
以前、ある地域の秋祭りに行った時に「晩ご飯を露店の食べ物で済まそう」と企てたことがありました。あの独特の雰囲気に彩られた店で売っている「アレ」です。それを色々買って食べながら神社の境内を歩き、山車を見物する。
しかし、露店で作られてる物って素材も決して良くなく、調理も多く捌こうと簡素に短時間で仕上げてあったりします。だから色んな物を食べましたが「酷い胃もたれと胸焼け」に襲われて結構苦しんだ記憶が残ってます。あくまでスナック感覚で軽く食べるのがベストですね。
「ごはん」というのは、正しく食べないといけないって痛感しました。
こういう経験もあるのですが「ジャンクフード」という存在(もしくは言葉)を御存じですか?
簡単に説明すれば「ビタミン、ミネラルなどの身体に必要な栄養素が少ない食べ物」という事になります。「ジャンク」とは「ガラクタ」という意味ですからね。正直ネガティヴな印象しかない「不必要な食べ物」という位置付けになります。
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では「何がジャンクフードに該当するのか?」となると、栄養価が低く比較的カロリーの高い食べ物が挙げられ、スナック菓子やハンバーガー、フライドポテトなどが昔からその代表とされています。冒頭に露店の話を書きましたが、これらも立派なジャンクフード販売店と言えるでしょう。
確かに「空腹を満たす」だけが目的で栄養価も高くない。「ジャンク(ガラクタ)」とはよく言ったものです。
しかし、ジャンクフードは本当に栄養価の無い不必要な食べ物なんでしょうか?
「食」の本当の目的を突き詰めていくと「生きていく為の栄養を取り入れる」ことになると思いますが、それだけが目的ではないですよね。これは触れてきましたが、ストレスを減ら精神的な目的もありますし、高いカロリーは「パワーフード系」なので必ずしも除外すべきではないと思います。また「何故その食べ物は生まれたか?」というルーツを知ることで「必要な理由」も明確になってくるわけです。
決してジャンクフードに栄養価が低いとは言えないですよね。フライドポテトは炭水化物に食物繊維(じゃがいも)脂肪(揚げる油)、ハンバーガーは動物性蛋白質(ビーフパティ)炭水化物(バンズ)に若干のビタミン(ピクルス、オニオン、レタス等)が含まれてますから「ジャンク扱い」するのも問題あるのではと感じますよね。
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大切なのは食べる組み合わせなんです。例えばハンバーガーならサラダや飲み物を工夫して付け加えるとバランスの取れたメニューになります。
私が思う「ジャンクフード」とは身体に「マイナス」にしかならない食べ物なんですよ。従ってポピュラーな扱いを受けてる物はバリエーション次第で有意義な食べ物になりますし、存在自体も決してマイナスではありません。
ただし、それらばかりを集中して食べ続けると明らかに食のバランスが崩れるし、カロリーが高いので肥満にも繋がる。だから警告の意味が入って「ジャンクフード」というカテゴリーに分けられているのではないでしょうか?
結構ガラクタ(ジャンク)の中から、お宝(トレジャー)も見つかりますし、ひょっとしたら「トレジャーフード」が潜んでるかもしれないですよ(笑)
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