金儲け話に要注意!甘い誘いの裏に潜む「マルチ商法」の罠

「とってもいい話」て何?

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消費税が(2019年)10%に上がる予定ですし、一方で働けど働けど「給料」は上がらず「賞与」は支給されるだけマシ。

 

 

 

 

 

 

 

 

家、車のローンを抱える上に子供の学費等々と家計は常に逼迫状態。

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな方、多く無いですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

決して少なく無いと思われます。それだけ、切り詰めて毎日を過ごしているわけですからね。

 

 

 

 

 

 

 

 

奥さんのパート収入で、辛うじてトントンぐらいでしょうか?いずれにしろ、楽な状態では無いのが実情です。

 

 

 

 

 

 

 

 

「今の給料にあと5万上積みあれば」

 

 

 

 

 

 

 

 

誰でも考えるところです。その5万円が、なかなか上積み出来ないわけですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな折(高校若しくは大学)卒業以来、全く会ってなかった同級生から連絡が?

 

 

 

 

 

 

 

 

「久し振り!卒業以来だけど、元気にしてる?」

 

 

 

 

 

 

 

何十年振りに同級生からの電話があれば、普通驚きますよね。連絡先は同じ同級生で今も親交がある連中に聞けば直ぐ分かりますし…

 

 

 

 

 

 

 

最初は怪訝に感じても「昔話に花が咲く」と空気も和み、盛り上がって来ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな瞬間を待っていたかの様に…

 

 

 

 

 

 

 

「今度会って、話の続きをしようぜ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらも、盛り上がった流れで二つ返事で応えると…

 

 

 

 

 

 

 

 

「いい話があるんで、一度会って欲しい人がいるんだ。結構面白くて気さくな人だけど、どうかな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

普通なら、ちょっと引っ掛かるものの「ま、いいか?」てなりますよね。久し振りに会って、ワ~ッと盛り上がったらストレス発散にもなるし…

 

 

 

 

 

 

 

しかし、これが「マルチ商法勧誘」の第一歩なんですよ。

 

 

 

 

 

 

 

「いい話」は、この時点で強調してきません。まずは「アポを取る」事が向こうのミッションと言えます。

いわゆる「マルチ」なんです

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久し振りに会う同級生と「生中でも飲みながら」って、普通考えますよね。どこの居酒屋に行こうかと、考えてたらアポ取った前日に指定してきたのが…

 

 

 

 

 

 

 

「カフェ」です。

 

 

 

 

 

 

 

ビールでも焼き鳥でもありません。

 

 

 

 

 

 

 

「お茶のみ」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここで、勘のいい方なら「怪しい」と感じるものですが、如何せん約束してますからね。とりあえず場所へ出向くと、昔の面影を残す同級生が「胡散臭い男」と待っているわけですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして「カフェ」に入ったら「胡散臭い男」による「儲け話」が延々と繰り出される事になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

隣に座ってる同級生は、まるで漫才の突っ込みの如く…

 

 

 

 

 

 

 

「凄い話だろ!」と、同意を求めて来るのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

この「胡散臭い男」による凄い話こそ「マルチ商法」そのもなんですよ。

マルチ商法って?

 

・基本的にネズミ講と仕組みは同じです。

 

つまり、AがB~Fの5人にそれぞれ「何十万円(金額は様々)の商品を買ってもらうのです。出資金みたいなものですね。そしてAを親とするB~Fの5人は子にあたる「家族(グループ)」と思って下さい。

 

するとAは5人の買った売上額の何%(儲けに対する利益で設定は様々)が収入として入ります。

 

B~Fも、それぞれ5人の「子」を作り、同じ様に商品を買ってもらうと①同様に収入が入ります。

 

A傘下のB~Fが「家族(グループ)」を形成し、それぞれの「子」の利益はAにも入ってくる仕組みになっています。つまりAは「孫」の売り上げた利益も収入として入ってきます

 

最初にAは「5人の子供」を作って商品を買わすだけで「孫や曾孫」から裾野を広げ、自然と「収入が入る」システムなんです。

 

自分の下に裾野が広がれば広がる程、末端からの収入(利益)を汲み上げる事が出来る仕組みになっています。従って早く親になればなるほど儲け額は多くなるのです。

 

この①~⑥言葉巧みに説明して、こちらが返答に窮してると「殺し文句」で落としてくるわけです。

 

 

 

「このビジネスは、まだ始まって間がないから知らない人が多い。だから始めるなら今がチャンス」

 

 

 

「みんなが知ってしまうと、裾野の下の方になり儲からなくなる」

 

 

 

「今なら、トップより少し下ぐらいの位置だから幾らでも裾野を広げる事が出来る」

 

 

 

「何もしなくても月に100万円は収入が入ってくる」

 

 

 

 

 

 

どうですか?

 

 

 

 

 

 

 

ここまで言葉巧みに口説かれて、断る自信がありますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

それとも「いい話」と信じますか?

 

 

 

 

 

 

 

すっかり「焼き鳥に生中飲みながら、同級生との昔話に花を咲かせる」事など、ぶっ飛んでいるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、断言します。

 

 

 

 

 

 

 

 

話が来た時点で「あなた」は…

 

 

 

 

 

 

 

 

「裾野の下」の末端に過ぎないんですよ。

君子危うきに近寄らず

マルチ商法の誘いが来たら?

 

・理屈抜きに断って下さい。

 

「ネズミ講は違法だけど、これ(マルチ商法)は列記としたビジネス」と、相手は言ってくると思います。確かに「レッドゾーン(違法)」ではないかも知れません。

 

 

 

 

 

 

しかし、殆ど同じですし「末端の会員」になったところで儲かるわけがないのです。

 

 

 

 

 

 

最初に何十万円の高額商品を買わされ、さらに5人の知人友人に話を持ち掛ける。胡散臭い男を引き連れて

 

 

 

 

 

 

 

買ってくれると思いますか?

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「あなたの信用問題」に関わってきますし、最悪な場合「絶縁」になるでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

「友と信用」を失うわけです。休みたくても「親会員」叱咤されて休む暇もありませんよ。

 

 

 

 

 

 

 

儲かるどころか、人生を狂わされるだけなのです。

 

 

 

 

マルチ商法の誘いは、こうして遮断

 

音沙汰の無い同級生からの連絡は疑う事。

 

会話で盛り上がっても、決してアポは取らない

 

友人知人から「いい話」と切り出してこられても断って、決して興味は示さない。

 

万が一「アポ」を取って話を持ち掛けられても「家族の同意がないと無理」と即答しない

 

こちらから「話」の質問はしない。逆に興味があると思われる。

 

もし、断り切れず加入した場合は直ぐに「国民生活センター」の「消費者ホットライン」に連絡を。

 

国民生活センター・消費者ホットラインHP

 

 

断るか門前払いがベストですが、気の弱い方等は、ついつい会って話を聞いてしまいがちですよね。

 

 

 

 

 

 

向こうも「気の弱そうな」人間を狙っているのです。

 

 

 

 

 

 

まず「会わない」事がベストです。

 

 

 

 

 

 

もし「アポ」を断り切れなかった場合は「ドタキャン」して下さい。こちらを「ターゲット」にしてる連中に気を遣う必要等ありません。

 

 

 

 

 

 

 

不況の折、こんな「胡散臭い儲け話」はゴロゴロしてますし、ターゲットを狙っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に…あまりにもしつこく勧誘してくるなら、こう啖呵を切って下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

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