
ボーダーラインは75歳
現在89歳の父親に聞いた話なんですけど、70歳代前半までは比較的スムーズに来るそうです。これはあくまで健康面に関してなんですが、75歳に入るとキツくなると言ってました。
もちろん、個人差があるのでキッチリそうなるとは限らないですよ。それでも父の周辺での話や(父親)自身の経験を踏まえた上での意見だと思います。これに関して正解なデータは存在しませんが、経験則からくる意見は説得力があるものなんですよ。事実母親が認知症に入っていったのは74歳で、脳梗塞を発症し腎盂炎で透析になったのが翌年以降でした。
つまり「75歳」とリンクするんです。
理由は分かりませんが、平均寿命が男女ともに80歳を越える現在。
「最後の関門」として構えてるのかも知れませんよね。この75歳が何を語るのかを紐解くとともに、それまでに「準備」を入念にしておくべきだと感じました。
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鱈ソテーのスパイシーオムレツ
またここで「レシピ」紹介です。低栄養という言葉に危機感を抱きましたので追加させて頂きました。決して高齢者向けというわけではなく、みんなが美味しく?食べれる事を願い考案しましてみました。
〜材料(1人前)〜
・鱈切り身(一切れ、予め塩胡椒しておく)
・玉子(2個)
・エノキダケ(好みで1/2束)
・鶏ガラスープ(大匙1)
・塩、胡椒、カレー粉(適量)
・バター(適量)
・片栗粉(適量・予め水で溶いておく)
・水(1カップ)
〜作り方〜
①鍋の水を沸騰させたところで鶏ガラスープ、カレー粉を入れて味を整え、好みでエノキダケを加え弱火で煮立て、最後に水で溶いた片栗粉を入れる(塩胡椒での調節はお好みで)
②フライパンを熱してバターを溶かし、鱈をソテーする(中火で)
③卵を溶いて②の鱈を包み込むように流し込む
④少しキツネ色になったところで③を皿に移し、①のタレを上からかけて完成
これも結構簡単に作れますよ。淡白な白身魚なら何でもOKだと思います。またカレー粉を入れるところがミソなんです。カレールウではないので純粋なカレーの成分が含まれていますしね。卵と魚とバターでタンパク質を豊富に含まれた一品と思います(笑)
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アンチエイジングは食から
これも父親の言葉なんですが、人間にとって何よりも大切な事は「食べる」であると。
よく「衣食住」と言いますが、圧倒的に大切な事が「食」で、極論を言えば他は「無くても何とかなる」んですよね。これは戦争経験者ならではの言葉だけに説得力があります。
「野菜嫌い」がタマに傷ですけど(汗)
(話を戻しますが)また食は各年齢層において、それぞれ目的があります。低栄養で何とってなく高齢者の方は「食べること」にも消極的な印象がありますし、基本的に「高齢だから食べなくてもいい」という一種の「差別的考え」が暗に罷り通ってないでしょうか?
そういう排他的思考はやがて「自分」に跳ね返ってくると思いますよ。
このブログのコンセプトにある「未来の自分」ですよね。今の高齢者を何十年後かの自分に置き換えると「真剣」に向き合えると思うんです。私は決して介護関係のプロではありません。ただ、現状ではこの先かなり厳しい時代が来ると思います。
そして「今の自分に何が出来るか?」を考えていき、食を中心に各世代へ発信していこうと思ってるわけなんです。
「今でしょ」だけではなく「未来もでしょ」
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