菓子パンは間違いなく太る?パンブームを正しく検証してみる

メロンパンの呪いって何?

スポンサーリンク

職場にAクンという、長身の若者がいます。その彼が最近「ウオーキングを始めた」というのです。折からの「健康ブーム」ですから、その流れで始めたのかと思いきや…

 

 

 

 

 

 

 

 

「実は太っちゃたんですよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

ウェイトオーバーで膝が痛み出したそうなんです。そこで(ジョギングの様に走るとキツいので)ウオーキングを始め身体を絞っているとの事でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

決して「見た目は太った」感じではないAクンですが、短期間で7~8キロ増えたそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

そのAクン体重増の原因なんですが、特別過食にしてなかったとの事です。アルコール類は殆ど口にせず、食事も多く食べていたわけでもない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、思い当たる節があったのです。Aクンにとって癖の様に「間食」として食べていた物が「体重増加」にリンクしていたと言えます。

 

 

 

 

 

 

 

それが「菓子パン」だったのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

とくにAクンは「メロンパン」が好物で、食事の合間にオヤツとして食べていたとの事。そして思わず…

 

 

 

 

 

 

 

 

「メロンパンの呪いだ~!」と叫んだそうですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「オヤツだから問題無い」と思ってたそうですが、メロンパンに限らず「菓子パン」には注意して下さい。最近は「パンブーム」もあり、スイーツを凌ぐ人気を誇ってますが、パンは「G1値」が高いんです。

 

 

 

 

 

 

 

G1値とは?

 

簡単に言えば「血糖値を上げる数値」の事です。つまり「血糖値」とは「血液中に送られるブドウ糖」を指すわけで「G1値」が高いという事は、より多くのブドウ糖が血液に入ってきます。

 

 

 

 

ブドウ糖は、インスリンにより細胞や筋肉を動かす「エネルギー源」として運ばれますが、その量も多いと「脂肪」として蓄積されるわけですね。

 

 

 

 

 

 

 

つまり「菓子パン」太りやすい食べ物と言えるのです。決して「呪い」なんかではありません。

パンは悪い食べ物ですか?

スポンサーリンク

菓子パンが太りやすいのは分かりました。それでも「安全な菓子パン」はありますか?

 

 

「安全」という定義で括るると微妙になりますね。確かに栄養学に見ると「糖質、脂質」が多く「ケーキ」等の洋菓子類と遜色無いレベルである事は確かです。荒っぽい表現をさせてもらえば、カテゴリー的に「ジャンクフード」に属する食べ物と言えます。

 

 

 

 

 

 

 

「エンプティ カロリー(空っぽのカロリー)」とも表現されてるらしく、栄養価が無いわりにカロリーだけが高いとも言われて「食べるのは止めましょう」と、一部の栄養士の方は警鐘を鳴らしている程です。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、これまで「某メーカー」の菓子パンを殆ど食べつくした者として言わせてもらえば…

 

 

 

 

 

 

 

「菓子パン」は決して危険な食べ物ではありませんし、食べていけない事もないんです。ただ「G1値」が高いが故に「食べ方に気をつける」必要があるのです。従って、いくら「栄養士」の意見と言えども「食べるな」はおかしな話ですよ。

 

 

 

 

 

 

 

菓子パンのカロリーはご想像の通り高いです。ちなみに代表的な菓子パンのカロリーは以下の通りです。

 

あんぱん     (280カロリー)

クリームパン         (340カロリー)

メロンパン            (440カロリー)

小倉デニッシュ      (490カロリー)

 

菓子パンでも「ホイップクリーム」が加わった物や、複合的に材料を使用してる物はカロリーも脂質も高くなってます。上記に紹介したのは、あくまで参考程度という事で。いずれにせよ、標準サイズの菓子パンは1個あたりのカロリーが「300前後~」となっておりヘルシーな食べ物ではありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、決して「エンプティ(空っぽ)」という事でもありません。まず「タンパク質」「ミネラル」も含んでいます。また「あんぱん」脂質も少ない方(メロンパンの1/4)ですし、餡には小豆の「食物繊維」が含まれているので「ジャンク」ではないですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

糖尿病や肥満で「糖質制限」をされている方は別にして、一般的に「食べる事」に関しては問題ないですよ。何よりも「食べられないストレス」を溜め込むほうが健康に良くないですからね。

 

 

 

 

 

 

 

問題は「食べるタイミング」なんです。

「フード・コントロール」が大切です

菓子パンを食べるのにタイミングは必要?

 

必要です。糖質も脂質も多く「カロリー」が高い食べ物は、しっかりと計算をした上で食べる事が大切と言えます。従って、無暗に「空腹を満たす」目的で食べる事は慎んだ方がいいでしょうね。

 

 

 

 

 

まず「夕食前後」に食べる事は絶対に止めて下さい。前述の通り、血糖値を跳ね上げる要素が高いですし「菓子パン+夕食」ともなれば、相当な「ブドウ糖血中異動」が行われます。これは肥満、糖尿病の方でなくとも避けて下さい。つまり「間違った食べ方」なんです。また「小麦粉」「お米」に比べて腹持ちが悪いというデメリットがあるので、満腹感が得られません。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、正しく食べるには「一日に自分の食べる食事の栄養とカロリー」ザクッとでいいから把握しておいて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

決して太らない菓子パン摂取法

 

朝食として食べる。

 

一日のトータル摂取カロリーを算出し、そこから「菓子パン枠」を予め決めておく。

 

菓子パンは「炭水化物(糖質)、脂質」が多いので、一日の食事においては「それ以外の栄養素」を意識して摂る。  

 

夕食前後は食べない様にする。また3時のオヤツで食べた場合は夕食の量を減らす。

 

食べるなら1個までに止めておく。

 

 

やはり「太るから食べるな!」は乱暴過ぎると思うのです。確かに「糖質カット」のパンも販売されてますし、それは歓迎する傾向ですが「ストレスに悪い」事も避けないといけません。そして疲労感がある時や思考力が鈍った時など「糖質」は助けてくれるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

どんな食べ物でもそうですが、まず「考えて食べる」癖を身に付けて下さい。そして「食べ物の情報」を知った上で「どのように食べようか?どのタイミングで食べようか?」とコントロールすると、決して「菓子パン」も無謀な食べ物では無くなりますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

街中でも「ベーカリーショップ」を多く見かけますし、女性を中心に「パンブーム」は全国に広がっていますよね。それは決して悪い事ではありませんし、寧ろ歓迎すべき事だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして「楽しく正しく」食べて、食生活を華やかに彩っていきましょう。

(合わせてお読みください)

炭水化物は朝に摂れ!一日の活力を朝食に求める工夫術は?
スポンサーリンク


コメントを残す