2017年の炭水化物事情は?

「ラーメンの麺抜き」に見る滑稽さ

寒い時期に温かい食べ物を食べると「幸福感」に覆われます。手前味噌になりますが、当ブログレシピを参考にして頂ければ「幸福感」もアップしますよ(笑)

そんな中、先日テレビのニュース番組で「おかしな光景」が映ってました。

普通の「ラーメン店」に入った取材者が店主から「てんこ盛りラーメン」を受け取って食べていました。これだけなら「よくある人気店」の取材と思うじゃないですか?

丼から「そびえ立つ」モヤシをザクザク食べてる取材者が、やがて「あれ?」と怪訝そうな表情に変わりました。私も「?」て感じで観てましたが、何故か分かりました。

つまり、麺が入ってない「麺抜きラーメン」だったんです。てんこ盛りは全て「モヤシ」だったんです。てんこ盛りは全て「モヤシ」だけの「モヤシスープ」が正体でした。

「最近は麺少なめとか、麺抜きというお客さんが多いんですよ。それで(麺抜きラーメンを)考案したんです」やや困惑した表情で店主はインタビューに答えてましたよ。そして「賛否両論あなたはどっち?」で締め括ってました。

つまり「麺=炭水化物で太る。よってラーメンは食べたいけど、太る麺は少なくしたい」という理由で「麺拒否客」が増えているからだそうです。

私はラーメン店主が気の毒に思えましたね。確かに「アイデア」ではありますが、あまりに滑稽な光景でした。またそこまで「炭水化物が悪者扱い」されてる状況に唖然としました。
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誤解と無知な判断の先走り

「麺抜きラーメン」を注文するぐらいなら、ラーメン屋に行かない方がマシですよね。それなら最初からラーメンを食べなきゃいいんです。また「パスタはOKなのに、ラーメンはNG」というのも、おかしな話と思いませんか?

私も「ヘルシー」謳ったブログを書いていますが、そもそも「外食でヘルシー」を求める事自体間違っているのです。あくまで「外食店」は美味しく食べてもらう事が最優先ですからね。その為に存在してるわけで、痩せたいのなら(外食を)控える方が賢明と思いますよ。

それにしても相変わらず「炭水化物悪者説」が凄まじいですね。日本人の食において主食を担い、切っても切り離せない存在です。それを歪んだ形で排除しようとする傾向に、異常さを感じてしまうのです。

謝った情報や煽った記事の氾濫。そして「猫も杓子もダイエット」若しくは「体脂肪率減少運動」のオンパレードですよ。まるで「モデルかアスリートを目指すつもり?」と思いますね。

それが知らず知らずのうちに「炭水化物悪」と繋がっていき「太る素の恐怖心」を植え付けて、広がってるのです。

一体、いつから「炭水化物」は悪い存在になったのですか?突然変異でも起こしたのでしょうか?

そんな事は有り得ないですよね。つまり、余りにも誤った情報に(皆が)過剰反応を起こしているだけなのです。
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正しい知識の発信を

長寿国日本」の高齢者を見て下さい。皆さん「ご飯、麺抜き」されてますか?或いは肥満体型の方ばかりですか?

決してそんな事はありませんよね。寧ろ「ご飯、麺」それに「餅」等々「炭水化物の食べ物」を好んで食べられています。私達より生きてる期間の長い高齢者は、言ってみれば「指標」なんですよ。

「炭水化物」が本当に問題のある栄養素なら、極端な話「生態系」すら何らかの悪影響を及ぼしてますよ。しかし、そう言った声は聞こえてきません。

せいぜい「太るよ」という警告だけです。こんな「稚拙な説明」でいいんですか?

炭水化物は、脳にとって必要な栄養素ですし、食物繊維も含んでます。問題は「過剰に取る」から太るだけなんです。また再三書いてますが、私は若い頃「貧相なオカズに丼ご飯」という生活で痩せました。太る原因は「オカズ」にもあるのです。

大切なのは「しっかり動く」事であり、食事は「バランスよく食べれば」問題ありません。

近頃の「炭水化物バッシング」はマスコミの責任も大きいと思います。また繰り返しますが、奇天烈な「食生活」をせず、正しい知識の下で(食生活を)送っていきましょう。
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