恵方巻よりイワシですね

なかなか店頭に出ないんです

新年が明け「おせち料理」に箸を付ける前からスーパーやコンビニでは「恵方巻ご予約受付中」のポスターが貼ってます。正確には年末から見かけてましたよ。さすがに商戦は激しいですね。

今年は「北北西」が恵方だそうです。思わず私は「ヒッチコック」の映画タイトルを連想しましたよ(笑)

「春を迎える」に当たって、縁起を担ぐ風習に乗っかった中での行事ですよね。農業を基本として培ってきた日本人は、こうした習わし事を大切にします。それは「豊作を願う心」が根付いて一人一人に宿っているからです。

さて、その恵方巻と一緒に頂くのが「イワシ」ですよね。節分料金で、決して安くないのですが店頭に並んだイワシは売れていきます。

私も必ずイワシは買いますね。少々高くても買いますし、縁起物以前に栄養価の高い魚ですから(頻繁に)頂きたいと思っているんですよ。焼くだけでなく、煮ても揚げても美味しく食べられますからね。

そんなイワシが、最近なかなか店頭に並んでないと思いませんか?
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もはや魚へんに「弱」ではない

イワシは「アジ、サバ、サンマ」と並ぶ「青系の魚四天王」と勝手に呼んでます。けど、間違ってはいないでしょう。それぐらい栄養価に優れた魚なんです。

「魚は身体に良い」と言われますが、これは青系の「四天王」を指していると思いますよ。そして、手軽に入り庶民的な親しみのある魚と言えます。その中でもイワシは大衆性の抜きん出た存在でした。

そのイワシが、数年前からめっきり見かける回数が少なくなったんですね。私はイワシの煮付けが好きなんですが、食べる回数が減りました。というのも売ってないのですから…

以前イワシの事を「所詮、動物の餌ぐらいにしか利用価値がない」と言い放った者が居ました。確かにその当時は安魚でしたし、安価で手に入る存在だったんですけどね。その「餌」が今や「レアな高級魚」ですよ。

言い放った者は、今頃どんな心境なのか?伺ってみたいですね。イワシの立場で言わせて頂くと「思い知ったか」て、ところでしょうが。

今やイワシは「弱」魚ではない、ということだけは確固たる事実ですね。
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されど私はイワシを追います

まず希少価値になった背景は「乱獲」や「潮の流れ」の関係で獲れなくなった事があると思いますね。以前、何かのニュースで「これからはイワシが食卓に並ぶことも少なくなるでしょう」と言ってましたから。

けど、現実には「希少な存在」になりました。

従って「そこそこの大きさ」のイワシを食べることが出来るのは、節分の日ぐらいになりました。これは本当に寂しいことですよ。

元々「高級で希少価値」のある物には、最初から買う気もありません。また食べたいとも思わないんです。

しかし、大衆性の高い物が食べられなくなるのは「何とかならないものか?」となりますよね。カルシウムも豊富ですし、所謂「ウルメ」という干したイワシも栄養の優等生ですよ。そして「不飽和脂肪酸」という脳等に栄養を送り込む成分をたっぷりと含んでいるのです。

話が恵方巻に戻りますが、私は巻き寿司も好物なんです。シンプルな高野豆腐と玉子と干瓢、椎茸を巻いてあるのがベストですね。あまり「カルビ巻き」とか「エビフライ巻き」な類は好みません。

それより「イワシ」ですね。なかなか希少な存在になりましたが、確実に店頭へ並ぶわけなので(節分には)購入します。そして、今一度「青系の魚」に感謝して「健康」の為に頂くのです。
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