
まずポジティヴに
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「大人の発達障害」が取り沙汰されています。これは、成人してから「発達障害」になるのではなく、見過ごされて「発覚した」ケースなんです。
「大人の発達障害」というマスコミの伝え方はには抵抗感がありますし、表現を改めて欲しいと強く思いますね。
いずれにせよ「大人の発達障害」と診断された方は、苦しみつつも「普通に健常者」として歩んできたわけです。しかし、明らかな目立つ点や知的障害が見られない限りは「今でも見過ごされる」ケースはあるのです。
子供が「発達障害」と気付かない。
特に以前は「知的障害が見られない」と、そのまま通されてた傾向があります。
確かに「発達障害」について「法も研究」も具体化され出したのは、この10年程度ですから「タイムラグ」は致し方無いと言えなくもありません。
大切なのは、何よりも「彼等の進む道」を提供する事だと思います。
そして「発達障害」の中でも、自分の属するグループと照らし合わせながら分析を測る事により「適した方向」が必ず見つかりますからね。
決して悲観する事は無いと思います。
その為にも早い対策を講じて「進むべき道」をポジティヴに模索していきましょう。
環境整理が彼等を救う
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何よりも「周囲が理解者」で固められている事が大切ですし、本人も(理解してもらう)努力を怠らない事が大切です。
しかし、残念ながら「発達障害」に対する理解のある職場はまだまだ少ないですし、トラブルも絶えません。
就活における「傾向と対策」
・自分のスキルと照らし合わせていきましょう。
①事務、影響、接客(サービス関係)は避ける。
②運輸、配送、倉庫関係も避ける。
③客(若しくは得意先)と接する仕事は避ける。
④運転や肉体労働に該当する仕事も避ける。
⑤一人で作業する(何かを作り上げる)仕事は向いている。
⑥芸術、美術系やIT関係に向いている。
➆上記①~④でも職場が理解力を示す事が出来れば、適材適所で能力を発揮出来る。
⑧オンリーワン的な仕事には強い。
⑨集中力はズバ抜けているので、細かい作業は人並み以上にこなせる。
⑩職場全体で受け入れる環境作りをしているかを、予め確認しておく。
発達障害者には、様々な特徴がある上に「コミュニケーション」でのトラブルが多いわけです。また多角的な視野が若干乏しく、予測する事にも弱い面がありますので、その点を考慮して(リカバリー出来る仕事を)選定して下さい。
大切なのは、何よりも…
「理解ある職場」の存在です。
「大人の発達障害」と成人してから職場で挫折するのは「周囲の理解不足」が大きいわけです。逆に言えば、能力のある人材を理解せずに手放しているのです。
また、職場に「発達障害かも知れない?」と思われる人物が悪戦苦闘を続けているのなら、一度本人に「カウンセリング」を受ける様に勧めて下さい。
そして、職場にも掛け合って事情を説明し「能力を発揮出来る」部署に異動させてみる方法もあります。可能ならば、是非「才能を活かす」方向へ導いてあげましょう。
基本的に「高い収集力」と「ツボにハマった時のスキルの高さ」は職場において貴重な戦力に成り得るものです。
まずは「本人の得意な業務内容」を見分けてルールを作り、没頭出来る環境を用意してあげましょう。
それが「発達障害者」の社会貢献に繋がっていくと思います
オンリーワンは根気よく
一般的に「発達障害者」は、コミュニケーションに欠ける面があります。また、物事の順序立てに弱く言葉だけの説明に理解出来ない場合が多く見られます。
そして「簡単な当たり前」と思われる事が出来ないんです。
「誤解を生み」職場を追われたり、苦しみ続ける事が後を絶たない。
これは不幸な事ですし、個人の「スキルの芽」を摘み取っていると言えませんか?
現在は、中学に上がった段階で「10年先を見据えた」訓練にシフトをする傾向を強めています。一般的に大学を卒業して就活する年齢(22歳~23歳)に合わせた訓練ですね。
早い段階でスキルを見つけ、それに特化していく事が将来的にも有利になります。
今や「15人に1人」と言われる発達障害者に対する「訓練」は本格的に行わないと間に合いません。そして、ようやく行政単位で動く流れになっているのです。
これは繰り返し書いている様に、親御さんが「しっかりと自分の子供に向き合い」出来るだけ早く「専門教育」を受けさせる事です。
早ければ早い程、効果は上がります。
また「大人の発達障害」と後発的に発覚した方も、決して悲観せずに今一度「自分自身」と向き合い、可能性を見出していきましょう。
相談機関には、全国の「発達障害者支援センター」があります。一人で悩まずに、是非悩みを打ち明けて下さい。
また就労相談に関しては、最寄りの「ハローワーク」等、是非足を運んでみられたらと思います。
根気がいる作業ではありますが、周囲の理解を得て「才能を発揮」出来る職業には必ず就けます。
その為のバックアップをこれからも続けていきたいと思います。
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