは売り切ってしまいたいので更に値段が安くなりますが、コーヒーは「売り切れ御免」状態が殆どです。
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