
厄介な連中は後を絶ちません
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先日「某運送会社」に勤める50代の社員が「自殺した」というニュースを目にしました。
原因は、勤務する(配達センター)のセンター長による「パワハラ」だったそうです。
遺族が会社側とセンター長相手に訴訟を起こし、賠償が認められたとの事ですが「亡くなった方」は帰って来ません。余りにも「遣り切れない虚しさ」だけが残りました。
しかし…
パワハラは「他山の石」と言えるでしょうか?
これは「どこの職場」にも起こり得る事であり、決して珍しい「レアケース」では無いのです。
職場で「権力」を手にした者が、その「部下の仕事ぶり」にストレスを抱える。
有能な部下なら「頼りに出来る」ので問題はありませんが、要領の悪い部下なら注意や叱責をしますよね。
「以後ミスを繰り返さない様に」と最後に付け加えて…
この一連の流れも何度か続き、自身も上から厳しく追及されます。結果「ストレス」が日に日に募ってくるわけです。
そして、積もり積もった「ストレス」がある日「ダムが決壊」する様に瓦解を起こす。
この瞬間から「パワハラ」の牙が剥くのです。
やがて「要領の悪い部下」が標的にされてしまいます。
一度「ロックオン」されたら最後。
もう標的から逃れる事は不可能なんですよ。出社して顔を合わせただけで「罵声を」浴びせますし、また部下も上司に怯えてミスを繰り返すわけです。
やがて「暴力」まで振るう様になります。
その結果、耐え続けるか?勤め先を(逃げる様に)辞めるか?
最悪の場合、自ら生命を絶ってしまいます。
「パワハラ」の加害者である人物も、当初は「自分がそんな暴力的になる」と思ってなかったはずなんです。
それでも「権力」を手に入れた瞬間から「モンスター」へと変貌するところに「パワハラの怖さ」があるのです。
モンスター上司と対峙する
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毎日毎日(職場で)辛い思いで過ごす方は少なくありませんよね。
しかし、今のままでは「モンスター」の思う壺ですし「ネガティブ思考」から脱却しませんか?
いくら上司が「権力を旗印」に暴力的な言動(若しくは暴力)を繰り返そうとも、怯まずに対峙していきましょう。逃げ腰のビクビクした態度を続けても、一層「畳み掛ける様に」エスカレートするだけです。
ここは逃げずに闘いましょう。
「パワーにはパワー」で?
確かにそれも「アリ」ですが…
まずは「対策を練って」いきましょう。そして「パワハラ」で職場を去る事の無い様に最善を尽くしていきませんか?
・パワハラ対抗策
①ボイスレコーダーを携帯しておきましょう。
②問題人物と接する時は、相手の「暴言」を拾い集める様に準備して下さい。
③職場に「コンプライアンス」を取り仕切る部門が存在するならば「証拠提出」して下さい。
④③で職場にその様な部門が無い、若しくは存在しても信頼出来ない場合があります。その際は「労働基準監督署」に相談の上「証拠提出」をして下さい。
⑤必ず「証拠」は複数所持しましょう。
上記手順で「パワハラ認定」を取り付けて下さい。その事実を認めさせる事が大切ですので、まずは「相手の尻尾」を捕まえましょう。
「証拠」さえ上がれば、相手も言い訳できませんからね。こちらが「泣き寝入り」する必要も全く無いのです。
「パワーにはパワー」も決して不可能ではありませんよ。
何故なら「パワハラ」をする様な人物は、基本的に「臆病な小心者」が多いんです。
単刀直入に言って「弱虫」なので、強さを歪んだ形で誇示してるだけですよ。従って、ガツンと言い返すと「怯み」ますね。
もちろん、上記①~⑤が最も確実ですが。
それも不可能なら、まずは相談して下さい。
繰り返しますが「泣き寝入り」だけはしないで下さいね。
「倍返し」しましょう
「パワハラ」を振りかざす人物が経営者なら、これは「職場を辞める」しかないですよね。
しかし「リベンジ」はすべきです。
相手の「パワハラ」は「あなただけ」でストップしているとは限りません。こういう人物は、また同じ様に「ターゲット」を見つけ次第、暴言や暴力を繰り返すのです。
従って、もし「あなたが職場を去る」事になっても「パワハラ」だけは「引き継がせない」様に持っていきましょう。
「諸悪の根源」を根こそぎ無くす覚悟で望んで欲しいんです。
その為にも「証拠提出」は必須条件ですし、法的に訴訟を起こす場合も有利になります。
詳しい事は、「労働基準監督署」や「弁護士事務所」で相談を受けて、洗いざらい「実態」を伝えて下さい。あなた以外の苦しんでいる方も助けられるかも知れません。
ここは全身の「正義感」をフル回転させましょう。
決して怯まず「倍返し」するんです。
向こうは「仕返ししてこない」と高を括ってますからね。相手を見て「パワハラ」を行ってる卑怯な連中なんです。
もし「暴力」を受けたなら、直ぐに病院へ行き(医師に)経過説明をした上で「診断書」を書いて貰って下さい。
場合によっては、警察で「被害届」も出された方がいいと思います。
他に「スマホ」という便利ツールがありますから「証拠となる写真」も撮影して残しておきましょう。
外濠は、完璧に埋めて下さい。
「ハラスメント(イジメ)」は抵抗しない人間を狙って行われる卑怯な行為であり、絶対に許される事ではありません。
負けないで、そして泣かないで…
闘いましょう。
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