
「ジャンクフード」に関して、私は存在を否定するつもりはありません。寧ろ他の食べ物との組み合わせや食べ方の工夫でいくらでも有益になります。
しかし「ジャンク・フードライフ」だけは絶対に避けるべきであり、続けているなら止めて下さい。
「ジャンク(ガラクタ)な食べ物を食べる生活」ではなく、「ジャンク(ガラクタ)な食生活」の事です。もちろんジャンクフードばかりを食べ続ける生活もNGですけどね。
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具体的に書けば、ごはんを食べずにスナック菓子で過ごしたり同じくチョコレートだけを食べて「必要な栄養は摂った」とする理解不能な食生活を続ける事です。後者の例など「お前は遭難者か?」と突っ込みを入れてやりたくなりますよ。しかし、若い世代の中にはこんな出鱈目な食生活を実践してる者もいるらしいのです。
これは「第一次ダイエットの弊害」で触れましたが、正しくない食生活はやがて精神をも破城させていきます。つまり「司令塔」である脳の機能が異常な食生活を送る事により混乱を招くんです。自分自身の体験上、間違いないですね。
「ジャンクフード・ライフ」を止めろとは言いませんが、「ジャンク・フードライフ」は絶対に止めましょう。
さて話題を変えますが、私の両親の食生活で特徴と呼べるものがありました。
それは「お粥」です。
これは同居してた(父方の)祖父も含めて、皆よく食べてましたよ。翌日に残った白飯は必ず「お粥」に変身してましたから。それも水で作るシンプルな「白粥」ではなく玄米茶を入れて「茶粥」を作るんですよ。またサツマイモがあれば「芋粥」にしてよく食べていました。
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私個人はあまり好きじゃなくて、食べた記憶は少ないんです。と言うか「自分達のご馳走」て感じで、私には最初から別メニューがありましたしね(笑)これがあれば「他に何も要らない」てぐらいだったんですよ。
それで思ったんですが「お粥」は結構身体に良いんじゃないかと?
まず使う「ご飯」は翌日の「冷えたご飯」です。これは先日、本で読みましたが「炊きたての温かいご飯に比べて冷えたご飯の方がレジスタントスターチを多く含む」らしいんです。
「レジスタントスターチ」とは消化されない澱粉のことで、小腸で消化されず直接大腸ヘ届き、血糖値やコレステロールの抑制に効果があり、大腸癌などの予防に繋がる「優れもの」なんですよ。
つまり、無意識のうちにレジスタントスターチを豊富に摂っていた事になります。また玄米茶はビタミンが豊富でアンチエイジングにも効果があるらしいんですよ。サツマイモは食物繊維が豊富ですからね。今更ながら感心する次第です。
一時、東北のある県が「胃癌で亡くなる方」の上位にランクされ、その県では「熱い茶粥を食べる風習があって、それが発生の一因になってる」と聞いたことがあるんです。しかし祖父は83歳、母は79歳で亡くなりましたが癌ではありませんでしたし、父は90歳を目前にしてもピンピンしております。癌どころか長生きに繋がってると思うんです。
決して私が断言する話ではないのですが、身近な例を見て「お粥の効能」を実感しました。「ジャンク・フードライフ」を続けてる若者に是非食べさせてやりたいですね。
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