
身になる本とならない本
熱く「点滴異物混入事件」から「ブラックリスト」の病院について書きましたが、自分の身体は自分で守らないといけないし、高齢者の方には親身にサポートしないと罠はいろんな場所に落ちていますよね。大切なのは「情報収集」だと思います。私も「ブログ上」でいろいろ気付いた事などは、随時発信していくつもりです。
さて「コンビニ」を利用する機会は多いですよね。先日も「コンビニ弁当」について触れましたし、本当に便利の良い「ツール」だと思います。私も何だかんだ言いつつも「コンビニの無い」生活は在り得ないと思いますから。また高齢者の方の利用も見受けられます。
コンビニの利点は「便利性」に尽きます。食料品だけでなく、雑貨類や文具関係の品物も揃ってますし、公共料金の支払いや金融関係の事まで賄ってくれますからね。そして基本的に「24時間営業」ですから、いつでも利用出来る等です。あくまで「便利優先」で「スーパー」や「ディスカウントストア」に比べると(商品が)定価に近いですけどね。
定価に近いのは「欠点」とは思わないんですよ。しかし意外なところで首をかしげたくなる物が(店に)並んでいるんです。
それは「本」です。
新聞や雑誌関係、文庫本等の本が並んでますよね。私も本好きですので、コンビニに入ったらまず「本棚」の方に向かうんです。そして、何か興味のある本がないかパラパラと頁を捲るのが好きなんですよ。ただし前から思ってた事がありました。
表紙のタイトルだけが派手な「内容の浅い本」が多い事です。とくに「1コイン(500円)程度」の本はジャンルに関係なく読んでも「?」となりますね。
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「コンビニ限定本」は参考程度にすべし
私は「本」を買う以上、内容を重視します。当たり前の事ですが、ネット等で検索して分かるような「内容」なら(そんな本は)買う必要がないですからね。情報にしろ趣味にしろ、お金を払うなら「ディープな内容」を望みますよ。しかし「1コインで販売してるのだから、そこまで専門的な事は書く必要がない」という反論もあるとは思います。
しかし、本は「安かろう悪かろう」でいいとは思わないんですよ。私は「食」をテーマに書いてますので、コンビニでもそういう関係の本があるとつい手にして目を通します。一応「肩書きの立派な先生」が監修されてるのですが、稚拙な内容が多いですよね。内容も「何故そうなのか?」という詳しい説明も少ないんですよ。また写真やイラストで誤魔化してるのが多く見受けられます。
あくまでも「軽く概要だけ知って下さい」という内容に終始していますね。
もちろん「買う、買わない」は個人の自由ですけど表紙に「インパクトのある情報」だけを喧伝されたら、それだけで「本質を理解しない」まま(情報)を信用するんですよ。そういう「刷り込み」は正直止めて欲しいわけです。
決して「コンビニ限定1コイン本」を全否定しません。あくまでザクッと「参考程度」に利用するのがベターだと思います。
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リピート出来る本こそ利用価値あり
「立ち読み防止」の為の紐が括り付けて、読めない状態にしてある「コンビニ」もあります。私は基本的にそういう「コンビニ」には行きません。もちろん「長時間」立ち読みで粘られるのが店にとって迷惑なのも承知してます。しかし、パラパラと吟味しないと(本の)価値も魅力も分かりませんからね。
「試着せずに服を買う」ようなものじゃないですか?
まず何よりも「内容の濃い本」なら「立ち読み」程度で(中身を)理解する事なんて出来ません。漫画ならともかく、全ての本に紐というのは逆に言えば「内容に自信が無いのか?」と疑ってしまいますよ。
どうせ売るなら「立ち読み程度で内容は理解出来ないよ」という姿勢を出してる本にして欲しいですね。私も「食」について書いてる手前、何か参考になる本はないかと見てるわけです。正直コンビニでテーマに沿った本を買った事がありますが、さほど新鮮な内容は書いて無く(買った事を)後悔しました。
ネット全盛の時代ですが、本という「活字」は非常に大切だと思います。やはり今後においても残していかなければならないものですし、ネットとも「共存」という立場を崩して欲しくないんですよね。
その為にも「読者を舐めてる」ような本は排除して、しっかりとした内容を誇る(本を)置いてもらいたいと願うのです。
とくに情報や知識を得る為の本はジャンルに関係なく、こちらが内容の「リピーター」になってこそ「本物」だと言えるんですよ。たとえ「1コイン」でも、作れると思いますよ。
あとは作り手の「プライド」じゃないですかね。
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