
一日の稼ぎを水泡に変える魔力
相変わらず「パチンコ店」は盛況ですね。大阪では「フェスティバルゲート」という巨額な赤字で潰れた娯楽施設の跡地に「パチンコ店」が出来た途端「大賑わい」ですよ。
大阪市が莫大な資金を投じて建設したという事で、随分社会問題となりました。確かに税金を投入してたわけですからね。
「場所が悪いから集客が伸びず、結果赤字を生み出した」
そう分析する声が多かったのです。
しかし「パチンコ店」に変わった途端に「人は来るわ来るわ」という状況に激変しましから…
「場所は関係無かった」という事ですよ。
逆に言えば、それだけ人を寄せ付ける魅力が「パチンコ」にはあるのです。
私はしませんけどね。
職場でも、派遣労働者がその日稼いだ「日当」をパチンコにつぎ込んでる話を耳にします。
儲かればいいですが、せっかく稼いだ日当を僅か数分間で水泡と化してるケースもあると聞きました。
一日の働きも、それでパーになるんですよ。
しかし、止められないんです。儲かれば翌日の(パチンコ資金)につぎ込み、負ければ借金の繰り返し。
趣味の範囲内で楽しむなら、何の問題もありません。
それでも「依存症」という深みにはまり、抜け出したい人もいるでしょう。
そんな方の為に、色々対策を考えていきたいと思います。
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「依存症」から脱出したい方へ
①違う「快感」を見つける。
パチンコを止められない人の理由は分かります。
一度でも勝った(儲かった)経験がある人です。
つまり「777」と並び、ジャカジャカと銀玉が溢れて「儲かった」快感を脳が覚えてしまってるのです。その後、何万円と負けても「勝った快感」が(脳に)刷り込まれてるわけですから(パチンコ店に)通い続けます。
パチンコに限らず、人間は「快感」を得ると、また味わいたくなります。食事して「美味しい」と感じるのも「快感」ですからね。
「快感」を求める事は決して異常ではありません。しかし、追い求めて「マイナス」になるのなら「ストップ」をかけないといけないんです。
「マイナスになる快感」から逃れる為には、まず「違う快感」を見つけて下さい。
パチンコを忘れさせてくれる「快感」をまず見つけましょう。出来れば幅広く趣味を見つける努力を続ける事が大切です。
②パチンコをする時間を作らない。
何かに追われて多忙な時は、好きな事も出来なくなります。極論ですが、食事すら忘れるくらいですからね。
「パチンコへ行く」という事は、逆に言えば「パチンコ店へ行く時間」があるわけです。
従って、この「時間」を別な事に使うんです。具体的には「パチンコを出来ない状況に敢えて置く」ぐらいの覚悟を持って下さい。
つまり「タイムマネジメント」ですよ。
物理的な行為に制限をかける事が出来るのは「時間」しかありません。
時間縛りをする事で、無駄な浪費を軽減出来ると思います。同時にパチンコ店から距離を置く事になりますから「快感」の記憶も薄らいできますからね。
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「依存症」は悪くない?
③ポジティヴな依存症を見つける。
「依存症」と付けば「ネガティヴな印象」ですが、確かに健康を害する「薬、煙草、アルコール等」は断つ治療が必要です。
確かに「ギャンブル(パチンコ)」も趣味の域を超えると生活が破壊する恐れはあります。それから考察すると「依存症」になるのですが、あくまで「ギャンブルは遊び」と言えなくもありません。
もっとシンプルに表現すれば「趣味」に属します。
それなら「違う遊び」を見つけて「趣味」にすればいいのです。
「趣味」の数は無数にありますよ。全く見つからない事はありません。
そして見つかれば、パチンコを忘れるくらいに熱中して下さい。例えば「ビリヤード」にハマるとか?
それで毎日「プールバー」に通っても社会問題にはならないでしょう?
これが「ポジティヴな依存症」なんです。
もし「パチンコ依存症」で真剣に悩んでる方がいるのなら、一度参考にチャレンジされてはどうでしょうか?
発想を少し変えるだけで、抜け出す事は可能と言えるのです。
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