「ジャイアンツ」で考える栄養学

「空前の大補強」は吉か凶か?

いよいよプロ野球が「キャンプイン」しました。今年は3月に「WBC」も開催されますし、ファンには待望の「球春到来」ですよね。そんな中で個人的に注目しているは巨人ですよ。長嶋監督時代をも凌ぐ「大補強」をしました。高橋由伸監督も相当なプレッシャーがあると思うのですが?

ここで、戦力分析はしません(笑)しかし、額面通りに選手が機能すれば「V奪還」に繋がっていくと思います。私は関西在住ですから周囲にアンチが多いのですが、好き嫌いを抜きにしても戦力を底上げしましたからね。

「FA」「ドラフト」とチーム戦力を考えた上、財力がありますから徹底した補強に踏み切れたと思うのです。ただ、いくら補強しても同じポジションに「選手が被る」と勿体無いですし、余剰人員を抱える事になりませんか?

若手を競わすならともかく、高給取りの一流どころが余るのは「何だかなぁ?」と映るわけです。去年の「カープ」「ファイターズ」は鍛え上げて洗練された若手が躍動し、優勝へと導きました。

今年の「ジャイアンツ」は、如何に適材適所で能力を上手く引き出すか?に掛かっていると思いますね。被ったポジションの選手が全く機能しなかったり、豊富過ぎるが故にバランスを欠く可能性もあるのです。
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「ポジション」を「栄養」に例えると

野球は1チーム9人で行います。また各ポジションには、それぞれに違った役割がありますし、攻撃における打順も然りですよね。

ここで「ハタ」と気付いたんです。少し大袈裟ですけどね(笑)

野球のポジションに栄養を当てはめていくと、各栄養のバランスの大切さが分かるのでは?

先日書いた職場のAサンが、いい例になるんです。例えば「蛋白質はピッチャー」「炭水化物はキャッチャー」という感じで埋めたとします。するとAサンの場合は明らかに「ポジションの偏り」が顕著になりますよね。内野手を一塁から「ビタミンA」二塁を「ビタミンB」という順にすれば、Aサンには「内野手がいない」状態なんですよ。

センターを「脂肪」ライトを「ミネラル」としても「センターばっかりでライトは?!」ですし、やたら「キャッチャー」だらけという構図に仕上がります。

あくまで「Aサン」を例に挙げさせて貰いましたが「栄養のバランス」とは、こんな感じになるわけです。つまり著しい偏りがあると「野球チーム」としての体をなさない状態に匹敵するのです。
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人も栄養も「適材適所」なんです

栄養と野球を重ねると「構図」が同じなのが分かります。つまり栄養が偏ると、身体のディフェンス(抵抗力)が穴でらけでスカスカになるんですよ。

満遍なく栄養も戦力も「均等」に底上げをしない限り、崩れてしまうのです。まさにAサンは偏りによって「ビタミン」という内野守備陣が不在に近いんです。そりゃ些細な攻撃にも弱いはずでしょう。

加えて「キャッチャー」が何人も構えている状態ですからね。蛋白質本来の働きも半減しますし、外野もセンターにばかり集まっていれば(すぐに打球も)抜けていきます。

これが、野球で例える「栄養アンバランス状態」なんです。私はAサンが職場復帰してきたら「野菜を取る様に」強く勧めるつもりでいます。結局「好きな物」だけ食べていると、身体の中は「草野球化」するだけなんです。

誰でも「美味しい物」を食べたい気持ちはあります。しかし、生きて尚且つ健康でいる為には「栄養のバランス」を考えないといけないわけですからね。それが「食生活」と呼べるのではないでしょうか。

ジャイアンツに話を戻しますが、大量補強に偏りを感じない健闘を祈ってます。各選手がチームにとっての「栄養」として機能すれば、V奪還も実現するでしょう。
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