コレステロールについて再度考える

どうも「誤解」が解けてないように思います

健康診断の結果を書いた際に「コレステロール値」の事を書きましたが、どうも「コレステロールについての知識が一般的に浸透してないのではないか?」と感じたんです。そういう私も完璧に知ってるわけではありません。あくまで「かかりつけ医」のアドバイスによって少しばかり知ったに過ぎないのですが、今一度再考してみたいと思います。

まず「総コレステロール値」という表記がおかしいです。

だいたい「善玉(HDL)」「悪玉(LDL)」を合算するのが矛盾してますよ。私は「善玉(HDL)」の値が高いのですが、それにより毎回「総コレステロール値オーバー」で検査上では「異常アリ」の判定なんですよ。

今でこそ「かかりつけ医」の説明で、気にしてませんが今年も「異常」で健診結果で書かれてましたよ。知らない人だったら「コレステロール値が高い!どうしよう?」てなりませんか?

そんな「アナウンス」が絶対的に不足していると思いますし、まず「総コレステロール」という枠設定しない方がいいと思いますよ。確かに「悪玉(LDL)」が高いのは問題がありますので、それなら別に分けた表記を求めたいですね。

本来身体に良いとされる「善玉(HDL)」が異常視される事は、誤解を誘発してるわけですよね。これは国や厚生労働省が正すべきでしょう。
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善玉コレステロール(HDL)の働きを知るべし

コレステロールには「善玉」と「悪玉」の二種類があります。これは再三書いてきましたが、一般的に「悪玉(LDL)」のイメージが「コレステロール」のいめーじとして定着しているんです。所謂「動脈硬化」に繋がり「心筋梗塞」「脳梗塞」を引き起こす要素ですね。

確かにそれがコレステロールのネガティブな面なのですが、一方ではその働きを止めるコレステロールもあります。所謂「善玉コレステロール(HDL)」がその存在ですよね

つまりコレステロールとは「マッチポンプ」みたいな関係なんです。

 

悪が現れ正義が打ち消す。この構図で「悪だらけ」なら脳梗塞等のリスクは高くなりますが、その作用を防ぐ働きは伝わらないんです。どうしてもリスクを伴う要素を強調するきらいがあります。

従って、コレステロールで伝わる情報の大半は「悪玉(LDL)」なんですよ。それより、対極にある作用をもたらす「善玉(HDL)」の働きを伝えるべきでしょう。

分かりやすく説明すると、サッカーで言うところの「センターバック」「ゴールキーパー」の様な役割を果たしてるんです。これが少ないと逆に前出の疾患リスクが高くなるのですから注意しないといけないわけですよ。

はっきり言って「善玉(HDL)」は違う名称に変えた方がいいと思います。コレステロールは「悪だけの名称」でいいんじゃないですか?
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コレステロール(悪)に気を付ける生活を

基本的に「太る食生活」はNGですね。まず動物性脂肪を控えることですし、糖分も同じです。これらは「中性脂肪」を増やす働きがるのです。そうなるとHDLをを減少させ、心筋梗塞等のリスクを高めます。

つまり「太る食事」を続けると前出のサッカーに例えると「キーパーの居ない」状態で相手チーム(LDL)が攻め込んで来てるようなもです。そう考えると食生活も理屈で分かりやすいと思います。

また同じ理屈ですが「ビタミン」「食物繊維」は積極的に摂るべきなんです。これは「キーパー」「センターバック」「サイドバック」の数を増やす感じですよね。

その他では「アルコールを控える」「煙草を止める」等になります。基本的な健康生活を続けていれば「悪玉(LDL)」が増える事はありません。ある脳梗塞で倒れた有名人は毎日「焼き肉」を食べ続けていたそうです。

健康とは「基本に立ち返った生活を続ける」ことにあります。それと、正しい情報や知識を積極的に取り入れていく事ですね。私も僭越ながら「得た情報」はこれからもアップしていく所存ですので、間違った喧伝にはくれぐれも注意していきましょう。
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