
悪者になったりブームになったり
スポンサーリンク
今や「空前の食パンブーム」だそうです。
そう言えば「食パン専門」のベーカリーショップがありますし、そんな店は完全予約制ですからね。一斤が千円くらいする食パンもあるとか?
ブームの経緯は分かりませんが、スーパーやコンビニで売ってる市販の食パンもよく売れてますよね。
食パンだけでなく、菓子パンやサンドイッチ等も人気があります。
もちろん「パン=炭水化物」という事ぐらいは周知の事実です。そんなの関係無く、パンを買い求める人は女性を中心に増加傾向なんですよ。
主要な炭水化物食品の中でも食パンは、最も「血糖値を上げやすい(G1値が高い)」食品に位置付けられているのです。
そんな「食パン」が「アンチ炭水化物」のムーブメントに真っ向から跳ね返している現象は、むしろ皮肉にさえ思えてきます。
「糖質=ダイエットの敵」
この構図が完成してるので「ヒール役」に見られますが、身体には絶対必要な栄養素という事だけは忘れないで下さい。
「甘い物は太る」
確かにその通りです。
但し、甘い物には「糖質に変わる密度が濃い」故に「太る」と言われてるのです。
適正な「糖質」は絶対に摂る様にして下さい。
栄養の働きを考えましょう
血糖値って何の事?
・血液の中にブドウ糖が入った状態の数値です。
つまり「炭水化物」等の栄養素を摂ると、血糖中に「ブドウ糖」が送り込まれるわけです。
よく言われる「血糖値が上がる」とは、血液中におけるブドウ糖の割合が多く占めてる状態を意味します。
この「血液中のブドウ糖」を「膵臓(すいぞう)」から分泌された「インシュリン」が各細胞へ運搬する役割を担うのです。
つまり「ブドウ糖」は「燃料」なんですよ。
そして「インシュリン」は燃料を運ぶ「動力装置」に相当します。余談になりますが、この動力装置である「インシュリン」が分泌されない症状が「糖尿病」です。
「ブドウ糖」を作り出すのが「糖質」であり、一切の「糖質を摂らない」事は「体内の細胞」に栄養を送らないわけです。
つまり「車にガソリンを入れない」事と同じですね。
また「太る」と言われているのは、必要以上に摂取すると「脂肪に変わり」蓄積されるからです。
しかし、摂っただけ燃焼(運動)させれば(脂肪として)蓄積される事もありません。
余程「肥満体型」を改善するダイエットや、前述の「糖尿病治療」等の特別な事情が無い限りは「炭水化物」を抜かない様に努めて下さい。
それでも、抵抗のある方は…
最低でも、朝は摂りましょう。
細胞を動かさないという事は、内臓の機能すら停滞させる事に繋がります。
「糖尿病」が怖いのは、ブドウ糖が血液中に停滞したままなので「各細胞が働かない」点にあるのです。それ故に様々なリスクを生じるのですが、自ら「細胞の働きを止める」行為は慎んで下さいね。
朝こそ炭水化物をガッツリと
スポンサーリンク
一日の始めである「朝食」は絶対抜かずに食べる様にしましょう。
また「炭水化物」を摂って細胞に「スイッチ」を入れてください。
朝食で「太った」と聞いた事がありませんよね。つまり、朝食を取る事により身体の「動力装置」が点火されるのです。朝抜いて昼食べるという食生活は、却って「太る」という事をお忘れなく。
通勤時でも「駅の立ち食い蕎麦」や「牛丼チェーン店」でもガッツリ食べてる光景を目にしますが、それは正しい事なんです。もちろん、炭水化物の他に「野菜、果物」を取ると更に効果があります。
「食パンブーム」ですが、普通のトーストよりも「ハムやチーズ」を乗せて食べる方がビタミンや蛋白質を同時に摂れるので、複合した食べ合わせにして下さい。
牛丼を食べてる方も「牛丼オンリー」より「サラダと味噌汁」は付けた方がいいですよ。
一日の食事の中でも「朝食」程、制限の掛からない食事はありません。
食べる「軸」を炭水化物にして、その脇を「ビタミンや蛋白質」に固めるわけです。極論を言えば、食べたら太ると言われる物は「朝に食べる」様にして下さい。
「チョコレートケーキ」でもいいじゃないですか?
朝に食べたら「お腹の持ち」もいいですし、行動にも疲れる事はないでしょう。
また「朝食」こそ「色々プラス」して食べて下さい。パンとコーヒーだけでもいいですが、余裕があれば「ヨーグルト」に「ブルーベリー」を入れて食べてもかなり健康に良いですよ。
一日の活力ですから「食べて自分の細胞を即動かしてくれる」食事が理にかなっていると言えます。
朝をしっかり取っていれば「炭水化物の有難さ」を感じるはずです。
世間の「ネガティブな喧伝」に惑わされる事無く、しっかりと朝は「炭水化物」OKです。夕食を軽めに済ませ、朝食をたっぷり取る様に心掛けましょう。
もちろん、朝とはいえ「莫大な量」は控えましょうね。
(合わせてお読みください)
スポンサーリンク