
夏に向けての闘いは始まってます
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2018年のデパート商戦開幕「ギフト解体セール」は盛況のうちに終えたようです。本来催事の商品は、搬入した3~4割程度売れると御の字と言われてます。しかし「ギフト解体セール」に至っては殆ど売り切るそうです。それだけ凄まじく売れるわけです。
そこそこ高級感のある商品を安く買える。
誰でもそうですが、やはり質の高い商品をリーズナブルな価格で手に入れたいわけですよ。それにマッチしてるのが「ギフト解体セール」であり、事実購買意欲をそそる品揃えを提供していますよね。また高齢者の方は相変わらず「デパート信奉者」ですから、そこでグレードの高い商品が手に入る事は喜ばしいでしょう。
このコンセプトに乗っ取って、より魅力的な商品が年々増えてると思いますね。また各デパートが競う様に(ギフト解体セールを)開催しますからね。納品するメーカー側も「東奔西走」の状況ですし、解体セールに向けてシフトを組んでいるわけです。
デパートは基本的に「スーパーとの差別化」を図っています。従って「価格を下げずに品質とブランドで勝負」という形を取ってきました。それが、バブル崩壊やリーマンショック等の長期不況で従来の殿様商いが通用しなくなってきたのです。そこで、駅に隣接した形で「小型化したデパート」に変える店舗も増えてきました。食品専門の「スーパーと変わらない形態」で集客を狙うパターンですね。コンパクトにしないと従来の大型デパートでは限界があるのです。
コンパクト化も良いですが、逆に「百貨店ブランド」を落とす皮肉な現象も起こります。そこで「百貨店の存在感」を残しつつ「スーパーの様な食品の安売り」を図るのが「ギフト解体セール」と言えるのです。
年始の「お歳暮ギフト解体セール」の次は、夏の「お中元ギフト解体セール」になるわけです。お歳暮から半年以上のインターバルがありますが、悠長に構えてるデパートはありません。
夏に向けてのゴングは打ち鳴らされているのです。
冬と夏とでは何が違うの?
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基本的に「お歳暮とお中元」を比較すると、保存の効く商品が後者に当たりますね。冬のシーズンは(保存に)神経質になる必要もありませんから、ハムや肉に人気が集まります。とくに「ロースハム」が通常の半額になりますからね。催事場でも取り合いになっても不思議ではありません。しかし、夏場は流石に人気上位にランクされないわけです。
まず「オールシーズン物」と「冬限定」「夏限定」とに分かれます。解体セールの「王様」的存在のコーヒーはまずオールシーズンと言えますね。これは改めて触れるまでもなく、気候による保存状態が大きいわけです、さらにオールマイティーな好まれ方をするか等の要素を吟味され(商品の)ラインナップを図ります。
基本的に「清涼感と保存性」が夏と冬の分かれ目になると思われます。
冬は、前出の「ハム」に「缶詰」「海苔」「乾物類」が主力になりますね。そして「王者・コーヒー」に人気が集まりますが「出汁、調味料」もお勧めです。食卓における縁の下の力持ち的存在が冬場の解体セールで並びますから、実用性重視の方は是非そちらを狙って購入されてはいかがでしょうか。
そして「夏」は圧倒的に水物に人気が集中します。ここで「コーヒー」は粉系(インスタントやドリップ等)から「ドリンクタイプ」に様変わりするわけです。もちろん「果汁系のジュース類」も売れ筋です。そしてジュースに関しては、かなり濃厚なタイプが出ますからお勧めですね。やはり「解体セールの目的」はハイソサエティな商品を安く購入する事にありますので、スーパーで見かけない高級感(のある商品)を狙わないと損だと思います。
ここで「夏のギフト解体セール」はある意味ありきたりな内容と言えるのですが、冬にない「目玉商品」も実は隠されています。夏に関してはロックオンして(催事会場へ)向かってもいいぐらいでしょうね。
「夏の定番」の1ランク上を積極的に狙っていきましょう。
狙うのは「今しかない」特別な商品です
暑い夏の時期に出る「ギフト解体セール」の特徴は飲料系が中心となるのですが、それよりも狙って頂きたい商品があるのです。やはり「夏ならでは」の個性を放つ存在がベストですからね。そのシーズンに見合った商品が「ギフト」としての存在価値を高めていくのです。
夏と言えば「乾麺」が(人気の)中心になります。これは「冷素麵」の存在が大きいですね。何と言っても「夏の定番食」というカテゴリーで検索しても分かる通り、冬に比べて圧倒的に「乾麺の存在感」は膨らみます。また贈り物としても無難なアイテムですから、当然「解体セール」に流れてきますよね。
そんな「乾麺」の中でも特別な存在なのが「徳島・半田素麵」です。
通常の素麵より麺が太く「冷や麦」に近いのですが、この半田素麺は食べ応えのある優れた逸品と言えますよ。
四国の麵処と聞けば、圧倒的に「香川県」が有名です。もちろん「讃岐うどん」という存在が偉大過ぎますからね。しかし、徳島県も「徳島ラーメン」を象徴する様に麵処として秀逸な土地柄なんですよ。そこで生まれた「極太素麵」は、完全に素麺を凌駕する存在と言えます。
かなり全国区になってきましたから、スーパーでも取り扱ってる店舗もあります。それでも「ギフト解体セール」で売られる半田素麺の方が銘柄のある商品をゲット出来ますからね。通常の素麺より太いが故に「重い」のですが、購入する価値はあると思います。
是非とも「夏のギフト解体セール」は「半田素麺」に的を絞って購入されてみてはいかがでしょうか。百貨店側も多めに取り揃えてますし、ボリューム感のある素麺ですからね。これは文句なく「夏の定番アイテム」に成り得る存在と言えるでしょう。
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