人は何故「小麦粉」を好む?

「主食」あってこそ

ジョコビッチ「全米オープン」の決勝で負けて残念でした。「グルテン・フリー」を取り上げてる私としては親近感を持って見てましたからねぇ。「ジョコビッチ」と聞けばイコールで「グルテン・フリー」となるぐらいなんですよ。

決して私が「グルテン」を制限しないといけない立場ではないのですが、確かに「挑戦するに値するテーマ」ではあると思ったのです。

それだけ人々の生活に「グルテン」は入り込んでるわけです。つまり「小麦粉」という食材こそ、

「世界の主食」という座に君臨しているのです。

「主食」を除いた食事というのは、なかなか難しく日本人なら「米」が該当しますけど「米抜き」する事は(食生活において)何処か「ぎこちなく」なるわけです。

つまり、主食を中心にして人は食事を取る。そのバランスが形成されているんですよね。果たして「いつ頃」からそうなったのかは分かりませんが、少なくとも「食生活」において抜きたくない存在であることは確かだと思います。
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「小麦粉」の魔力

さて、そんな中での「小麦粉」です。これほど幅広く使用されて食生活を担ってる食材はありませんよね。

「麦」をそのまま食べるケースって稀じゃないですか。麦ご飯というのがありますが、あくまで「小麦粉」が様々な形に変えられ、一つの食品として存在感を示しているのです。

代表的なのが「パン」「麺類」になります。他には「ピザ生地」「お好み焼き」「菓子(ケーキやクッキー、ドーナツ)類」や「餃子を始めとする中華料理の点心」それに醤油やポン酢、ドレッシングの調味料に忘れてました。天ぷら、フライの「衣」にハンバーグなどの「つなぎ」まで使われます。

思いつくままに並べましたが、見事なまでの「変身」ぶりですよね(笑)

時に「主役」に抜擢され、またある時は「脇役」で絶妙な味を出せるんですから「小麦粉マジック」恐るべしですよ。また、みんなに好かれる食べ物ばかりに変わると思いませんか?

しかし、必ずしも栄養学的には「称賛」されない。何となく「魔力」のようなものを感じるのです。
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魅かれるには「訳」がある

私も「小麦粉」大好きです。毎朝パンを食べてますし、上記に挙げた食べ物にも目がありません。全く拒む理由がないですから(笑)

それでいて「グルテン・フリー」のレシピを考えたのは、理由がありまして、

「小麦粉の魔力を解いてみる」だったんです。

それで、ここまで三品作ってみたのですが、多少足りとも分かった事があります。

小麦粉には「まろやか感・重厚感・弾力性」を出す事ができ、味に「深みと包み込むような食感と柔らかさ」が凝縮されているんですよ。

あの「歯ごたえ」が他の追随を許さない「魔力」となっているのじゃないかと?

その源が「グルテン」なんでしょうね。だから、小麦粉を抜いた食べ物はどこか「刺々しい」感じがするんです。これは決して「美味い不味い」の話ではないのですが、小麦粉を使った食べ物は「安心感」を与えてくれるという表現が当てはまりますかね。

フカフカの「羽毛布団」で寝るような感じです(笑)

しかし、アレルギーを発症したり、体質的に過敏症など「デメリット」を生むことがありますし、炭水化物ですから摂取し過ぎると「体重増加」にも関わるわけです。

そうは言っても「グルテン・フリー」レシピはこれからもアップしていきたいですし、小麦粉(グルテン)には時々「挑戦状」を叩きつけたいですね。それが、また新たな発見を生むかも知れませんので(笑)しかし、小麦粉って偉大な存在と感じました。
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