
些細な事でもハラスメントです
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コロナ禍という状況において「医療と経済」のバランスが深刻化しています。もちろん医療が最優先ではあるのですが、そちらにシフトする余りに経済が苦境に追い込まれる悪循環が現在進行形で推移しているのです。
決してコロナ禍に始まったわけではありませんが、職場における「ハラスメント」が深刻化してるのではないでしょうか?強引に結び付けたのは「経済苦境を始めとするストレス」が従来から蔓延るハラスメントを増長させているのではないかという事です。
※ハラスメントの定義
①職場における優越的な関係を背景とした言動。
②業務上必要かつ相当な範囲を超えたもの。
③労働者の就業環境が害される。
上記の要素を全て満たされるものが「パワハラ」に該当します。
要するに、職場における立場の上の者が下の者に対して与える不当な行為を指すわけです。この行為を受けて苦痛に感じてしまう事はパワハラと呼んでも差し支えありません。
パワハラ以外にも「セクハラ(セクシャルハラスメント)」「マタハラ(マタニティハラスメント)」等がありますが、根底は「虐め行為」と言えます。種類は違えど、立場の上の者が下の者に苦痛を与えているのです。
基本的にハラスメントは有利な立場だからこそ、それを逆手に取った卑怯な行為と言えるでしょう。これはセクハラもマタハラも共通しています。自分のストレス発散を「下の立場の者」へ当たり散らす事で晴らしたり、気持ちを慮らずに自己都合で我を通す行為は苦痛を与えているのです。
更に厄介な事に、これらの行為や言動を「ハラスメント」と自覚してない連中が増えていると思われます。ストレスからくると「自分も被害者」という歪んだ主張も存在するので、パワハラの境界線が見え辛くなっている現実も存在します。
最初は「指導」のつもりでも、やがてはエスカレートするケースが境界線を曖昧にするわけです。従って加害者側に「落ち度や自覚が欠けている」のも当然であり、文字通り「パワー」で押さえつけていると言えるでしょう。
立場が下であれば、抵抗すら容易な事でありません。また「上の立場の圧」が強烈にのしかかってトラウマになってる場合もありますし、こういう状況を生み出すと些細な事でもハラスメントに該当するのです。
「こんな事された(言われた)けど、これってパワハラに該当するのかな?」と疑問を持たれる方もいらっしゃると思います。圧の恐怖心が知らず知らずに妥協してるケースも多々あるのです。しかし、それらを見過ごしていてはパワハラを根絶する事は出来ません。どんな小さな事でも掬い上げてこそ(職場における)パワハラを無くす第一歩に繋がるのではないでしょうか。
こんな事もパワハラですよ
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職場におけるハラスメントが社会問題化し、社内でも相談室を設けてる企業が増えてきました。それでも全体からすれば、まだまだ少ない方ですし設けてあるにも関わらずハラスメントを止めない職場も珍しくありません。とくに質の悪い社員が今も間違った指導を続けているのです。
微妙なパワハラとは?
