戦力外は野球だけを意味しない。その危機に対処する法則は?

明日から仕事が無くなる恐怖

毎年、年末になるとプロ野球の「戦力外通告」を受けた「元選手」のドキュメントを放送しています。私も観てますが、正直痛々しい気分になりますよね。

 

「夢の世界」の裏側は残酷な競争社会です。

 

いくら、そこそこ稼いでリッチな生活を送っていても来年から「職無し無収入」になるわけですよ。年収で1000万円あった生活が0になり、仮に職を見つけても元の収入は望むべくも無いのが現状と言えますよね。

 

これは、あくまで「野球エリート」の中での話ですが…

 

現実に私達の社会にも「戦力外」があります。

 

いわゆる「リストラ」です。

 

勤め先の倒産というケースもありますが、いずれにせよ「収入が途絶える」わけです。

とくに「再就職困難な年齢」で、この事態に直面すれば辛いですよ。家族に家のローン、その他色々背負っている方にとっては「辛い」で済まない問題ですからね。

それでも、現実に苦しんでいる人はいるのです。

 

一人公園のブランコを漕いで…

 

「明日からどうしよう?」と路頭に迷う事の無いように、今のうちから対策を立てていきませんか?

 

嘆いたところで、誰も助けてくれません。

 

自分で「出口」を見つけるしかないのです。
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とりあえず冷静に対処を

①失業保険手続きを速やかにしましょう。

自主退職で無い「解雇扱い」なら失業保険が直ぐに降りますので「ハローワーク」にて所定の手続きを敏速に済ませて下さい。とりあえず最低限の補償は確保しましょう。

②生活の重しになる要素は切っておく。

在職中でも「会社の内部事情」はそれとなく伝わってくるものです。基本給が下がったり、賞与のカット等はダイレクトに伝わりますが、売り上げや利益の悪化も管理職の口からポツポツと出ると思います。

嫌でも「会社の旗色の悪さ」を感じた場合は、速やかに「生活の重しになる物」を手放す様に努めて下さい。車やその他贅沢品ですね。ローンを組んでるいるのなら、早めに精算する事をお勧めします。十分な蓄えがあれば別ですが、月々の支払いは最小限にしたいものです。

③年齢で諦めず求職活動を。

若い世代なら別ですが、40代~50代となれば「再就職は難しい」と諦めがちになります。

確かに簡単ではありませんが、決して諦めずに探す事ですよ。ハローワーク側も出来るなら早く再雇用してもらい「失業保険給付」を止めたいのです。

従って、マメにハローワークへ出向き求人を見に行く様にして下さい。前述の通りハローワーク側も「失業保険給付」を止めたいわけですから、親身になって相談に応じてくれるはずです。

確かに以前の職場程の給与は見込めないと思いますが、無収入の事を考えれば生活を凌げますからね。
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「苦境の時」は開き直りましょ。

 

まず、何よりも避けたいのは「自分で精神的に追い詰める」事です。

 

「何でこんな会社に就職したのか?」

 

「家族はどうなる?」

 

その他色々な心の苦しみが襲ってくると思います。

 

 

しかし、絶対に「自分を責めない」で下さい。

 

 

確かに辛い状況には代わりありませんが、ネガティヴになればなる程益々苦しさは増大します。

 

また何よりも、これは「あなたの責任」ではないのです。

 

まず心を落ち着かせ、冷静になり「これから」を考えていきましょう。そして、計画を立て(それに沿った)行動を起こして下さい。また相談出来る機関、及び知人等には率先して話を聞いてもらいましょう。

リストラではありませんが、以前私の職場を辞めた元社員は「日雇い運転手」の仕事を2件掛け持ちしながら尚且つ「失業保険」を貰って生活してると聞きました。

収入だけで50万円近くなり、忙しくて使うヒマもなくて「逆にお金が貯まった」と…

決して褒められた話ではありませんが、逆境になると何らかの手立てがある事だけは間違いありません。

「戦力外」は(通告を)受けた者にしか分からない辛さですが、決して悲観せず冷静に対処していけば道は開けて来ると思います。

 

負けずに苦境は乗り切っていきましょう。
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