
個性を埋めてませんか?
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発達障害者が、上手く社会に適応する為に周囲の理解は欠かせません。
現在は「障害者雇用」で職場に勤めている方も多く見受けられます。決して(障害者枠だからと)簡単な作業ばかりを与えられている事も無く、会社に貢献しています。
つまり、適材適所で能力を発揮しているのです。
しかし、あくまで「障害者雇用」という理解がある予め「理解を得ている」ケースという前置きが付いての事なんです。
これを「一般と同じ形」の従業員なら、評価はどうなるでしょうか?
間違いなく周囲からは「冷たい視線」を浴びせられ、酷い時には罵声を浴びる事もあると思います。
特に「発達障害者」の多くはコミュニケーション面での問題や、言われた事を直ぐに忘れてしまう等の「ケアレスミス」が多いので、目を付けられやすいのです。
結果「ネガティブな面」ばかりを指摘され、仕事面での功績も蔑ろにされて職場を追われるケースが後を絶たないわけなんです。
これでは折角の才能を摘み取られるばかりでなく、本人はおろか職場までも「損失を被る」事に気付かないといけません。
偏見の視線を向けて「彼等」を職場か追いやられる事は、社会においても不幸であると私達も自覚する必要があるのです。
「1+1≦2」に出来るのです
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「大人の発達障害」と気付かない(若しくは気付かれない)ままに、職場での悩みを抱えている人は少なくありません。自分で「どうする事も出来ない」ジレンマと格闘する毎日…
やはり「周囲から」理解してあげましょう。
「発達障害かな?」と感じる人が「障害者雇用」に関係なく職場に在籍している場合。
①本人の適正を見て、直ぐに上司に相談しましょう。
②発達障害という「レッテル貼り」をするのでは無く、適性を見分けて部署変えを進言して下さい。
③本人を交えて面談し、改めて悩みを聞いてあげて「やりたい業務」を確認してみましょう。
④本人が「○○をやりたい」と希望を持っているなら、その部署の担当者に意見を聞いた上で「異動」する様に配慮してあげて下さい。
現在の業務で苦しんでいるのなら、敏速に「特性を活かせる」部署に移す事が「本人を救う道」に繋がると思います。
例えば、営業や販売で「トラブル」を起こしているのなら「コミュニケーション」での問題ですから「研究開発部門」に異動してもらうのはどうでしょう?
本人の希望を伺った上ですが、得意先や顧客と接する機会が少ない部署で黙々と仕事に取り組めるなら、周囲が驚く程の才能を発揮する場合があるのです。
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他にも「PCを使っての表計算」や「データ入力」「資料作成」等には優れてます。また「デザイン」を考えたり、描く事にも向いてる場合が多いのです。
細かい作業にも精通してる場合が多く、一般的に苦になる仕事を軽々と片付けられる特徴も見られます。
これらは決して「仮定」ではなく、発達障害におけるポジティブな実例から挙げられたものなんです。
周囲が理解する事で、才能を発揮する職場は提供出来るのです。ネガティブな面だけを取り上げずに、彼等を「活かす場所を」を考えていきましょう。
職場での啓発活動を
最近になって、ようやく「発達障害」は認知されてきました。
それでも「サヴァン症候群」の様な突拍子も無い「能力」に好奇の目を向ける程度の方も少なくありません。
学校においても「理解しようとしない」教師が、現実に存在するのです。まだまだ「スタート地点」に立った段階なんですよ。
これらは、もっと「発達障害」の知識が幅広く知ってもらう必要がありますし、社会において偏見を持たれない様に努めていく事が求められます。
その為に「学校や職場」においての「啓発活動」を(率先して)行ってもらえる様、提案します。
「15人に1人」と言われる中で、さらに増加していく可能性もあるわけです。それを偏見を持って「隅に追いやる」行為が正しいと言えますか?
才能だけを見るわけではありませんが、安心して働ける社会の構築も「私達の責任」だと思います。
そして一人一人の(意識の)変化が「発達障害で苦しむ」彼等を助け、社会貢献を目指してこそ「未来」が見えてくるのです。
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