※ケース①
・強面先輩社員の身勝手過ぎる要求。
年数が古く、短気で喧嘩っ早い先輩社員は以前から恐れられていた。とにかく我儘で「皆が平等でないとアカン」というのが口癖。確かに正論の様に聞こえるが、異常なぐらいに劣等感が強いだけ。そして「相手が恵まれて自分は不当な扱いを受けている」と感じた途端(相手に)攻撃的な態度を取り続ける。嫌味を言い続けたり、相手が業務上の依頼をすると劣化の如くキレる。この態度は「自分が不利でなくなった=平等になった」まで続く。決して相手が正当にも関わらず、自分の身勝手な要求ばかりをかりを押し付ける。
※ケース②
・自分で解決しないで、所かまわず電話攻撃。
同じく年数が古い強面先輩は、仕事の覚える要領が極端に悪い。後輩が丁寧にマニュアル作成しても読む気は一切無し。とにかく「聞きながら覚える」スタイル。もちろん、悪い事ではないが、相手の状況やプライベートなども一切無視で携帯電話を鳴らす。これが業務外の時間であろうと、相手が休んでいようが関係無し。それで電話に出ないとキレる。また頻繫に電話をかけてくるので後輩社員は自分達が公休でも気が休まらず神経が疲弊する。
※ケース③
・会社に貢献している?先輩の無茶要求。
運送会社勤務の異常なぐらい会社愛に燃えている先輩社員。とにかく経費の無駄遣いを嫌う。尤もらしい理由だが、問題は経費(とくに軽油)節約の内容。運送会社故にどうしてもトラックに係る経費に異常なまでの節約意識を持つ。先ず(トラックを)走らせない。正確には荷物が一杯になるまでトラックで走らせる事を禁じている。それが「お客さんが急いでる」荷物であろうが、運転をさせてくれない。お客様よりも節約内容が大事というポリシーを後輩に押し付けてくる。そして荷物が遅くなって謝りに出向くのは決まって後輩社員で、当の本人は全く知らん顔。
※ケース④
・「あいつを無視しろ」と部下に命令を出す係長。
ある企業のある部署に勤務する係長である輩は、陰険な性格で通っている。そして気に入らない従業員(社員やパート、アルバイト関係無く)には容赦なく「あいつと口を利くな」と(強制的に)無視するように指示を出す。また部下が対象人物と口を利いていないか子飼いの部下に調査させる。指示を破った部下には当然「試練」が待ち受けている。
上記に挙げたのは全て実例です。パワハラには多種多様な入り方が特徴で、女性や妊婦という明確な対象があるわけではありません。つまり曖昧な指示が「虐め」になるか?という部分があるのです。またパワハラには告発した後に「報復を受けるかも知れない」という恐怖心も存在します。しかし、理不尽な仕打ちに耐え続ける必要はありません。決して「これくらいなら」と自分で設定を決めないで断固とした行動を取る事が何よりも大切なのです。
決して泣き寝入りしないで
☆弁護士保険「弁護士法人Mikata(ミカタ)」
現実問題として(働く人の)「60人に1人」の割合で何らかの労働トラブルに巻き込まれています。これは決して少ない数字とは言えないですよね。
上記に挙げたのは、あくまでも一例に過ぎません。会社側から少しぐらい注意されたところで虐める側の態度も改善される事はないのです。寧ろ逆恨みに(パワハラの強度を)上げてくる事も考えられるでしょう。
会社側がキッチリと対応してくれるなら別ですが、弁護士に相談するのが解決策として最も確実なのです。しかし、そこまでに辿り着く事なく断念するケースが大半で司法サービスを受ける方は全体の2割に過ぎません。
どうして弁護士に相談しないの?
※弁護士に相談しない理由。
①費用が高くつきそう。
②訴訟や示談の仕組みが分からない。
③相手側の報復が怖い。
④近所の目があるから波風を立てたくない。
上記に挙げた理由の中でも費用面で二の足を踏むケースが多いと思われます。
そこで「弁護士保険」です。
月々の料金は2,980円。1日約98円の料金で弁護士に相談する事が出来るのです。
さらに弁護士費用の補償だけではなく、未然にトラブルを防ぐ抑止効果もあります。加入すれば発行される保険証をいざという時に提示すれば「いつでも裁判を起こせますよ」という意思表示に繋がるので、相手側も迂闊な態度をとる事が出来ません。
パワハラだけではなく色んなトラブルメーカーを遠ざける効果があるので余分なエネルギーを費やす事も無くなりますし、何と言っても(日常生活における)ストレスが大幅に減少します。
もちろん、訴訟を起こす際の費用面で悩むこともありません。
これからは「自分の事は自分で守る」時代です。決して泣き寝入りする必要はないのです。
欧米に比べて訴訟が少ないのが現状ですが、弁護士保険という存在が変えていくと思います。理不尽な事で耐え忍ぶ時代は一日も早く終焉を迎えさせるべきですし、安心した社会生活を営む為に心強い存在と言えます。自分は関係ないと思ってる方も「いつ巻き込まれるかも知れない」という事を念頭に置いておいて、是非とも加入を検討してみては如何でしょうか。
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